テーマ:あいらぶ鎌倉。(1)
カテゴリ:ヒトコトモノ
お盆休みの最終日だった昨日。駅前で用を済ませ、さてこれからどうしよう…ってまた相談。お盆らしく?日本の夏を求め、北鎌倉の円覚寺に行ってみる。夏休みの観光シーズンも過ぎたと思ったけど、結構来てます、海外からも国内からも。 このお寺はJR北鎌倉駅のまん前にあるんだけど、電車の音など忘れてしまうようなスケールのデカさと言うか、圧倒的な優雅さを醸し出してます。一歩中へ入れば、周りの喧騒を全部吸い取ってしまうよなそんな厳かな雰囲気。私達が前に来たのは、まだ結婚する前で、春に一泊旅行で来た時だった。あの頃は少ない時間の中で駆け足で回ったので、そんなにゆっくりできなかったんだった。 昨日は緑と風と蝉の鳴き声を感じながら、ゆらりゆらりと歩いては止まり。 舎利殿に近づくと、中から立派なお経が聞こえてきた。入口に立ち止まり少しの間、目を閉じて耳をすませる。なんだかとっても清められた感じ。 黄梅院まで辿り着いたので、今来た道をUターン。途中から左に向きを替え、洪鐘のある丘へと向かう。最近運動していない私には、かなりキツメの急な山道を登ると、目の前に弁天堂が。その脇に「福ところてん」というところてんを食べれる甘味処「見晴らし茶屋」発見♪ スッキリ晴れれば遠く富士山まで見えるという見晴らし台に、いくつもの長椅子が赤い布をかけて並んでる。それぞれの席には、竹で編んだ座布団と味わいのある円覚寺らしい団扇が2つ。頭上には赤い傘。周囲は竹や沢山の緑と花で囲まれている。ヒグラシの声に混ざり時々店(古民家)の奥からレトロな黒電話のベルが鳴っている。 時の流れが止まると言うより、昭和にタイムスリップしたような。は~。出てきた福ところてんは、ちゃんと木の箱からにゅるっと出した形が残ってた。お酢は強めで、暑さに疲れた身体に丁度いい。ひんやりちゅるちゅる、 こんなに美味しいところてんを食べたのは、初めてかもしれない。きっと家で同じモノ食べても、そんなに感じないんだろうけど、あの雰囲気がそういう気にさせたんだろう。とにかく美味だった。一緒に出てきた緑茶も、濃い目で熱くて旨かった! いつかここの座禅の会に参加したい、と思ってる。土曜日曜にあるらしい。 また私のことだから、ぷらっとその日に、思いつくんだろうけど。ぷらっと行ける距離なので、いつかホントに叶えたい。 ★ ★ ★ ★ ★ 今日のふたことめ。「最近になって蚊に刺されまくりだー(泣)。」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.08.19 22:27:20
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