カテゴリ:ヒトコトモノ
新年も明けて1週間以上が経ち、早くも鏡開き。今週いっぱいあれこれと毎日予定が入ってて、私の正月はまだ終われてないような気がする。昨日になり年賀状の一部がまとめて届くし。年賀ハガキで返事書いちゃったし。
でもひとつ、私にとっての大きなイベントが済んだ。今回も前年に続き、雪国への里帰りは取り止めたので、先日の三連休にあの豪雪の中、義母がこっちに一泊しに来た。義父とご先祖様の眠るお寺に、家族揃って御参りに行くのが目的だったのだが。たった一泊とは言え、今回は何だか色んな意味で重かった。 お義母さんはとても心の優しい人で、私のことも実の娘のように可愛がってくれるので、嫁姑の中は非常に良い。でも、私以上に彼女は気を遣う人なので、それが時々重くて、スマナイ気持ちでいっぱいになるのだ。結婚した頃からそんな感じだったけど、歳を重ねる度に、それがどんどん強まってる気がする。小柄ながら気丈な人で定年まで勤め上げたキャリアウーマン?だから、見た目は明るく元気そうだが、やはり会う度に老いて弱っているのは否めない。 それなのに相変わらず頑固頑固で、「私は大丈夫!」と意地を張る。大丈夫じゃないからダンナも私も義弟達もこんなに心配してるのに、ちっとも話を聞こうとしない。私達に迷惑をかけないように気をきかせてるつもりなんだろうが、その気遣いがかえって私達を困らせる。 まー私も実家に電話すると、実父や実母が言う事を聞いてくれなくて、最近は娘の私が親に説教する回数が増えてきたが…人間老いると、こんなにも人の話を聞かなくなってワガママになるのかな。老人はだんだん子供に戻ってく、と昔何かで聞いたことがあるが、最近の我が親達を見ると、全くそのとーりで複雑な気持ちになる。 お墓参りの後、いつもの見晴らしのいいイタリアンレストランで皆で食事した。外は雲ひとつない空でキレイに晴れ渡り清々しい景色が広がっていた。 でも私の心はいまひとつ、晴れなかった。 おかあさん、そんなに1人で頑張らないで。いつでもうちに頼っていいんだよ。その願いを素直に聞き入れてくれるのを、私達はあと何年待てばいいんだろう。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ★ ★ ★ ★ ★ 今日のひとこと。「女性専用車両に初めて乗った!」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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