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カテゴリ:水質の汚濁
16年の日本周辺海域の海洋汚染 発生確認件数425件に
命の根源である私達の母なる海の汚染は益々拡大し汚染の地域も国境がなくなりつつあります。海洋のの不法投棄は汚染物質がそのまま残留して、誰が不法投棄したか特定できない、硫酸ピッチ、証拠の残らない事案は始末が悪い、最終的には税金で処理されることになり、納税者はたまったものではない、不法投棄のやり得をなくすることが、いま求められています。油による汚染では船舶からの排出によるものが177件(約66%),油の汚染は湾岸戦争,で油の流失で海洋汚染は記憶に新し物です、ロシアのタンカー,ナホトカ号、日本海での事故は日本の多くの市民のボランテアの人たちが手作業で寒い海で油の回収作業をされていたこと、忘れ得ぬ記憶として今も鮮明に残っています。 特に気になるのが、廃船不法投棄の102件ですが、船籍が判明すれば、問題の解決の糸口は出てくると思います。1989年3月にエクソン社のタンカー「バルディーズ号」がアラスカ沖で座礁し、大量の原油が海に流れたため、10万羽の海鳥と推定100万頭の海洋動物の命が奪われ、海洋生態系は極めて大きな影響を受けた。エクソン社は原油を除去するために1500の船を使用し、12,000人が手作業で除去作業を行った。この除去作業にかかった費用20億ドル以上をエクソン社は負担した。だが、原油流出事故によって失われた生態系の損害については、評価が困難であった。 このように油の事故は多くの費用と時間、人手がかかり、国際的にも大きな問題を抱えることになります。 海上保安庁は平成17年3月18日、16年の日本周辺海域での海洋汚染確認件数が、15年の確認件数571件よりも146件減った計425件だったと公表した。 原因別では、油による汚染が270件、廃棄物による汚染が67件、有害液体物質・工場排水など油以外による汚染が37件、赤潮による汚染が51件。赤潮による汚染が15年より8件増加し、有害液体物質、工場排水などによる汚染が15件増えた一方で、油による汚染は112件分、廃棄物による汚染も57件分、15年より減少していた。 なお油による汚染では、船舶からの排出によるものが177件(約66%)を占め、汚染原因は、取扱不注意が99件、海難43件、破損24件と偶発的な内容が多かったが、油以外による汚染では陸上からの排出のほうが69件(約70%)と多く、汚染原因は故意によるものが77件と大半(約79%)を占めていた。 一方16年に送致した海上環境法令違反件数は、15年より61件減少した454件。内訳としては海洋汚染防止法違反が288件と大半を占め、廃棄物不法投棄などの廃棄物処理法違反が89件、港則法違反が60件、水質汚濁防止法違反8件、その他が9件であった。海洋汚染防止法違反の中では船舶からの油の不法排出の119件、廃船不法投棄の102件が多かった。【海上保安庁】 記事に含まれる環境用語 海洋汚染 海洋汚染防止法 工場排水 水質汚濁防止法 赤潮 廃棄物 廃棄物処理法 不法投棄 プレスリリース ご感想をお聞かせください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年03月24日 12時50分37秒
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