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2005年09月07日
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<ヒドリガモ>干潟の海藻パクパク 大食いで環境浄化
秋になると北国から飛来するカモを思い出しますが、インフルエンザ、鳥インフルエンザの菌を運んでくるしか、あまり良い印象を持っていませんでしたが、アオサを食べるヒドリガモは、干潟の環境浄化に大きな役割を果たしている。1日の大半を陸上で過ごしており、フンは陸上植物の栄養になり環境に良い影響を与えていることが一見助教授の研究で
明らかとなりました。
毎日新聞は次のように報じています。
日本各地に飛来する渡り鳥のヒドリガモが、干潟の環境に悪影響を及ぼすとされる海藻のアオサを大量に食べることが、香川大農学部の一見和彦助教授(浅海生産環境学)の調査で分かった。1日に体重(約700グラム)の半分もの量を食べるほど好物で、ヒドリガモが干潟の環境浄化に“貢献”している。
 一見助教授によると、アオサは秋になると枯れ始め、分解過程で干潟表面の酸素を大量に消費し、泥中に住むアサリやゴカイなどの底生生物に大きなダメージを与える。春から秋にかけ干潟のリンや窒素を吸収するが、枯れるとリンや窒素が再び干潟に戻り、硫黄を含むため悪臭を放つ。
 東京湾の三番瀬干潟や博多湾の和白干潟など全国で90年ごろから大量発生しており、ボランティアが処理しているのが現状という。
 一見助教授は03年秋から05年春にかけ、高松市の新川・春日川河口干潟(約80ヘクタール)で観測。ヒドリガモ約700羽が秋から翌年春まで1シーズンで、約100トン生えていたアオサを約33トンも食べた。
 ヒドリガモはロシアや中国北部などユーラシア大陸北部に生息し、秋から翌年春にかけ日本に飛来。環境省によると、各地で約18万羽が毎年確認されている。
 一見助教授は「これほど大量にアオサを食べるヒドリガモは、干潟の環境浄化に大きな役割を果たしている。1日の大半を陸上で過ごしており、フンは陸上植物の栄養になる」と話している。【田畑知之】
 ▽研究者団体「瀬戸内海研究会議」会長の松田治・広島大名誉教授(水域物質循環論)の話 各地で問題になっているアオサについて、渡り鳥に着目した研究は例がなく、ユニークだ。
出展(毎日新聞)

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最終更新日  2005年09月07日 06時03分17秒
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