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カテゴリ:こどもとの生活
昨日のこと。
娘が幼稚園でちょっとした失敗をした。 黙って泣き出した娘に、お友達が「どうしたの?」と声をかけてくれて、「せんせいのおへや」(事務室)に連れて行ってくれたそうだ。 そして、先生も的確に対応してくださったそうだ。 帰宅して、娘の頬に涙の跡があるのに気づいて尋ねたところ、それまで淡々と園のことを話していたのに、急に泣きながらそう説明してくれた。 娘を抱きしめて、でも困った時にはお友達や先生が助けてくれることがわかったね、よかったね、と言うと、安心したようにうんうん、とうなずいていた。 自立を促す、ということは「自分でなんでもできるようになること」と思っていた。 でもそれは「自立」のうちのすべてではなく、自分に手に余る課題に直面したときに、「まわりの人に助けをもとめることができる」ことも含まれるのだなぁと気付かされた。 家族だけではない、娘を取りまく世界が、温かい優しいものであることを学ぶ機会になったと思う。 もう一点気付かされたこと。 自分の失敗に気づいたとき、泣きながら「ママたすけて」と思ったそうだ。 自分のピンチの時に、一番に思ったのが「ママ」だったということ、ああこの子にとって私の存在がどれほど大きいのか。 今さらながらに思い知らされた。 私にすがりついて泣く娘の体を抱きしめて、私も泣きそうになった。 いとしい子、大きくなって誇らしくうれしいけど、ママはやっぱりさびしいな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年04月14日 11時10分32秒
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