|
テーマ:ニュース(99797)
カテゴリ:その他日本企業
東北電力は、宮城県石巻市で出力300kWの石巻蛇田太陽光発電所の営業運転を開始するとともに、石巻蛇田太陽光発電所、系統安定化制御装置、蓄電池設備で構成される「系統安定化システム」の運用を3月7日に開始した。
石巻蛇田太陽光発電所は、多結晶シリコン太陽光パネルを設置し、年間発電電力量約31万kWhと一般家庭約90世帯の年間使用電力量に相当する太陽光発電所。股蓄電池設備は容量120kWh、出力360kW。系統安定化制御装置は、太陽光発電の出力変動を制御し、需給バランスの調整および非常時送電に備えた充電状態の制御を行うほか、夜間ピーク時に放電し、地域の最適化を図る。 「石巻スマートコミュニティ導入促進事業」は、石巻市震災復興基本計画の重点プロジェクトの一つとして、平成23年度経済産業省補助事業の採択を受け、同市のエコ・セーフティタウン構想に基づき、市内のモデル地区に「地域エネルギー管理システム(CEMS)」を導入し、再生可能エネルギーを活用した「低炭素なエコタウン」と、災害時に「灯りと情報が途切れない安全・安心なまちづくり」の実現を目指すもの。 同社は、系統安定化システムを活用し、新蛇田地区で見込まれる災害公営住宅や戸建住宅における太陽光発電の大量導入への対応として、太陽光発電の出力変動を調整し、電力系統の安定化を図るとともに、長期の停電をともなう非常時には、地区内の街路灯へ電力を供給する。また、別途導入された「需要家統合システム」と協調連携することで、地区内のエネルギー管理を図る。 その他日本企業の関連記事 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.03.07 18:30:40
コメント(0) | コメントを書く
[その他日本企業] カテゴリの最新記事
|