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カテゴリ:その他日本企業
三菱電機は、NTTファシリティーズが国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から受託した省エネ実証事業(米国テキサス大学オースチン校)向けに、太陽光発電システム・リチウムイオン電池との連系運転で省エネを実現するHVDC給電システムを納入した。
納入システムは、太陽光発電システム・リチウムイオン電池との連系運転で効率的な給電を実現したもので、太陽光発電システムの発電量に応じてDC-UPSの稼働数を最適に制御することにより、太陽光発電の電力を優先的に使用し、商用電力の使用量を削減したほか、平常時は太陽光発電電力や商用電力によりリチウムイオン電池に蓄電し、非常時にはリチウムイオン電池から電力を供給する。 また、独自の省エネ機能と直流給電でシステム変換効率97%を実現しており、直流給電方式により交流・直流変換の回数を削減してシステム変換効率を6ポイント向上、さらに負荷状況にあわせたDC-UPS稼働数の最適制御によりシステム変換効率を2ポイント向上する。 さらに、プラグイン構造の採用で電源供給を維持しながら安全に改修作業が可能となるもので、出力分岐盤の分岐ブレーカー収納ユニットにプラグイン構造を採用することで、母線が充電状態でも安全に収納ユニットの追加・撤去・交換作業が可能。 同社は、2009年8月から2013年3月までNTTファシリティーズ、国立大学長崎大学とともに、NEDOから「グリーンネットワーク・システム技術研究開発プロジェクト(グリーンITプロジェクト)/エネルギー利用最適化データセンター基盤技術の研究開発/データセンターの電源システムと最適直流化技術の開発」業務を受託した。その成果をもとにHVDCシステム「MELUPS DECO(メルアプス デコ)」を開発し、2013年8月から販売開始している。 その他日本企業の関連記事 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.09.27 18:36:57
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