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テーマ:ニュース(99626)
カテゴリ:その他日本企業
エンビプロ・ホールディングスグループで廃棄物リサイクル業のエコネコル(静岡県富士宮市)は、手解体工場の屋根へ環境負荷の少ない太陽光パネルを用いたパネル設置容量101.06kWの発電設備を設置し、再生可能エネルギー電力を自家消費できる体制を構築した。 同発電設備は、年間発電量10万9,582kWhと2018年度使用量の約16%に相当する規模で、年間CO2削減量57.37トンが見込まれている。また、地域の再生可能エネルギー普及および拡大の妨げとなっている課題への対応の仕組みを備え、かつCO2の削減に係る費用対効果の高い取り組みであることが評価され、2019年度(平成31年度)二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(再生可能エネルギー電気・熱自立的普及促進事業)の6号採択案件となった。 同発電設備は、グループのブライトイノベーション(東京都中央区)が、横浜環境デザインの施工により、エコネコルの手解体工場の屋根に設置した。ブライトイノベーションが補助金申請、設置工事費用の初期投資、発電所の維持管理を行い、エコネコルは自家消費した電気料金をブライトイノベーションに支払う仕組み。 この仕組みは第三者所有モデルと呼ばれ、初期投資を行うことなく再生可能エネルギー電力を自家消費することが可能な仕組み。RE100に加盟する企業が増える中、自社のサプライチェーンに加わる企業にも再生可能エネルギー電力の利用を求める加盟企業も出てきているが、第三者所有モデルはこうした要望への有効な対策といえる。 ブライトイノベーションは、今回の取り組みを計画から導入までをワンストップで行った。この取り組みで得たノウハウを活用し、グループ全体でCO2削減や再生可能エネルギー促進に取り組もうとする企業や、再生可能エネルギーの利用が求められる企業に対し、同様のサービスを提供していく。
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Last updated
2020.02.21 09:30:05
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