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テーマ:ニュース(99632)
カテゴリ:その他日本企業
リープトンエナジーは、182㎜×182㎜ウエハを採用した太陽電池モジュールの新製品を発売する。最高出力は78セルで600W、72セルで550Wと高出力を実現した。 このモジュールはハーフセルを採用しており、電気抵抗が低減され、発電効率が向上。発電効率の低下につながる温度上昇も軽減されるので、ホットスポット発生リスクも抑制できる。また、日照の少ない環境でも高いパフォーマンスを発揮する低照度機能を搭載し、安定した発電量を見込むことができる。 太陽電池モジュールは、大型化、高出力化が世界のトレンド。出力を上げ、発電量を増やすことで最終的にはLCOE(均等化発電原価)が下がる。 今後主流となるセルのサイズとしては182角と210角があるが、日本市場を考慮した場合、出力やコストと施工や輸送などのハンドリングのバランスが一番最適なのは182モジュールであると分析した。日本などのアジア地域やその他の環境条件が厳しい地域でも、182モジュールは従来の2人での設置方法で安全に輸送および設置が可能。 また、大型パネルを使用するメリットはほかにもある。パネル自体に加え、架台や基礎、留め具、配線ケーブルなどの数量が削減できる。今後は、産業用、住宅用と用途に合わせての棲み分けが進むと考えられ、同社は引き続き166モジュールのラインナップも取り揃え、顧客ニーズに合わせた提案を行う。 同社は先月、年産1.5GWの新モジュール工場が竣工し、182モジュールの大量生産が可能になった。高品質な製品を低価格で安定し供給することを前提に、「再生可能エネルギーの主力電源化」に向け太陽光発電の普及に貢献する。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.02.03 10:02:22
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