|
テーマ:ニュース(99632)
カテゴリ:その他日本企業
双日はENEOSとともに、オーストラリアで日本企業が手がける中で最大規模となる発電設備容量204MWの太陽光発電所「エデンヴェール太陽光発電所」の建設を開始した。同事業は、双日とENEOSにとって初の豪州における太陽光発電所案件で、運転開始は2022年度後半を見込んでいる。 同事業は、両社が折半出資した合弁持株会社のSapphire Energy Pty Ltd社(豪州)を通じて、再生可能エネルギー開発事業を手がけるDPI Solar 3 Pte Ltd社(シンガポール)から、同事業の事業会社であるEdenvale Solar Park Pty Ltdの株式100%を買収した。 同事業は、クイーンズランド州ウェスタンダウンズ地区の約428万㎡に発電設備を建設し、Natixis(フランス)と16年間のプロジェクトファイナンス契約を締結、スペイン大手建設企業のGrupo Gransolar S.L.の豪州子会社であるGransolar Construction Australia Pty LtdとEPC(設計・調達・建設)契約を締結した。 双日は、2009年以降国内外で培った太陽光発電事業の開発・運営経験を生かし、DPIおよび現在取り組み中の台湾洋上風力案件のパートナーでもあるENEOSとともに2019年から本事業の開発を進め、今回の事業会社の完全買収と各種契約締結に至った。 発電する再生可能エネルギー電力のうち70%は現地の電力小売会社に安定的に販売する一方、残る30%のうちの一部を、双日が掲げている2050年に向けた長期ビジョン「サステナビリティ チャレンジ」におけるCO2削減方針に基づき、SCOPE1およびSCOPE2の削減に向け、双日が同州内で保有・運営するグレゴリー・クライナム炭鉱に供給する。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.06.11 10:43:49
コメント(0) | コメントを書く
[その他日本企業] カテゴリの最新記事
|