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テーマ:ニュース(99427)
カテゴリ:その他日本企業
岩谷産業は、タイのバンコク近郊で約18億円を投じて、金属(線材)加工を行うバンコクアイ・トーア会社の建屋拡張および設備を増設し、1 月より量産稼働を開始した。また、工場の拡張に合わせて新たに最大発電能力1.5MWの太陽光発電設備を設置し、CO2 削減に向け取り組む。 工場は、敷地面積3万8,665㎡と1万3,355㎡拡大、工場面積は2万7,800㎡と1万2,500㎡拡大した。太陽光パネル設置面積は1万2,000㎡とし、今回の設置によりCO2 排出量は年間1,162トンの削減を見込んでいる。 バンコクアイ・トーア会社は1990 年に設立され、エアコンに使用される金属製ファンガードや食器洗浄機用バスケット、レンジ用ラックなどのキッチン用部品および自動車部品や物流機器などを製造し、東南アジア・北米・欧州への販売を中心に事業拡大してきた。 とくにエアコン分野は今後も東南アジア、欧州、インド等の市場の継続的な拡大、さらに欧州や北米では ATW(エアコン式暖房空調機器)の市場拡大も見込まれている。 こうした中、将来的な顧客ニーズへの対応として生産能力を2倍以上まで大幅に引き上げ、さらに生産効率向上に向け自動化ライン導入など、製造設備の増強を行った。なお、今年4月よりカセットこんろの製造も同工場で予定しており、今後は東南アジアのモノづくりの一大拠点として、同社と隣接するヘリウムガスセンターの拡充とあわせ、さらなる事業拡大に努める。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.01.31 11:19:11
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