テーマ:金魚(1182)
カテゴリ:金魚のお話あれこれ
先日こちらのブログでご紹介した、 GEXさんの公式サイトで公開中の 「お住いの地域の硬度をチェック!全国硬度リスト」。 https://www.gex-fp.co.jp/fish/megreen/?p=1205 その第2弾(パワーアップバージョン?)として、 「全都道府県別水道水 硬度・pHデータ」が公開されました。 https://www.gex-fp.co.jp/fish/megreen/?page_id=1597 公開されましたといっても、2月下旬公開だったので けっこう時間が経っているんですけどね笑 今回のリストは、前回に比べて詳細になっています。 具体的には、前回のリストには無かった 浄水場ごとの水の硬度と㏗が分かります。 ただし蛇口から出る水道水に「近い」数値が分かるのみで、 実際には季節や天候によって誤差が出るようです。 福岡市にある5つの浄水場、つまり 「多々良浄水場」 「高宮浄水場」 「乙金浄水場」 「夫婦石浄水場」 「瑞梅寺浄水場」 この5か所の数値がGEXさんのリストで分かります。 ご自宅の水道水がどの浄水場から引かれているのか分からない方は、 福岡市水道局のサイトに記載がありますので参照してみてください。 「水源情報 福岡市の水源・浄水場」 https://www.city.fukuoka.lg.jp/mizu/mizukanri/0034.html それでは今さらながら、福岡市の水道水の数値をチェックしてみましょう。 ここには詳細に書きませんが、多々良浄水場は福岡市の中で 最も硬度が高く、「68」あります。 50以上あるので、水草の育成には影響が出そうですね。 他の4か所は50以下です。 福岡市の浄水場からの水はどれも100以下なので「軟水」ですね。 ㏗に関しては、5か所とも7.5か7.6となっています。 いずれも、「中性」の水だといえそうです。 このように数値を見てくると、福岡市の水道水は 金魚の飼育に使用しても問題なさそうです。 金魚にとって最適なpH帯は中性から弱アルカリ性、 また硬度にはそれほどうるさくないので(中硬水~軟水可)、 福岡市の水道水は金魚の飼育に使っても リスクは少ないのではないかと思います。 もちろん、一度に多量の水換えをする際や 別の水槽に移動させる際、 金魚を購入したり友人知人からもらったりした際などに 慎重に水合わせを行っていく必要があることには 変わりないですけどね。 ということで、福岡市の水道水が金魚飼育に使っても 大丈夫なのかどうかについて見てきました。 個人的には、水道水の水質がお魚の健康を左右することもあるので、 ひとまず大まかな数値を知ることができてとても安心しました。 と同時に、素朴な疑問が2つ浮かんできました。 疑問① 金魚の有名な生産地である弥富や大和郡山、熊本の長洲町などは どんな数値なんだろう?と思ったのですが、大きな池で金魚を作っている 生産者様は河川から水を引いていることが多いみたいなので 水道水の水質は関係ないのかな?と気になりました。 疑問② 中国やタイ、マレーシアといった外国から来た金魚は どういった水質で育ったのかな?と気になりました。 今度の休みに、上の疑問について ネットで検索してみようかな~と思っています。 当ブログは、にほんブログ村に登録しております。 もしよろしければ↓のバナーをポチッとお願い致します♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.03.21 20:11:30
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