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テーマ:暮らしを楽しむ(383656)
カテゴリ:全国講習会
「今、担当者を呼んできます」
先日参加した「身体均整師会」第134回全国講習会で心に残った、講師のF先生の一言です。 肩、腰、骨盤、お腹他、不調のある箇所は張っていたり凝っていたりしますから、つい直接手を当ててゆるめたくなります。 体には、自力で回復していけるシステムがいくつもあります。 そのうちのひとつを担当する「大網(たいもう)」と呼ばれる、腸の前側に網のようにかぶさる組織が講習会のテーマ。 F先生は大網を、システムの‘担当者’に例えたのです。 不調の箇所からはずいぶんと離れた手先足先などを通じて、担当者に呼びかけます。 連絡が付くと、呼吸が深くなります。 お腹ばかりがちょこちょこ動いて胸がカチッと固まっていた仰向けの施術モデルの方を、ちょうど真横から見学させていただいていたとき。 F先生が足先にそっと触れているうちに、胸まで全部、大きく波打つようになりました。 あとは担当者と不調の箇所とのやり取りに任せ、施術の役目は終了です。 帰京した翌日。「主人が急に腰を痛めて」と、あるお客様から連絡があり、もともとその方のご予約時間に、交替したご主人を施術させていただくことになりました。 おへその横にそっと触れて、無事担当と連絡を付けることができました。 均整師の仕事には「体の歪みを整える」「体バランスを整える」「自然治癒力を高める」など、いろいろな説明の仕方があります。 「担当者との間を取り持つ」仕事。またひとつ、素敵なイメージと技が広がりました。 F先生、ありがとうございました。
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最終更新日
2019年10月04日 09時20分19秒
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