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カテゴリ:気まぐれ読書日記
【送料無料】不知火海 【送料無料】不知火海 内田康夫「不知火海」を読んだ。 もう何度目だろう。 はっきりネタバレしちゃうと、殺人事件も起こってなければ、犯人らしい犯人もいない推理小説。 20余年前に、炭鉱の奥深くで息絶えた一人の男、その頭蓋骨を巡って、あーだこーだとなるお話し。 登場人物の中に、陶芸家が1名居て、事件のカギを握るキーパーソンになるのだが、彼は、悪い一味が日本に持ち込んだ放射性物質の「モナザイト」を、陶に用いた……というくだりがあって、そういうところを今一度確かめたいなと思って、再読となったわけ。 土、火、すこしの水との戯れが、器とかになったり、電気を起こしたりする。 原子力発電の目指した夢というのも、もはや不知火のようなもの…… 福島で起こっていることの、どれほどすらも理解したり共感できたなんておいそれと言えないが、せめて、自分がやっていることが何なのか、今起こっていることが何なのか、思案しよう。 【送料無料選択可!】キャラクター精神分析 マンガ・文学・日本人 (双書Zero) (単行本・ムック) / 斎藤環/著 これは斎藤環先生の新刊。おもしろそうなので買ってみた。 まだ読んでいない……。これから読もうと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2011年04月14日 22時40分27秒
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