カテゴリ:Little Journey
昨日は長年働いていた会社の設計部OB会がありましたので、江東区豊洲に行って来ました。
千代田区大手町から豊洲に移転した本社ビルが完成し、25階建ての偉容を誇っていましたが、生憎の土曜日で人の賑わいはありませんでしたのは少し残念なことでした。 豊洲地区は中型造船・蒸気タービン・ターボ機械の生産拠点となっていたのですが、湾岸の宅地の波が押し寄せましたので、振動・騒音の弊害もあって生産拠点を他府県に移し、設計・研究開発と管理部門の事務所となっていましたので、本社ビル移転は当然の帰結だったのかも知れません。 OB会は5階建ての旧事務所ビルで行われたのですが、その内外は、週末を生かしての本社ビル移転作業で業者が多数入って騒乱状態でもありました。 OB会を途中で抜け出し、本社ビルを見つつ散歩してみましたが、往時あった生協も無くなり、スッキリとしたオフィス街に変貌していました。 芝浦工大も敷地内に呼び寄せ、外食産業店舗も整備されつつありますので、学生街の創成も視野に入れている様でした。 昔は仕事を終えた工員さんの多くが、生協の一杯飲み屋でおだを挙げていたのにと思いつつ、月島までトニオクレーゲル的徘徊となりました。 それにしましても、東京ベイエリア(湾岸地区)の開発状況は凄まじいものがあります、陸の孤島といわれた豊洲交差点付近にも、高層の事務所ビル・住居ビルが林立しています。 都心回帰と言われる状況は、何時まで続くのかは分かりませんが、今は回帰ポテンシャル真っ只中にある様です。 豊洲と月島を隔てる春海橋から見た本社ビル、右側に見えますのが敷地内に建てた事務所貸しビル2棟で、NTTデータ等がテナントとして入っています。造船所跡にはクレーンが入って、工場建家が壊され更地と化していました。 大学誘致も含め、不動産業展開も重要な企業活動の一環となっている様です。 月島も不動産バブル期には、路地が纏めて地上げされる等、商店街も意気消沈していましたが、「もんじゃ焼き」ブームで活気を取り戻している様でした。 その近傍も散策し、ふと思いついた知り合いを訪ねてお茶をご馳走になり、トニオクレーゲル的徘徊を終えて、帰途に着きました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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