我が家では毎年ポインセチアの鉢植えを購入して来ましたが、今年は購入すること無く、昨年のものが生かせそうです。
例年、晩春になると葉が全て落ちて枯れてしまうのですが、今年は夏を過ぎても緑の葉が落ちずに生き残りました。
園芸本を見ますと、「短日処理」をすれば赤い葉になると書かれていましたので、10月中旬からは夕方室内に持ち込んで段ボールを被せ、朝方陽の当たる室外に出す作業を続けたのです。
約1ヶ月を経過した状態で、新しい葉が赤く色付きました。段ボールが小さかった所為か、上部は抑えつけられて扁平になりましたが、まあまあと出来だと思っています。
兎に角、2年間生き延びてくれたポインセチアも大したものだと、褒めてやりたい気分となっています。
ポインセチアは短日植物のため、日の当たる時間が12時間以下にならないと花が咲かない性質を持っています。そこで、9月以降は光の当たる時間を調節してやることが重要な作業になります。夜の人工照明は禁物です。9月下旬から40日間は、毎日17時~朝8時まで、段ボールなどをかぶせていっさいの光を遮るようにします。(この作業を「短日処理」といいます)。そのかわり、日中は良く日に当てること。
ここでは目安として40日間と書きましたが、面倒でなければ葉の色が完全に色づくまでやった方が確実です。