カテゴリ:Little Journey
山梨県の大月市にある扇山は、山梨秀麗富岳12景の一つとして知られていますし、近くの犬目集落は、北斎の「富嶽三十六景」犬目峠の地として知られています。
昨日は午前中、天気が良いと言うことでしたので、なるべく朝早く行ってみることにしました。事前にインターネットで調べた扇山登山口「梨の木平」は、大月カントリークラブの横にあると言うことで、直ぐに分かるものだと安易に考え、午前9時に家を出て、10時には大月カントリークラブ入り口に着いたのですが、見つけることが出来ません。どうも入り口直前で右折して山道を更に登った処にあった様です。 大月カントリークラブから戻る途中の道から見ますと、未だ秀麗富士が良く見えていました。 仕方なく県道30号線に戻って近辺を2回程行き来して、午前10時半を過ぎましたので、君恋鉱泉の1軒宿の庭に駐車させて頂くことにしました。 此処はどうも登山口ではありませんので、林間を行きますが、誰にも会うことがありませんでした。 30分程黙々と登って尾根道に合流しますと、ちらほらと下りてくる人達に会えました。 扇山には10年前、家内と共に来たことがあり、1時間で頂上に行けると思っていたのですが、なだらかな尾根道が続き、なかなか着きません。 途中のへばりが酷く体力の衰えが明らかで、15分毎の休憩は必須、ペットボトルのお茶休憩、ホットコーヒー休憩を何回取ったことでしょう! 頂上到着は12時一寸過ぎていましたが、所要1時間半ですので、それ程遅れた訳ではありませんのに、独り黙々とトレッキングすると、休憩会話も無く疲労も激しい様です。 頂上の景色は10年前と変わらない姿でありました。 10年前の登頂時の家内、その頃はくるぶしまで固定するトレッキングシューズを履いていましたので、二人とも靴を脱いで、締め付けられた足を解放してから、お昼休憩するのが通例でした。 残念ながら富士は雲に隠れ、頂上付近の稜線がほんの少し見えるだけでした。 やはり富士山を楽しむには、午前10時迄に目的地に到着するのが基本だと再認識した次第です! 下山して君恋鉱泉の1軒宿の庭で、甘夏柑とお茶をご馳走になり、駐車させてくれたことにお礼を言い、帰路に着きました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.04.15 13:34:36
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