テーマ:政治について(20189)
カテゴリ:Politics
中露の軍事行動が活発化していて、良好な国際関係が危機に瀕しています。
ロシアのウクライナ侵攻は、国際法上許されない軍事行動ですし、中国の軍事拡張の下に南西諸島での軍事基地化は近隣諸国と領地侵略となっています。 台湾付近でも威嚇的な軍事行動は眼に余るものがありますが、今回は敵国の軍事状況を偵察する気球問題が明らかとなって、その稚拙な軍事挑発が戦争に発展させる懸念となって来てしまっています。 米軍が撃墜した偵察気球をめぐって、中国外務省は防戦に追い込まれ、当初は遺憾の意を表明するなど融和姿勢を見せたものの、気球が撃墜されるや「被害者」に豹変し、アメリカに猛烈に抗議し始めた。 ブリンケン米国務長官の訪中計画を、諸手を挙げて歓迎してから数週間後、気球の領空侵犯を理由にブリンケンが訪中延期を決めると、中国側は「この訪中計画は正式な発表すら行われていなかった」とやり返した。 気球撃墜ニュースが世界を駆け巡ると、中国政府はアメリカ大使館に、「中国の利益を損ない、緊張をエスカレートさせるような行為を慎むよう」強く申し入れたのだ。 中国製とみられる他の気球が中南米とカリブ海上空で確認されたことを米政府が発表すると、中国は自国の気球だとすんなり認め、問題の気球は気象観測データを収集する民間気球で、風に飛ばされてコースを外れたと主張し続けた。 それが今や、残骸を回収した米軍の分析によって中国の偵察気球の技術や手法が部分的にせよ世界に晒される事態に直面している。 米政府は一貫して、気球は機密性の高い米軍基地の上空を飛んでおり、情報収集を目的とする偵察気球であることは疑う余地がないと主張。残骸の分析結果に米世論は高い関心を寄せている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.02.13 10:49:21
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