テーマ:政治について(20189)
カテゴリ:Politics
民主主義とは兎角手数の掛かるものです。 民主主義の敵とも思えるパワハラおねだり知事を罷免するのに、これ程手数と日数を要するとは! 斎藤兵庫県知事はパワハラと各界でのおねだり次第が明らかとなって、県議会86人全員から辞職要求が出されましたが、意に解せず4年の知事任期を全うすると表明しました。 其処で、県議会の各会派は、19日の議会初日に知事に対する不信任決議案を可決させたいとして、対応を協議することにしています。一方、斎藤知事は決議案が可決された場合、議会の解散も排除しない考えを示していて、一連の問題はヤマ場を迎えます。 兵庫県の斎藤知事がパワハラの疑いなどで告発された問題で、県議会では、すべての会派と無所属議員、合わせて86人の議員全員が知事に対し、ただちに辞職する様な要求決議書を渡しました。 これに対し斎藤知事は先週末「心境は変わらない。公務を1日1日やらせてもらっている。必要な改革を進めていくために頑張っていきたい」と述べ、辞職要求には応じない考えを強調しました。その上で、不信任決議案が可決された場合の対応について「議会の対応を踏まえて法律の規定に基づき対応を決めていく」と述べ、県議会の解散も排除せず、検討する考えを重ねて示しました。パワハラやおねだり行為は県運営上での県知事必要事項で何の問題もなく、況して道義的責任を問われることも無いと嘯くのです。 不信任決議案の可決を受けて知事が議会を解散したケースはなく、斎藤知事の判断が焦点となっていて、一連の問題はヤマ場を迎えますが、未だ解決への道のりは遠い様で、民主主義手続きに依る遅々たる解決方法には閉口してしまいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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