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カテゴリ:詩の紹介
・・・・・・・・・・・・ そんな花が私の墓に咲いていた そして私のなきがら上に身をかがめて 私の手に、額に、眼に接吻した 悲しげに 無言に あたかも、女心の嘆きのように ・・・・・・・・・・・・・ 私の眼は閉じていたけれど 魂はあなたの顔を見守っていた そしてあなたも私を見つめていた その心は悦びにふるえつつ 姿は月の光のため精霊のようにほのぼの照って ・・・・・・・・・・・・ ハインリッヒ ・ハイネ 『ムーシュのために 』より、抜粋
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Last updated
2009.12.01 06:55:44
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