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ナンバ (歩行法)
鈴木春信の浮世絵。手足の関係に注目 ナンバとは、ナンバ歩きとも呼ばれ、右手と右足、左手と左足をそれぞれ同時に出して前に進む歩き方のことです。 「ナンバ」とは、日本における歌舞伎の動作である六方(ろっぽう)にみられます。 同じ側の手と足を動かして歩く動作のことです。 古武術研究家の甲野善紀の著作などにより一般に知られるようになりました。 江戸時代以前の日本ではナンバ歩きが一般人の間で広く行われていましたが、明治以降、西洋的生活様式の移入とともに失われたとされています。ただし、これは厳密な検証を経た学説ではなく、歴史学界では一般に甲野個人の武術理論から生まれた「伝統の創造」の類と見なされています。 ただし、ナンバを基本とする身体の使い方は、伝統武術や陸上競技などに一定程度応用することが可能であり、スポーツ科学の観点からも研究が行われています。 冬季オリンピックのノルディックスキーの競走やバイアスロン競技でも、ストックで体のバランスをとりながら早く坂道を登るときに、ナンバ歩きのように駆け込むシーンが見られました。 ナンバ歩きが一躍注目を集めたのは、陸上競技の末続慎吾選手が、世界陸上パリ大会で、200メートル決勝で20秒03という記録を出した時のこと。末続は陸上競技(トラック競技)でアジア初の銅メダルを獲得した。記者会見で末続は「ラスト50メートルでナンバを意識しました。」 日本の舞踏では蘆原英了の『舞踊と身体[1]』第四章 日本舞踊の身体 ナンバンによると「ナンバン」と呼ばれ嫌われる動作であるとされ、元来は南蛮人の歩き方を嘲笑したことが由来ともいわれ、演劇評論家の武智鉄二の『伝統と断絶により知られました。 武智によれば他に古代ギリシアの壺絵など世界各地にみられたものであるという。また、竹馬での歩行はナンバそのものであり、天秤の担ぎ方、相撲の鉄砲、段梯子の登り方、阿波踊りなどもなんばであり、ゴリラの走り方もなんばです。また、ナンバに類似したものにテレマークスキーの歩きがあります。 一説によると、江戸時代の大名行列の絵などを基に、当時の日本人の歩き方は手に何も持たない場合は腕や上半身をあまり振らず、腕を振る場合は出た足と同じ側の手がわずかに出るような動きだったとする見解があります。 さて、榎木孝昭さんは、古武道をされており、しかも教室まで開いているというのです! 本来、古武道は、江戸時代くらいまでは日本人が自然と身に着けていた、 戦闘のための技術だったそうですが、明治維新後の文明開化の中で、 時代遅れとされ、衰退していったのだそうです。 榎木さんは、この古武道で、 人を一瞬にしてひっくり返すことができるのだそうです! そこで、この古武道を介護に生かせないだろうか?と「古武術介護」を考えられているのだそうです。 役者になって、殺陣の指導を受けているときに、 教わったそうですが、幼いころ、お父さんから、あの新選組も恐れたといわれる、薩摩示現流(さつまじげんりゅう)という剣術を教わったこともあるそうで、 幼いころからそういう動きが、自然に身についていたのでしょうね。 絵?美術館? 榎木さんは、古武道だけではなく、絵の才能もお持ちで、「榎木孝明美術館」 には、榎木さんが描かれた水彩画が、常時約100点も展示されているというのです! 幼いころから絵を描くのが好きで、 高校生の頃には、東京に行って美術の勉強がしたい と夢を抱いていた榎木さん。 しかし、薩摩男児であるお父さんには理解されず、絵は 「軟弱なもの」 のやることと断じられたそうです。 ある日、孝明さんが大事にしていた映画雑誌を破り捨てられていた時は、さすがに、孝明さんは、とっさにお父さんに殴り掛かったとか。 しかし、最終的には、東京の美術大学に進学することを許してくれたそうで、武蔵野美術大学へ進学されます。 鹿児島県では、男の子にすごく期待をかけるそうで、ご両親の、孝明さんに対する期待もすごかったようですね。 しかし、軟弱者と切り捨てていた美術の道を、息子の気持ちを尊重して後押ししてくれるなんて、素敵なお父さんですね。そして、美術の道を歩んでいた榎木さんは、アルバイトで経験した、お芝居にのめり込むことに! 運命はたくさんの将来を差し出してくれたようです。 普通は、そのうちどれかを選択するんですが、 榎木さんの場合は、全部選択されました(^^)天性の才能も手伝って、 素晴らしい人生を歩まれていますね♪ また、榎木さんは、30日間、水以外口にしない生活を続けていたというのです! これを 「不食」 と言うらしく、 始めたきっかけを、 食べなくても生きられることを自分の体で科学的に調べてみたかった。 不思議ですが一度も空腹感はない。心地良い満腹感に満たされているような。苦痛を探してもないんです。 とおっしゃっていました! にわかには信じがたい話ですが、不思議な現象ですね! インドに旅行へ出かけ、飲まず食わずで帰ってくると、いつも体調が良かったのだそう。そこで、1か月の実験を行ったのだそうです。 集中力が増し、本を読むスピードが格段に速くなった。 睡眠も深くなり、4時間眠ればすっきり。 腰痛も消えた。理由はまだ分からない。でも、眠っていた自浄作用が一斉に目覚めた感覚。 運動時も胸式呼吸が腹式に。スタミナが増しました。 と、その効果を実感されているようです。 「薩摩の男なら黙って耐えろ」 というお父さんの言葉を忘れずに、もくもくと仕事をこなし、活躍を遂げた榎木さん。 芸術家らしく、ちょっと不思議な感覚をお持ちですが、それもまた榎木さんの魅力ですね。 これからのご活躍も期待しています!! 閑話休題: 「補色の関係」とメイクの関係 補色の関係というのは、ある2色の色同士の関係性を表す言葉です。 補色の関係にあたる2色は、 ・隣合わせて配色させると、お互いに目立たせ合い(つまり派手なコーディネートということ。) ・重ね合わせてしまうと、お互いに打ち消しあう。(メイクで言えば、カバーするということ。) そのような性質を持った2色の関係を、補色の関係と言います。 赤と緑。この2色は補色の関係です。 赤と緑といえば、クリスマスカラーですね。赤と緑が使われたコーディネートは派手さがあります。 そして、この赤と緑。重ね合わせると、お互いを打ち消し合います。 使ったことがある方は多いと思いますが、参考書に赤いマーカーでラインを引き、その上から緑のセロハンをかぶせると・・・その文字が消えるので、暗記学習などに使ったのではないでしょうか。 赤マーカーを引いた部分には緑セロハン。緑マーカーを引いた部分には赤セロハンというように、使い分けていた方もいるでしょう。これが、補色の関係です。 他には、 黄色と紫。(正確には青紫) オレンジと青。 などが代表的です。 ちなみに、よく補色の関係を使ってコーディネートされるのが、お着物です。 中でも特に華やかさを出したい「振袖」などは、コーディネートの中によく補色の関係が使われます。 例えば、赤い振袖に緑の帯締めや、青い振袖にオレンジの帯揚げといったように、振袖そのものの色の「補色」にあたる色を、小物に合わせることが多いのです。そうすることで華やかさがぐんとアップします。 お着物そのものの色の補色にあたる色を、メイクに反映させるのです。 そうすることによって、トータルコーディネートで華やかさを表現することができます。 もちろん和装だけでなく洋装でも言えることですが、ぜひ「補色の関係」を味方に付けて、上手な華やかコーディネートができるようになりましょうね。 メークにおいて補色の関係をと考えると知らず知らずのうちに、無意識に補色の関係の2色を使ってしまい、その効果のおかげで損をしてしまうことがあるので、注意が必要です。 例えば、前述の通り、緑は赤を目立たせます。つまり、顔の中にある「目立たせたくない赤」を、思いがけず目立たせてしまうことがあるのです。 頬の赤味。 唇の赤味。 目の充血。 傷。 ニキビ。 そういった気になる赤味がある時は、グリーン系の衣服、グリーン系のアイシャドウを避けた方が良いでしょう。 そして、紫系の色は、黄味を目立たせます。顔の中にある「目立たせたくない黄味」を、思いがけず目立たせてしまうことが、あります。 肌の黄味。 白目が黄ばんでいる。 歯の黄ばみ。 そういった気になる黄味がある時は、紫系の衣服やアイメイク、そして青味が強いピンク系の口紅などは、避けた方がベターです。 例えばベースメイクについてです。 dyardsとは反対色のことです。 ・黄色のコントロールカラーを使うと、肌の中に存在する紫の色素をカバーしてくれます。 (紫の色素というのは、くすみを指します。) ・緑のコントロールカラーを使うと、肌の赤味をカバーしてくれます。 (使いすぎると緑味が勝ってしまいます。) ・紫のコントロールカラーを使うと、 肌の中に存在する黄味の色素をカバーしてくれます。つまり、黄ぐすみをカバーしてくれます。 (使いすぎると、紫味が勝ってしまいます。) 上記のように、ベースメイクにおいては、主に、補色の関係が持つ「重ねて打ち消し合う効果」が取り入れられています。 また、ポイントメイクにおける例です。 ・グリーン系のアイシャドウを入れると、顔の中に存在する赤系色素を引き立たせます。 つまり目の充血や頬の赤味が目立つ。 ・紫系、青系のアイシャドウを入れると、肌が黄色く見えることがあります。 上記のように、ポイントメイク、特にいろんな色を使うアイメイクに関しては、主に、補色の関係が持つ「隣合わせると、お互いを引き立たせる効果」が発揮されます。 補色の関係を利用して、効果的なメイクをするのは、一般的なことですが、知らず知らずのうちに、無意識に補色の関係の2色を使ってしまい、その効果のおかげで損をしてしまうことがあるので注意が必要です。 お肌の悩みを解決する究極のファンデーション
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Last updated
2017.10.09 06:22:17
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