Test Run ～Bトレと仙石車掌の電車区～

さて今日は講義が無いので早速開封制作してみます♪♪


▲開けてみます。。。 posted by (C)仙石車掌

まぁ特別変わった印象はなく、他と変わらず封入されています。なおダブルパンタ屋根はあらかじめ切り取られているようですね。

６箱一通りエラーチェックを済ませたので早速制作を開始！


▲西武30000系 先頭車 解体之図 posted by (C)仙石車掌


▲西武30000系 中間車 解体之図 posted by (C)仙石車掌

これが今回の30000系に封入されている全パーツ。おおよそ標準的ですが一部組み立て上の設計において、今までのBトレと変化があるようです。

・側面とカラスパーツを固定するボス・ボス穴位置の変更

もう他所でも言及されていますが、30000系は屋根が低く、幕板部の天地寸法が小さくなっており、かつ客室窓の天地寸法が上方向に大きくなっていることが影響でガラスパーツにおいても客室窓上部にボス穴が開けられなくなってしまった事が原因だと思われます。


▲センターのボス止め位置が左右に変更されています。 posted by (C)仙石車掌

これは組み立てるにおいてはたいした問題ではないようですが、結果的に各側面・ガラスパーツの左右の違いが明確に分かるようになったので良い展開だと思いますが、今後の新規車種に継承されていくかは謎ですw

・妻面の接合方法の変更。

また、妻面の固定方法も今までの方式から変更され、屋根梁の部分に嵌め込むような形になっています。


▲妻面の固定方法も変更。。。 posted by (C)仙石車掌

現行の取り付け方法では側面と妻面の噛み合いが悪く、スッキリしないものが希にあったのですがこれなら確実に嵌められますし、なにより組み立ての順序を気にしなくていいので良い改良点ではないでしょうか。

・クオリティー高きダミーカプラーと落とし穴

今回の30000系では更にこの特徴的な先頭形状のイメージを崩さないようにと、特製のダミーカプラーまでが作られておりそれがヘッドライトと運転台部分のパーツと一体成形で作られています。


▲ヘッドライトと一体化したダミーカプラーもリアル。 posted by (C)仙石車掌

しかし、池袋線系統で運用される10連や、N化する際には具合の悪い存在で先頭同士の連結のネックとなります。かといってパーツごと外してしまえば特徴的なライトや運転台部分も外してしまうことになりせっかくのお顔が台無しに。そこでやはり中間に挟まれる部分は以下のようにカプラー部分のモールドのみを切除し、仕上げます。


▲中間に挟まれる部分は切除。。。 posted by (C)仙石車掌


▲黒ペンで仕上げ。。。 posted by (C)仙石車掌

これで、先頭同士連結もクリア。また、N化に際しては、普通にBトレ用のKATO台車を取り付けただけでは特徴的なスマイル顔の顎が更に台車の首振りに支障をきたし、走行中の脱線が危険視されることから、KATO台車のカプラーも切除し、ボディマウント化工事を施工する必要があるようでN化においても一筋縄ではいかないよう。(←この件はN化工事施工時に再度解説)上記のような事から西武がこのBトレにどんだけ力を入れたのか想像出来ますw

あとはセッセと組み立てシールを貼り付け…



【Bトレ】 西武30000系 32103F+38105F 落成 posted by (C)仙石車掌


完成です(￣―￣)v

久々に10両編成なんて組んだような気がします(笑)

今回は何となくどちらも現行最新編成ナンバーをチョイスしました(笑)

というわけで５段階評価。
・造　　　　形：★★★★☆

・塗　　　　装：★★★★☆

・パーツ充実度：★★★★★

・シール充実度：★★★★☆

・組立てやすさ：★★★★★

・収集難易度：★★★☆☆

・総 合 評 価：★★★★☆

お！久々の好成績です(笑)まず造形ですがほぼ文句なし。先頭部もスマイルトレインのイメージを崩さない素晴らしい出来ですが、強いて減点するなら前面上部、行き先LED上部の前面を固定するためであろう四角い二つのモールド。これは非常にもったいないように思います。あと、各所で語られている側面方向幕が何故無いの？確かに言われれば気になりますがあまり問題視するようなレベルではないです。どうしても気になるなら黒いシールを長方形に切り出して貼るなりなんなりのドレスアップは各自でということで。
また塗装ですがこれも文句なしです！なんですかこのレベルの上がったグラデーション塗装！更に『SEIBU』のロゴもプリント済みでかなりキレイに仕上がっています！！また乗降扉の黄色いマーキングも印刷済みで再現されるなど非常にクオリティが高くなっています！是非このクオリティで『Y500系』を再販して頂きたい(笑)


▲驚きはなんと言っても美しく仕上がったグラデーション。 posted by (C)仙石車掌

パーツ充実度も既存の８連と２連が制作出来るようになっているので文句なし。また６箱の購入で８連１本、２連２本を制作(当方では２連１本は予備パーツとして保管)して余剰車が出ない点も高評価です！
シールですが、現在投入されている編成の車番が網羅されているのと、前面LED行き先表示を貼るためのガイドシールが付属しているのも高評価。ただ、行き先と種別が一体化しているのと種別が快速急行、急行、準急、拝島快速、各停しかないのがマイナスポイント。もっとマニアックな種別が入っていても面白かったかも。


▲通常運用側は『準急　小手指』。挟まれる方は『急行　飯能』をそれぞれ採用。 posted by (C)仙石車掌

よって当方ではシールを切り継ぎし、一般10連側には正確には収録されていない『準急　小手指』としてみました(←某所から何か言われそうですがwww)また中間封じ込め側は『急行　飯能』を採用(笑)


▲屋根周りと妻面もキレイに整っています。 posted by (C)仙石車掌

組み立てやすさに関しても問題なし、全くストレスなく組み上がり各パーツの嵌り具合も完璧です！！


▲早いとこN化してあげたいですね。。。 posted by (C)仙石車掌

ホントにこれだけ良くできたBトレは久々ではないでしょうか。是非とも近日中にN化に踏み切りたいと思います(笑)

あ、そうそう、N化と言えばパンタ交換も重要ですがどうもコイツも一筋縄ではいかないようでKATOのピン式PS16Bパンタが穴の幅が合わず載らないのだとか。まぁ当方ではKATOのシングルアームパンタを使用するので関係無いのですがね(笑)