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世界的に事業を展開する大企業が、利益を国外に移して適正に法人税を支払っていないという批判がヨーロッパで高まっています。
大手コーヒーチェーン「スターバックスコーヒー」は、12月6日、これまでほとんど法人税を支払ってこなかったイギリスで向こう2年間に26億円余りを支払う方針を明らかにしました。 スターバックスコーヒーはイギリス国内では殆ど利益が出ていないことになっています。 売り上げが上がっているのに利益の出ない原因のひとつは、オランダの会社に、スターバックスのロゴとコーヒーのロイヤリティーを支払っているからです。 しかし、このオランダの会社は、スターバックスの姉妹企業。 税率の低い国に姉妹企業を置き、資金を移動していたと考えていいでしょう。 他にも、コーヒー豆購入にあたっての資金調達をイギリス国内の金融機関を使わず、貸付金利の低い国で行ったりと、グローバル企業ならではの節税対策を行っていました。 イギリス国民は、このような大企業のやり方を悪だと批判しています。 大企業はもっと税金を払うべきだと訴えています。 グローバル企業といえども、地元で儲けたお金は税金として地元に還元すべきです。 利益追求は企業の目的ですが、利益に見合った税を支払うことも企業イメージを高め、ファンを増やす方法だと考えます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年12月14日 23時25分33秒
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