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カテゴリ:メンフィスへの道。
というわけで、110組から準決勝に残った44組が8つのクラブに振り分けられます。
私達はどこだろう。
ハードロックカフェだったらいいなあ。
自慢できるじゃん、
「ハードロックカフェで演奏した事がある」
なんて(←チャラ女)。
ウェブサイトを見たら
なんと
ヒストリック・デイジー・シアター。
またか~~~~~~!!!!!!!!!!!!
一番がっかりしたのはあのじゃじゃ馬、フェンダーツインに呪われたブライアンでした。
「またあれか~」。
3日目ともなるとウェイトレスも顔なじみ。毎日到着するとレッドブル(オロナミンCみたいの)を一本飲んでいたのですが、3日目は奢ってくれました。毎日顔を見る、何をしているのかよくわからないけどここで働いているらしいおじさん。いつもものすごいドレスアップしています。私の顔を見ると目の前に来て、エアベースを弾いて去っていきます。
ここのオーナーもブライアンを大変気に入ってくれて、彼の顔を見ると私達の曲の一節、
「Oh baby! What'd I do this time?!」 (ベイビー!今度は俺が何したっていうんだ?)
と叫びます。
いつもは最前列に陣取っていたのですが、3日目は客席のさらに後ろの別室へ。隣にはアコギとウッドベースのバンド。聞いたこともない言葉を喋っています。こっそりプログラムを見たら、ポーランドのバンドでした。ポーランドにもブルースバンドがあるのか~(まぁあるでしょうね)。ギターの子がちょっとカッコいい。がっつり彼女か奥さんがついてたけど...(←私、いけないおばさんになってる?)
私達もバンドだと知ると、やっぱりちょっとピリッとするような気がします。気のせい?
そのバーでの準決勝は5バンド。私達はまた最後。
3バンド目くらいで、とんでもない情報が入ってきました。
「審査員の一人が
ジャニヴァ・マグネスだよ!!!!!」
(こちらを読んでいただくと話が早いです)
ひぇ~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!
実は今日入ったお店で彼女の曲がかかっていたのです。 プログラムにも彼女の広告があちこちに載っていて、 なんか彼女がメンフィスにいるような気がしていたのですが、 そうですか。審査員ですか。
確認のため、何気なく審査員席の前に行ってみたのですが、男二人と、女一人。確かにジャニヴァっぽいけど、全く反対方向を向いて喋ってるのでよくわからない。
司会者が審査員を発表し、本人である事が証明されました。
これは...
どう取ればよいのか、こんがらかる。
審査員の一人の性格をある程度知っているというのは、だいぶ有利だと思いました。
彼女の照会文にはいつも彼女が孤児院の出身である事や、ティーンの時からジャンキーだった事などが書いてある。
曲目、変えない?
あのご機嫌な、当たり障りのないシャッフルを、
ジャンキーの苦しみを歌った、あの歌に!
だって、例えば、審査員がもし一輪車乗りで、
私達が一輪車の歌を持ってて、それやらないで負けたら
ずっと「あの時どうして一輪車の曲をやらなかったんだ~!」って 悔やむでしょうよ。
ブライアンはずっと悩んだのですが、それもそうだと納得。
犬の曲も私、どうかと思ったのです。
「あの人が犬を可愛がってる所が想像できない」
「うるさいわね!」っと
犬を蹴っ飛ばしてるところは想像できる。
ポーランドのバンドが演奏しています。
次、出番です。
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