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[今日の一言] カテゴリの記事

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• 長い暴風雨の中の生活から開放感

  　長い暴風雨の中の閉ざされたような生活から開放される。そんなおもいで目覚めと同時に窓を開ける。風はまだ強いが窓を開けられないほどではない。雨はふっているが傘をさして歩ける。開放感で心が躍るような朝だ。でも、まだ、台風12号の影響下にある紀南地方の空は、その影響から開放されてはいない。　地球温暖化の影響か、それとも他の原因か台風の形や進路や速度が変わった。長い地球の歴史から考えると、特に指摘するほどでもないかも知れないが、台風が変わったような気がする。発生場所も親路も速度も、そして、台風一過の爽やかな晴天がない。　そんな思いで開ける窓から、微かに雨が吹き込んでくる。まだまだ、暴風雨の中だと呟き見上げる空は暗雲に覆われている。風が弱まったとはいえ、何時果てるともない雨が降りしきるくらい朝。それでも感じる開放感は、長い台風12号の通過待ちの暗い心模様を表している。長い暴風での生活と言っても、3日だったが、長い長い時間のような気がする。そして、4日目の今日は、傘をさして出かける。　台風12号情報を改めてみると、依然として、のんびり速度で、風速25メートル以上の暴風域の円が中国地方に残っている。日本海に抜けるにはまだ時間がかかりそうだと、暗鬱な気持ちになる。そして、雨の被害は台風通過後に多く発生しているようだ。紀伊半島南東部の住人である私には和歌山県の情報が気になるのは当然で、開ける窓から微かに吹き込む雨に手を翳して、テレビから流れる和歌山県の被害状況を聞く。　熊野川が氾濫し国道168号が通行止め。９軒が床上浸水。そのほかに、５つの川が氾濫危険水位。　和歌山県南部、降り始めからの雨量が多いところで1230ミリ。因みに最大雨量は奈良県上北山村で1400ミリ。共に発表された雨量が超えただろう。　何時果てるともない雨は降り続く。風が弱くなり傘をさして外に出れる喜びに心が踊るようなくらい朝。台風12号の爪痕の大きさを確認する朝でもある。

  2011.09.04

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• 終戦記念日に思う

  66回目の終戦記念日、66回目の広島長崎の原爆記念日に続き、66回目の終戦記念日がやってきた。あの忌まわしい戦争が終わってか66回目の夏だ。あの忌まわしい戦争と言ったところで、その忌まわしさを知っている人はもう少ない。忌まわしさの中にひっくくられる戦争の悲劇。輪郭も色彩もぼやけつつある66回目の終戦記念日。66年前の歴史となり、遠い昔の出来事になった終戦の日。しかし、66年を目前にして明らかになった真実がある。66年目にした初めて公開される極秘資料がある。66年目にして始めて口を開いた老兵がいる。66年の歳月が一気に消えて、66年前の今日が蘇る。父を失った悲しみが、子を失った悲しみが、恋人を失った悲しみが蘇る日。しかし、戦争を知らない私の戦争への思いは空想的。ある種の既成概念が作り出す戦争概念がつくる空想の悲劇。戦争概念のイメージ線上の残忍無比の出来事。でも、今年は少し違う。でも、今年の戦争記念日は、去年までの記念日とは違う思いになる。原爆記念日も、終戦記念日も、何時もの年と違い現実的。東日本大震災の津波の後の光景が戦争的破壊力と重なるから。福島原発事故が広島、長崎の原爆の被害と重なるから。日本人だけで3百人以上の人が死んだ、あの戦争の終戦から66年目の今年は、その戦争への違ったが日本人のを捉える。単なる歴史的な事実としての検証的な視点から、現実的視点へ変わった今年の終戦念日だ。歴史ではなく、現実としての戦争を考える終戦記念日。日本人も、そして、敵国の人々も、兵士も、一般人も、犠牲になった人々の冥福をただただ祈る終戦紀南日。　

  2011.08.15

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• 今日は、広島の原爆金日の8月6日

  人類史上初の原爆が投下されたのは広島だった。悪魔の爆弾が投下されたのは66年前の今日だった。まさに、無差別殺戮で、生きるものすべて、人間の全滅を目的としたかのような原爆だった。ぎらつく太陽の照りつける真夏の日、戦時中とはいえ何時もの日常を営む一般市民の、頭上に投下された悪魔の爆弾だった。戦争のルールさえ無視しての原爆投下だった。非戦闘員の惨殺などと表現しても、意味もない人間全滅を画策した、アメリカの原爆投下のあった8月6日、あの悪夢の日から66年目の夏だ。悪魔の爆弾が広島市街に投下されてから66年目の「原爆の日」。福島原発事故で多くの人々が故郷を追われて避難し、未だに放射能が拡散し、肉牛の出荷停止に米さえ放射能汚染が懸念される今年は特別の原爆記念日だ。原爆が投下され、一瞬に多くの犠牲者を出し、多くの被爆者はもがき苦しんでも、誰も、悪魔の爆弾の正体を知らなかった。多くの人々が避難する福島原発事故。原発周辺の多くの人々の非難は分かっても、誰も、農作物や畜産牛まで被害が及ぶとは思わなかった。肉牛出荷停止で、米までが放射能汚染が懸念される現実だ。核兵器廃絶と、原発廃止は次元の違う問題でも、被爆の恐ろしさは同じと、訴えての原爆記念日のような気がする。原発の恩恵を受ける私たちにも、核廃絶は当然の訴える。原爆投下の国アメリカ大統領の、核廃絶宣言は世界に評価された。そして、ノーベル平和賞も授与された。しかし、その国の核廃絶はお飛び話のようにものだ。しかし、被爆国日本の、広島長崎の平和宣言は、核兵器廃絶宣言であり、66年間世界に訴え続けてきた。毎年、ノーベル平和賞を贈られても、不思議でもないような、平和宣言が66年間なされてきた。そんな思いにもなる、広島の原爆記念日だ。原爆の被害者の冥福と祈ります。被爆者として長い間苦しみと戦い続けるた人々の、戦いの日々を讃えます。その強さを讃えます。核廃絶が、原爆廃止が進むことを祈ります。

  2011.08.06

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• 牛肉に次いで腐葉土からも放射性セシウム

  　　田舎暮らしだ。紀伊半島南東部の那智勝浦。世界遺産熊野古道、那智の滝や那智大社、勝浦温泉、紀伊の松島と呼ばれる勝浦湾のある観光地であるが、過疎の地には変わりない。豊な自然の中での生活だが、小さな家庭菜園を楽しむくらいの私たちには、腐葉土の放射能汚染のニュースは、牛肉の放射能汚染のニュースより深刻な問題として迫ってくる。そんな軽々しい深刻さであるが、放射能汚染に対する怒りは、大きいと宣言する。 　畜産牛の食料である藁に次いで、野や山の木々の葉っぱが原料の腐葉土からも、放射性セシウムが検出されたという。セシウム入りの藁を与えられた牛は胎内にセシウムを蓄積したまま肉となり市場に並んだ。市場に出たセシウム蓄積牛は福島県産のほか、栃木、岩手、秋田、宮城の福島県の近隣の県産の牛だ。牛に罪などあるわけでもない。畜産農家に罪があるわけでもない。牛は被害者で、畜産農家は最大の被害者だ。　すべてのセシウム蓄積牛を国が買い取るのは当然で、すべての保障を東京電力がするのも当然だが、国も東京電力も信用できないから畜産農家の苦難は続く。原発からは放射線は漏れ続け、蓄積された放射性物質の除染も、汚染された土地などの除去のめども立たず、放射能汚染の藁や木の葉がなくなる保証もないのが現実では、これから先、畜産農家は牛を飼う気力が残るかさえ心配だ。　放射能汚染の実態は、我々一般の生活者には分からないから、日本列島はすべて、汚染状態かも知れない。　ホットスポットという言葉も最近は聞かれなくなった。放射能を遠くまでまとめて運ぶ自然のシステムで生まれる放射能汚染の土地だ。風がまとめて放射能を運ぶ自然のシステムがあるから、九州の各地に、北海道に、沖縄に、そんなホットスポットがないとは言えない。日本列島だけではなく、近隣の国々、ホットスポットが現われ、更に、地球を駆け巡ると素人の私は懸念する。　地球規模の放射能汚染は兎も角、東北の、福島県はもとより、岩手、栃木、宮城などの近隣の土地は深刻な放射能汚染の現実が迫っている。東北も東京電力も駄目になると叫んで批判され非難されたのは菅首相だったが、あるいは菅首相だけが、深刻さを認識していたかも知れない。総理の発言としては不適切の声が菅首相の不信任案の原因の一つになったと思うが、あの時点で、現在の事態を想像できたのは菅首相だけのような気もする。　今更、菅首相を擁護する意味などないが、危機感の乏しいと批判される政権のトップの判断として、東北も、東京電力も駄目になる程の深刻さ指摘したした菅首相の軽々しい発言の、一部は真実として突きつけられた。米も、牛肉も、そのほかの農作物などから放射性セシウムが見つかるのではと、関係者は恐怖との闘いかも知れない。 　スーパーが中心の食生活。多くの人々には選択肢があり、深刻な事態とはならないが、福島県はもとより、近隣の県の農業関係者には、深刻な問題だ。ある意味、命に関わる深刻さの中に日々暮らしている事になる。スーパーが中心の食生活の人間には深刻さはニュース程度であるが、生産者には死活問題だ。「原発さえなければ」の遺書を残して自殺された方の叫び声が聞えるようだ。　　逆戻りするが、家庭菜園用の腐葉土や肥料からも放射性セシウム見つかった。そして、使用自粛の要請とか。家庭用菜園用の腐葉土は、小さな家庭菜園でも、プランターでも使っている。ホームセンタで売っているし、多く利用している身近な製品だ。でも、生産者も、どこの県の業者の製品かも気にしたことはない。ニュースの後は、ホームセンターの売り場に、腐葉土の生産県が大きく張り出されている。　日本列島汚染列島、日本放射能汚染列島だ。リアルタイムに表示される電力消費量。節電を促す効果とは別に、原発の重要性を唱えているようだ。原発の重要性などすべての国民は承知しているが、リアルタイムの表示は、押し付けがましいと思っている。地デジ移行で味わった不快感が別の形で続く事になる。原発に変るエネルギーは有るには有るが現実的ではないと言っているようだ。　そんな、国家的なこと、大仰なこととは別に、福島産の、宮城産の、岩手産の、栃木産の、豊な東北の農業業の恵みを受け続けてきた私たちには、日々の生活の、日々の食生活の危機だ。電力などどうでもいいと叫びたいスーパーが中心の生活者には、電力消費者としての深刻な自覚はないが、せめて美味しい東北の農産物や海産物を奪わないで欲しい。たまには、高級なカキも、ふかひれスープも、ほやも、食べたい。平凡で無責任な願いだ。　

  2011.07.27

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• イタリアの地震学者は辛い。予知が間違いだと訴えられる。

  東日本大震災の復興は進まず、福島原発事故の処理も一向に進まない、地震国日本で東海、南海、東南海地震の、同時発生も予想される。そんな地震発生の予想される、紀南地方に住む人間には、地震関係のニュースは、気になるところだ。イタリアから面白いニュース。2009年にイタリア中部で起きた大地震を予知ができなかった。そのために、地震の被害は拡大したと、地震予知委員会の学者7人が過失致死傷の罪で起訴されたと言う。地震が起きたのは2009年4月、地震の起きた場所は、イタリア中部で地震の規模はマグニチュード6.3地震の犠牲者は300人以上で、6万人以上が被災した。日本では、ラクイラ地震であり、イタリア中部地震である。ラクイラ・サミットを産んだ、ラクイラ地震である。　さて、ラクイラの検察は、2010年6月3日、地震の危険度を判定する国の委員会が地震発生前、大地震の兆候がないと判断したことが被害拡大につながったとして、過失致死の疑いで捜査を始めた。そして、ラクイラの地裁予審判事は25日、大地震の兆候がないと判断した国の委員会の学者ら7人を、過失致死傷の罪で起訴した。大地震発生前に群発地震が続いていたが、委員会が大地震の可能性は低いと報告した。多くの住民が避難せず、被害が拡大したとしている。地震予知が正確にできなかったとして、学者、専門家が、刑事責任が問われるのは、イタリアでも、いかにイタリアでも、異例中の異例のことだろうと思う。2009年、G8サミットは、イタリア・ラクイラにて開催された。サミットは、8日のワーキング・ランチより開始し、10日午後に無事終了した。　当初、サミットの開催地にサルデーニャ州ラ・マッダレーナと決まっていた。準備もかなり進んでいたが、ベルルスコーニ首相はサミット会場をラクイラへ変更した。ラクイラ地震が被災地で、サミット開催を被災地復興に利用することを考えた。更に、開催地を変更で支出削減にも成功した。余震が頻発する中でのサミット開催は、開催期間中の余震が発生も想定しての開催だった。もし、余震があったら、G8首脳はローマに避難させ、避難先でサミット続行という計画が、話題となったサミットで、ベルルスコーニ首相の存在感が大きくクローズアップしたサミットだった。その、ラクイラ地震の予知が問題となった。そして、日本的感覚では信じられないが、地震予知に対しての刑事責任を、問う裁判が始りそうだ。日本では学者への刑事責任など考えられない。いや、表現が適切でない。地震予知の不備に対して、刑事責任など考えられない。日本では学者の研究の一種である地震予知は、聖域であり、言葉をかえると、当たるも八卦、当たらぬも八卦というところだ。イタリアでも、刑事責任を認めれらるとは思えないが、それにしても、驚くべきことだ。ベルルスコーニ首相の迷言もあったが、、、、？。

  2011.05.27

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• ウサマ・ビンラディンと連合司令長官山本五十六が同じわけがない。

  馬鹿なと思うニュースだ。ウサマ・ビンラディンと、山本五十六連合艦隊司令長官が同じだとは、馬鹿なと思うたとえであり比較だ。そんな馬鹿なニュースだ。　ウサマ・ビンラディン殺害と第二次世界大戦中の日本の山本五十六連合艦隊司令官機の撃墜と同じと言うから、日本人としては納得できない。少なくとも山本五十六長官はテロリストではない。旅客機をハイジャックした、都市部のビルや政府機関に突っ込む無差別テロの主導者とは違う。一般市民を巻き込む無差別殺人のテロ、多くの人々を巻き込む自爆テロを奨励するテロリストの主導者と、日本の連合号艦隊司令長官山本五十六が同じとは酷い発想だ。山本五十六は当時の日本の良識で正義であり、最後の夢であった。確かに、作戦としては見事だったといわざろう得ないが、ウサマ・ビンラディンと山本五十六は比較外である。山本五十六連合艦隊長官は、逃げ隠れてなどいないと、日本人の私は、アメリカ司法長官の無思慮な発言に少々怒りを感じる。アメリカがウサマ・ビンラディンを殺害するのは理解するが、山本五十六機撃墜と同じではないと、強く言いたい。　ホルダー米司法長官は上院司法委員会の公聴会でウサマ・ビンラーディン殺害について「敵の指揮官を攻撃目標にすることは合法だ。例えば、第２次大戦中に日本の山本五十六連合艦隊司令長官機を撃墜した時も行った。作戦は国家の自衛行為」と法的に問題はない｣と証言したと言う。　アメリカの法的に問題があろうがなかろうが関係ないが、日本人としては、納得いかないたとえであり比較である。

  2011.05.05

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• 原発事故処理最前線の労働条件は改善されてない。

  東日本大震災が起きてから何十日たったか。原発事故が起きてから何十日たったか。原発事故の最前線で働く作業員の、過酷な労働条件が報じられてから何十日になるのか。原発最前線の労働条件は何の改善もされていなかった。　中央政界は菅降ろし政権批判で揺れ動き、地元出身の国会議員も原発事故最前線の、作業員たちへの心遣いも励ましもお願いさえない。そして、最前線の作業員の劣悪労働条件のニュースだ。何も出来ない人の私は紀南地方の過疎地で、ただただ嘆く。政治家は最前線の作業員のために何かして欲しい。日本の企業は厳しい労働安全法を遵守し、労働者の健康管理には特別の配慮をしている。それは、二次下請けとか三次下請け、末端の労働者に至るまで徹底している。服装からヘルメット、そして安全靴なども徹底している。休憩時間も食事もちゃんとしている。言葉は悪いが日雇い人夫に至るまで、徹底しているのが日本の労働環境だ。そんな前置きを基に考えると、大企業東京電力の最も危険な、原発事故処理最前線の労働環境は信じ難い。放射能濃度の濃い現場での特別の作業現場の、言い訳など通用しないような気がする。作業員の放射能汚染があった時の映像を見て、多くの人が驚きあきれていたのは、靴や作業服のまちまちさだった。放射能濃度が限界の水が溜まった現場で、長靴ではなく短靴を履いての作業をしていた。弁当は自衛隊の装甲車でいくらでも、運べると言っていた自衛隊上がりの専門家がいた。放射能汚染の心配のない装甲車が利用されないのか。そんな単純な疑問が湧く。東京電力には、労働管理の能力もない。最前線の作業員は特別公務員として、特別の労働環境を整えるのが、原発事故処理の最低条件のような気もする。せめて食事と、せめて就寝場所を、と、最低条件の労働環境を整えて欲しい。　東京電力は今月から順次改善するという。何故順次なのか分からない。直ぐに改善することは可能のはずだ。労働条件の改善など直ぐにできるはずだ。放射能を盾にしていると思う。

  2011.05.05

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• 大震災発生から三週間過ぎて

  　被害氏日本大震災発生から3週間が過ぎた。　三週間が過ぎた昨日辺りから政治家の現場入りが報じられる。大連立などの政治的な駆け引きが始り、大震災も被災地も政争の具にする政治家の強かさが感じられる。エイプリルフール辺りから国会議員の姿が見え始めた。特に小沢王国と言われる地域が被災地でありながら、小沢一郎さんは姿もみせず言葉もなかったが、大連立云々の報道の後で姿をみせた。そして、語る言葉は情報隠蔽を繰り返す政権批判、東電批判であった。ことここにいたっての政権批判の王国の主の言葉には、被災地の人々はうんざりする思いだったに違いない。何人かの国家議員のパフォーマンス的な現地視察もまたうんざりする被災地の人々と国民である。　　大震災も原発事故も権力闘争に利用する国会議員。連日連夜放射能の安全性を唱える学者達。放射能流出への危機感のない親方日の丸的企業東京電力。多くの犠牲者と、多くの行方不明者と、多くの避難民と、そして、拡大を続ける放射能汚染。大連立も結構だ。でも、一分一秒も時間的余裕もない危機が東北にあるのに、いや日本の危機が迫っている。そんな状況下で、パフォーマンスの政治家に楽観論の学者には、国民は呆れるばかりだ。　東京電力には危機回避能力がないだろう。最先端の作業員は、食事も二食で、しかもインスタント食で、しかも、量も制限されているという。しかも、毛布一枚での雑魚寝状態だという。まるで収容所のような生活だ。そんな生活で命がけの作業だ。東京電力には労務管理能力も無いようだ。安易に天下りを受け入れる企業の真実の姿だと、原発のニュースに、放射能汚染拡大のニュースに、感情が昂ぶるのが、現在の平均的日本人だ。

  2011.04.03

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• ロシア・メドベージェフ大統領の豊北関東だ震災被災者への提言

  　東北地方太平洋沖地震、東日本大震災、東北関東大震災と色々な名称のある巨大地震への外国の支援は多く大きく、様々な形で行われる。　多くの場合人的支援と物品の支援だが、ロシアのメドベージェフ大統領は、別の支援を考えている。その支援は、何と、シベリアとロシア北海地方での被災民受け入れだ。被災民受け入れは集団移住であり、就職の斡旋まで考える本格的なもので、シベリアとロシア北海地方開発に、日本人の潜在的能力活用するなどの言葉もあったという。就職斡旋などの言葉は、現実感があり、本格的なものだ。でも、そんな事は、昔あったような、そんな気にもなる。多くの日本人がシベリアに抑留され終戦時の暗い歴史が思い出されるが、メドベージェフ大統領はそんなことからヒント得ているわけではないだろう。あくまでも友好的な、日露の将来にとって有意義な事になると考えての発言だ。だから、多くの避難民の受け入れの為の提言はありがたく、願わくば、北方領土返還での北方領土への移住を促す提言が欲しいものである。話はロシアからそれるが、国際社会からの励ましの声や援助の申しでや、早い行動は日本の誇りだ。話をロシアに戻し、少々オーバーな表現で言うと、ロシアまでも極めて友好的暖かい言葉で、日本の未来、人類の未来への明るい灯火だ。　再度強調したいのは、メドベージェフロシア大統領の言葉だ。北方領土を訪問し、強硬的な外交で日本をけん制し、戦争さえ辞さない強硬さであったメドベージェフ大統領が、１８日の安全保障会議で表明したのは、日本の東北関東大震災被災者のロシア受けいれであった。　ロシアは救援部隊約１６０人を被災地に派遣しているガ、更なる支援、あらゆる支援を検討するという言葉であった。少々皮肉を混じりに言うと、信じられないロシア大統領の発言だ。それも、これも、日本のこれまでの国際貢献へのお返しであり、その国際貢献の中には、チェリノブイリ原発事故や、そのほか多くの日本のロシアへの経済援助や様々な貢献があるだろう。　隣国であるロシアの暖かい発言が、被災者に直接的な勇気と希望を与えることはないにしても、何らかの希望になる事は間違いない。それにしても、シベリアへの集団移民とか集団移住とかの発想は凄い外交的意味がありそうだ。

  2011.03.19

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• マグニチュード9.0と修正された巨大地震の爪痕

  　東北沖太平洋地震のマグニチュードは8.8から9.0に修正された。その地震がいかに凄いかが分かる9.0のマグニチュードだ。ライブでも見る大津波の破壊力に打ちのめされ、被害の大きさに打ちのめされ、そして、原子力発電所のもしやに慄く日本人であり日本社会である。紀南地方の過疎地の住人の私も、多くの日本人同様に、心は被災者と共にある。　　原子力発電の怖さと脆さが巨大地震で明らかになった。原子力発電安全性が強調されえても、誰もそれを信じない。スリーマイル島、チェリノブイリ、怖さは証明されたはずなのに、日本だけが原子力安全神話にとりつかれていた。それでも、幾多の神話崩壊の予兆はあったのに、頑なに安全神話と守ってきた。テロのターゲットになった時の凄惨さも唱えられ、別の危険性も強調された。それでも、現力発電は最も安全でクリーンな電力であると強調されてきた。その通りだが、でも、安全神話はとっくに崩れているはずなのに、神話は何時までも唱えられ続けてきた。　被爆という言葉は恐怖の言葉だ。広島・長崎で人類史上初の被爆国となった日本だ。被爆の言葉は恐怖だ。その被爆者が出た。健康被害など関係ないほどの微量であっても、被爆者が出た。関係ないが、ズベて巨大地震の要諦外の被害の大きさ故だが、それでも、東京電力などへ経産省からの天下りが堂々と行われ、チェック体制に甘さがあったのではと、疑問が湧く。そんなことなど言っていられない、非常事態が起きているわけだが、それでも、疑問は消えない。　そして、電力不足の東京電力は計画停電だ。東京電力と関係ない紀伊半島の過疎地の住民は、首都圏の停電に心を痛め、関係ないが節電を心がける。電車が計画停電で止まるなどは、戦時下の国家である。戦争以上の破壊力と、戦争以上に凄惨な現実の巨大地震と大津波だ。戦争を知らない私達に、戦時下の社会を知らしめる。自然の脅威はとか、自然との戦争とか、とってつけたような文言を並べてたくないが、自然の脅威をあらためて知り、自然との戦争など人間に勝ち目がないことを改めて知る巨大地震と大津波だ。　計画停電で東京、首都圏の機能は影響を受ける。機能低下に陥る。通勤や通学にも影響する。山手線の動かない東京は考えられえない。JRは自力発電で動く鎌雄知れないがと考えるが、それでも、首都圏の全ての電車が動くことはないだろう。JRは動くとしても、私鉄、地下鉄は止まる。関係ない人間は心配する。マスコミは自家発電で放送を続けるのか、空港はどうか。と、考え心配する。　原子力発電の神話はとっくに崩れているが、あえて安全を主張してきた日本政府の原子力政策はなどと、評論家的に批判しても、この巨大地震の前では無意味なことである。巨大地震の爪痕の一つでしかない、原子力発電の負の検証を、巨大地震によって促された事になったともいえる。兎にも角にも、放射能漏れないように、被爆者が出ないように祈るだけである。

  2011.03.14

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• 犠牲者に冥福を行方不明者の無事と避難者の健康を願う。

  3.11、私達はその日を永遠に忘れないだろう。日本の何かを変えた日が3月11日の地震だったと、歴史に刻まれる日となるだろう。阪神淡路大震災と匹敵する未曾有の災害は、その日を境に何かが変わったと、未来の日本人に伝えるだろう。3.11、何が変わるかはまだ分からないが、阪神淡路大震災がボランテイアーの始まりとなったように、日本人に突きつけられた何かがあるだろう。3.11の地震の被害はまだ実態もつかめないし、救助活動もこれからが本番で、復旧復興は国家的な体制でなければならない。戦争を知らないが、阪神泡時代震災は知っている私は、阪神淡路大震災を凌ぐ被害だと感じている。そして、関東大震災も、第二次世界大戦の東京大空襲も、関東大震災も凌ぐ被害だと思う。リアス式海岸の美しい風景が消えた。幾つもの町がそっくり消えた。津波の映像の衝撃は消えない。死者、行方不明者は千の位に乗り、更に増える。1万単位の行方不明も報じられるが、そんな事はありえない。自衛隊員300人も行方不明と報じられるが、そんな事はありえない。菅首相は国難と言い、菅首相は命がけで取り組むとメッセージを発した。自衛隊5万人体制を指示した。東北はまだ、被災地はまだ冬の気候。避難している人々は、寒い夜と過ごす。飲料水も食事も不足し、排泄もままならない。行方不明の人々の無事を、凍えるような夜と過ごす避難者に温もりを、救出活動に携わる全ての人に神のご加護をと願う。

  2011.03.13

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• 鳥インフルエンザが紀伊半島にもやってきた。

  　空を飛ぶ鳥に国境はない。　何処にでも自由に飛んでいける鳥が運ぶ鳥インフルエンザ。鳥から鳥へのインフルエンザの感染防止は簡単ではない。地球規模の予防の知恵が必要なような、とりインフルエンザの拡大は、飛べぬ鳥、鶏の大量処分へとつながる。　　　今更分かりきったことを、だらだら書くわけは、近くまでと鳥インフルエンザがやってきたからだ。紀伊半島にも鳥インフルエンザがやってきた。海岸に遊ぶ鳥たち、山裾を舞う鳥たち、そして、川の中の由の枯れ枝の中で春を待つ小鳥たちにさえ、鳥インフルエンザの疑いを持つ。　　和歌山県の養鶏場で鳥インフルエンザが確認され、12万羽を殺処分されると報道された。隣町の三重県紀宝町でも、鶏の大量死があり、鳥インフルエンザと確認されたという。愛知県まで来ていた鳥インフルエンザが、紀伊半島に下ってきた。　そんな報道を見るが、どこかともなく聞える鶏の声さえ、鳥インフルエンザイにかかった鳥の鳴声のような気がする。ガアガアと、疎ましい鳴声のカラスは、鳥インフルエンザを意識的に媒介する悪鳥のイメージだ。　家畜の伝染病は、全て殺処分で解決するから厄介だ。予防法はあるにはあっても、一旦発生すると感染力に獣医学が対処不能となる。予防薬はあるにはあっても、感染力を抑えることは出来ない。　そんな分かりきったことを、だらだら書くのは、近くまで鳥インフルエンザがやってきたからだ。毎朝、何処からともなく、時を告げる鶏の声さえ、鳥インフルエンザの為に聞えなくなりそうな不安に、ガアガアと、耳障りな鳴声のカラスは、鳥インフルエンザを運ぶ悪鳥のイメージが付いて回る。　口蹄疫の牛も、インフルエンザの鳥も、大量の、いや、感染可能な地域全ての殺処分で対処するしかない。悲劇としか言いようがない対処方法しかないのが現在の獣医学であり、現在の人間の力である。そんな分かりきったことをだらだら書くのは、鳥インフルエンザの恐怖が近くに迫ってきたと感じるからだ。大量の殺処分。解決法がそれしかないと、分かってはいても、殺処分は恐怖の言葉であり、悲劇の言葉である。

  2011.02.16

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• 東北新幹線全面開通と紀伊半島雌雄新幹線の夢

  　東北新幹線が全面開通した。　初日からトラブルのおまけ付きの開通は、如何にも雪国らしいと思うが、あまりにも近くなった青森となり、吉幾造の歌の歌詞から連想する何も無い長閑過ぎる田舎のイメージが消えそうだ。　そんな田舎など、もう日本列島には無いが、それでも東北青森のどこかにはあって欲しいと思うから、新幹線の開通はそれほど嬉しくもない。でも、紀伊半島一周の新幹線も、高速道路も造って欲しいから複雑だ。　構想から何十年、着工から何十年、紆余曲折を経ての新幹線の開通は、幾多のドラマを残しての、未来への出発になると、取ってつけたような感想を述べてもせん無いことだが、東北が青森が近くなったのは、単純に喜ばしいことである。　青函トンネルと平行して新幹線のトンネルが通るのも事件の問題で、北海道も新幹線で繋がるのも時間の問題で、、、、と、想像は展開する。なら、紀伊半島の新幹線と高速道路が先だと、地元優先の、身勝手なことを考える。　東京と新青森駅が3時間20分。紀南地方から名古屋駅までの時間と、これまた自分の住む紀南地方と比較する。でも、新幹線の恩恵を受けるのは、都市部の新幹線の駅周辺だけなら、などと考え、田舎は田舎らしくとか、過疎地は過疎地の魅力と維持してとか、負け惜しみの思いも抱く。　何はともあれ、新しい展開は歓迎すべきで、青森から鹿児島までの新幹線での一人ツアーを考える。ローカル線での事件と掛けたノンビリ旅と同様に、魅力的な一人旅だ。ローカル線のたびは時間が必要だが、新幹線なら、一日旅で、何となく、味気ないような気もしないではないが、一度挑戦する価値はあると、東北新幹線全面開通のニュースをみる。　この地方では高速道路の工事が急ピッチに行われている。高速道路に新幹線で、日本列島も狭苦しくなる。でも、でも、そんな思いもあるが、紀伊半島一周高速道路や、紀伊半島一周新幹線は、この地方の悲願でもある。個人的には、過疎の地で結構、静かな地方で結構と思うが、それも単純な強がりだ。　利便性と自然との調和は成り立たない。利便性と静かさは両立しない。利便性と自然保護は相反するものだと、屁理屈な思いにもなる東北新幹線全面開通のニュースだ。そして、多くの自然破壊の上にしか成り立たない、紀伊半半島一周高速道路や新幹線を待ち望む一人でもあるから複雑だ。

  2010.12.05

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• 紀南地方元気ニュース。岡本真夜コンサートにタイへミカン輸出など。

  　最近、マスコミに取り上げられることがとみに多くなった紀南地方。　なる程、マスコミ露出度が多くなるだけの事はある紀南地方は、　紀南地方は元気なニュースが多い。　熊野市も文化の香り漂う秋はコンサートや講演会など、多彩なプログラムが市民会館や熊野市駅前の文化交流センターで張り出され、それを見るだけでも、文的な香りに触れたような錯覚を抱く。　11月14日の岡本真夜コンサートのポスターが目の前にある。貰ってきた大きなポスターを、少年のように目の前に貼り付けて久しい。紀南地方ではないが、11月28日多気町公民館の森山良子コンサートのポスターも、岡本真夜ポスターの傍で控えめ貼ってある。　岡本真夜さんは、中国の国家イベント、上海万博のPR曲が「そのままの君でいて」の盗作だと騒がれた、その人だ。本人は気にもしないがマスコミが騒ぎ、結局上海万博の音楽プロデユーサーが認めた、あの歌手だ。　岡本真夜さんは、殆ど無反応の盗作騒ぎは、彼女の人間性を見せらてた思いになり、曲は知らないでも好きになり名前は知っていたから、少年のように勇んでポスターを貰ってきた。森山良子さんはザワワ、ザワワの森山良子さんで、また「涙（なだ）そうそう」の森山良子さんだ。　　　岡本真夜さん、森山良子さんのコンサートを紹介したが、コンサートの宣伝をするつもりはない。紀南地方、熊野地方の文化イベントに敬意を表して、紀南地方の元気の一つとして、目の前に張られているコンサートポスターの紹介をしただけである。　最近マスコミに登場する機会の多くなった熊野市や紀南地方だ。不景気風の吹きまくる日本列島で、有数の過疎地のはずの熊野市や紀南地方が元気だと言いたいのである。熊野古道を歩き、又、全熊野古道踏破へのテレビタレントの無謀とも思える挑戦番組があったりと、熊野古道を中心にしての観光ブームでもある。熊野灘の海の幸も、大峰山系、大台山系に連なる奥深い山々の幸も豊富で、マスコミに取り上げられている。　そして、昨日の新聞では、全国紙の三重版でも、地元の地方紙でも紹介されているのが、御浜町のミカンのタイ輸出のニュースだ。TPP参加問題で揺れる菅政権のブレとは関係なく、強い日本の農業を主張しているかのような、御浜町のミカンのタイ輸出のニュースに、ある種の感動を覚える。　タイは、多くの日本人が住んでいる。多くの企業が進出し、日本人が4万人以上住んでいるという。一説では5万人とも言う。そんなタイでも、日本人だけでなく、地元タイの人々が美味しくて、安全なミカンを求めて、御浜町のミカンを輸入すると決意したという。　御浜町は一年中ミカンのとれる町がキャッチ・フレーズの文字通りミカンの町だ。春にミカン畑の中を走りぬけるオレンジロードを走ると、ミカンの花の香りがうっとりするミカンの町御浜町から、ミカンがタイへ輸出が始る。無人市場で100円玉で買えるミカンが輸出される。　　話は変わるが、　その御浜町の元熊野高等専門学校教諭の倉本牧雄さんが、自らの介護記録を綴った「元気で長生き」を文芸社から出版したという。介護を続けた母親が101歳で亡くなる直前に、「あなたは、やさしいのう」と言った。その母親の言葉に、「介護の卒業証書をもらえた感じになった」と朝日新聞三重熊野版に紹介されている。　「元気で長生き」は219ページで、1260円だ。　元気な紀南地方の元気の出るニュース。

  2010.11.19

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• 東紀州高い自殺率のニュースに衝撃

  10月24日朝日新聞三重熊野版に衝撃的な記事だ。「東紀州　高い自殺率」尾鷲・熊の保険所管内が深刻各保険所管内の自殺率の棒グラフで、尾鷲がトップで熊野がその次で、両保険所管内の自殺者数が抜きん出ている。東紀州、紀南地方、と呼ばれる、三重県の南の2つの市、尾鷲市と熊野町をを中心にした地方であり、熊野保険所圏内は、熊野市と南牟婁郡御浜町や紀宝町も含まれる。経済不況と自殺の関係や、過疎地と自殺の関係が論じられている。経済不況と自殺の関係は分かるにしても、過疎地と自殺の関係は理解できない。はたして過疎地と自殺の相関関係があるのかと、改めて考えるても、そんな事はないとしか言いようがない。2003～2007年までの三重県の人口10万人あたりの自殺率は21.2人。尾鷲保険所管内は35.8人で、熊野保険所管内は29.3人だという。統計の数字を見ても信じ難い思いになる。自分の周辺で自殺があったなど聞いたことがないが、自殺がニュースになることは滅多にないのだろう。自殺防止の啓発運動や、いのちの電話相談などのポスターはよく見かける。去年10月には、「東紀州地域自殺対策連絡会」が活動を解している。また、地元の演劇グループの自殺防止啓発劇などのポスターも目にしているが、自分の生活空間の中での自殺の多さは知らなかった。NPOなど自殺防止活動も盛んに行われ、ボランテイア団体も自殺防止の為の活動を続けている。24時間体制の電話相談なども行われている。多くの人が、多くの悩みのある人が、相談されることを願っている。兎に角、誰かに話をしてみる。兎に角、電話してみよう。自殺を考える前に電話をして、誰かに話してみよう。自殺の生活空間の高い自殺率など信じたくない。自分の周辺で、自殺者がでる要因などあるとは思いたくない。あるいは、知らず知らずに、自分がその要因になっている可能性もあるのではと、そんな思いで見る記事には、自分に問いかける声が潜んでいる気もする。そして、自分も自殺者の救いになる場所にいるのだと言われている気がする。

  2010.10.24

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  夏休みは残り少なくなり

  夏休みが残り少なくなり、子供たちの表情にも寂しさと焦りが感じられると、勝手に思い込んで川で遊ぶ子供達を見る。井戸川は二級河川だ。何年か前は汚水のようだったと河口近くの人は言っていた。今は真清水のようだと多くの人は言う。河口と言っても井戸川に河口はない。４２号線の下をカルバートボックスで潜り、海岸を潜り熊野灘の水際からさらに沖に吐き出される。二級河川井戸川は周辺の住民の苦労の甲斐あって真清水のようにすんだ川となった。鯉がすみ、蟹がすみ、多くの川の生きものがすむ。何種類もの葦が茂り、柳が茂り、多くの草や木々が水を綺麗にする。生活排水も浄化されて流され、井戸川でろ過され真清水になって流れる。川の主は鯉か、いや鴨だ。いや鷺だ。意見は分かれるところだが、夏から秋にかけてのジャングルのような川底には多くの生きものが主を主張している。河口から2.2ｋｍの小さな橋の下が、河口から最初に出現する水浴び場だ。今日も子供達は集まってきた。近くの井戸小学校の子供たちだけではない。そんな子供たちの表情が寂しげと勝手に思う。夏休み残り少なくなった子供たちが、夏休みの集大成として悔いなき休みの為に必死になっていると勝手に思う。大馬神社の滝の上冬の井戸川現在、夏の井戸川。殆ど々場所

  2010.08.27

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• 熊野大花火大会が8月17日

  8月17日は熊野市の夏、いや、年間を通しての最大のイベント熊野大花火大会の日だ。長い歴史のあるこの花火体験へのこの地方の思いは特別である。元々は五山の送り火のように、盆の最後飾る霊の送り火であったようだが、五山の送り火と同じように夏最大のお祭りになった。年間を通して全市的な唯一のお祭り大花火大会に向けて、熊野の夏は動く。　　8月17日の大会へ向けて、7月に入ると直ぐに、木本海岸で場所取りが始まる。海岸の場所取りは風物詩となっている。地元を離れた、子供や孫の為に、爺さん婆さんの逸る気持ちが、早い場所取りになる。ビニールテープの場所取りは、風物詩となった。行政の場所取り禁止の看板も殆ど意味をなさず、台風の襲来で消えて無くなることもあるが、爺さん婆さんは、じっとしてはいられいない。　　もう一つの風物詩が、新旧の堤防の上に作られる桟敷席である。最高の花火見学の場所として、撤去されずに残っている旧堤防が役立つ。今年は旧堤防撤去計画などが浮上し、堤防の上の桟敷設置も禁止の看板が並んだが、長い歴史の祭りが、急浮上した行政の計画で中止になることはなかった。看板を尻目に始まった桟敷設置は何時も年のように完成した。そして、朝早くから、海岸は祭りが始まったような忙しさで、夜の大会のための準備が始まっているだろう。　　熊野市の人口の5倍近い観客が押し寄せる熊野大花火大会は今日8月17日だ。JRは特別ダイヤが組まれる。そして、午後から木本海岸近くの通り、熊野駅と国道42号線間は通行禁止になる。周辺の空き地は全て駐車場になる。周辺の学校の運動場も公園も、いたるところが駐車場となる。大きな駐車場から海岸まではシャトルバスが運行する。熊野市の8月17日は、一日中花火花火である。

  2010.08.17

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• 65年目の8月6日、アメリカも参加した「原爆の日」

  今年も8月6日がやって来た。65年前と8月6日と同じように、深青の空にぎらつく陽射しの朝、蝉の大合唱に小鳥の囀り、カラスの鳴き声も重なっている。65年前の8月6日の朝と同じと思った。65年前エノラゲイが飛んできた日の朝、深青の空に遮るものはなく、ぎらつく陽射しが降り注いでいた。蝉の声小鳥の囀りカラスの声も同じだった。あの日から65年目の8月6日。人類初の原爆投下悲劇の日。犠牲者の魂を慰め平和を祈りる日。深青の空に遮るもののない広島の空に、祈りがこだまし、平和への願いがこだまする。　65年前の8月6日広島に投下された原爆。65年間願い続けた広島長崎の核廃絶の声。65年間世界へ叫び続けた核廃絶の声。65年間世界をかけめぐり、65年目に音色を変えてめぐりだした。65年前の8月6日、人類が知った最大の悲劇。65年目に初めて国際社会が本格的に動き、65年目にアメリカが始めて原爆の地を見る。65年目にアメリカが被爆の地に立つ。65年目に真実の核廃絶への扉が開く。　8月6日、今年もまたその日はやってきた。8月6日、広島で原爆犠牲者の魂を慰め平和を願う日。目を閉じ耳を塞いでいたアメリカも核保有国英仏露、国連事務総長、世界74カ国代表参列の平和式典は、深青の空にぎらつく陽射しの広島の空の下で行われる。 　　

  2010.08.06

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• 日本の夢と平和

  　9月14日の紀南地方の朝は、　厚い雲のベールの被さった薄暗い朝だ。　　昨日までの爽やかな秋の日とは打って変わって、　冷たい風の吹く重々しい雲の垂れ込める薄暗い日が9月14日だが、　日本人の誇りとも夢ともいえるニュースが多い日が9月14日だ。　そんなニュースを見ると、　日本には夢が多いと思う。　日本には夢をつかみとった人が多いと思う。　日本は夢の見れる平和な国であると思う。　平和が夢を産み、平和が夢への扉を開けると思う。　日本の夢はイチローだ。9年連続200本安打の偉業を達成した。大リーグ挑戦から日本の夢であった。「がんばろう神戸」を合言葉に阪神淡路大震災の年の活躍が今でも最も印象に残るが、短期間で多くの大リーグ記録を塗りかえる偉業は、「がんばろう神戸」の延長線上にあるような気がする。　　日本の夢はラスカー賞受賞の京都大学中山教授とそのグループだ。iPS細胞をつくった偉業がラスカー賞受賞となり、ノーベル賞候補の筆頭になった。iPS細胞はニュースでよく見よく聞いたが、いまだに何のことやら分からないが、それでも、そのiPS細胞が人類の未来に大きな影響を与える事だけは分かる。　　日本には夢が溢れている。　日本は夢の持てる国だ。　夢のもてる国の最大要素は平和である事だ。　日本は戦争放棄の国であり、　日本国憲法で平和を守っている。　日本の夢は宇宙飛行士だ。何人もの宇宙飛行士が宇宙から語りかけ日本の少年少女の夢となった。宇宙の神秘は神秘でなくなる日がきても、少年少女の夢の出発点には、宇宙飛行士の宇宙からの語らいがある。漫画やアニメの世界が現実になるその中間に宇宙飛行士の声がある。　夢のもてる原因の最大の原因は戦争がなかった事だ。平成とも、21世紀とも、昭和とも言わず、戦後の日本と言うが、戦後の日本の繁栄は平和がつくった。その平和は戦争放棄の憲法が保障した。日米安全保障条約でもなく、アメリカの核の傘の下で守られた平和でもなく、日本国憲法が日本の平和を守った。奇跡的な経済成長は日本だけの力ではなく、アメリカの力もあるが、日米安全保障によるに交わりではなく、日本人とアメリカ人の、日本社会とアメリカ社会の、経済的、技術的、科学的、芸術的な人的交流と刺激的交わりが、多くの技術の進歩に繋がり、産業を生み、芸術を生み、そして、スポーツを盛んにした。日本で生まれ、アメリカで認められ、アメリカで生まれ日本で成長する、そんな関係が多くの夢となった。平和が日本の夢を生み出し、平和の根源を支えるのは、戦争放棄の日本国憲法であると、こじ付けでもなく、当然の理屈になる。　日本は夢に満ちている。　政治は変になり、　経済は少し沈滞気味でも、　日本は夢を生み出す要素に溢れている。　　普遍の文化と侍的な不動の信念と、　忍者的な変幻自在な変化への対応と、　豊かな想像力と、　そして、平和が夢を産み、夢への可能性を保証する。　　夢砕くのは戦争である。　夢を砕くのは軍事力への幻想である。　夢を砕くのは政治的貧困であり、　夢を砕くのは夢の語れない現実主義である。　日本には夢が満ちている。　日本の最大の夢がイチローだ。　日本の夢はイチローだ。　伝説になる日までイチローは日本の夢だ。　若田光一さんのあとに続く宇宙飛行士は多く、　少年少女の宇宙への夢は膨らむばかりだ。　漫画やSF映画の世界が現実に近づきつつある宇宙への夢は広がる。　日本の夢の一つは宇宙へと拡がっていく。　そして、何年か後には、　また、日本人のノーベル賞者が誕生するだろう。　多くのノーベル賞受賞者が夢を語ったが、　また、ノーベル賞受賞者が夢を語る日が近い。

  2009.09.15

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• 子供の自殺は悲しすぎる

  　表現は適切ではない。しかし、あえて言うと中学生の自殺のニュースは最近はなかった。しかし、つい先日、焼身自殺と思える事件があった。中学生らしいと知って衝撃を受けた。その矢先、また中学生の校舎からの飛び降りのニュースだ。　子供の自殺は悲しすぎる。中学生の自殺は悲しすぎる。与えられた命をいくばくも生きてない若い自殺は悲しすぎる。何故、子供が自殺を考えるかが理解できないが、若い自殺は悲しすぎる。自殺は悲しすぎるが、特に若い自殺は、子供の自殺は悲しすぎる。　中学生の自殺は京都府亀岡市で起きた。21日のことだった。夏休み中の生活指導を受けていた、１年男子が校舎から飛び降り、意識不明の重体のニュースだ。ニュースから知る状況では、自殺の意思のない衝動的な降りと思われるが、中学生の自殺は悲しすぎる。　衝動的な行動が飛び降りにつながったような気もする。ニュースからの判断だが、自殺の意思はなかったと思う。自殺ではあって欲しくない。しかし、自殺でも事故でも中学生は意識不明の重体だ。早い回復を祈るだけだが、自殺ではなく事故であって欲しい。　飛び降りた場所は廊下で高さは約８メートルあるという。生活指導教諭が席を外した隙にいなくなった。暫く行方不明であった。教諭は他の教諭と協力して男子生徒を捜した。そして男子生徒を見つけた。その直後に飛び降りたと言う。　思春期の研ぎ澄まされた感性は、時に想像もつかない行動にでる。特別の感性が予期しない行動を生む。衝動的な行動以外には考えられない。自殺を考えての行動とは考えにくい。何はともあれ、早い回復を祈るだけだ。　命は個人のもではない。誰でも神が定めた命の長さを左右することは出来ない。命を生み出すのは親でも、その命には神の意思がある。神の意思を無視することは誰も出来ない。神の意思は自殺があってはならないだ。

  2009.08.22

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• 終戦記念日に思う

  川はまだ唸りを上げている。明けぬ梅雨から台風への続いた大雨で、奥深い山々は多くの水を蓄えている。豊富な水が流れる川の唸りは続く。厳しい暑さの日も、日が沈めば、ひんやりとした川風が吹き抜ける。風の変わり目があるように、生暖かかった風が涼気を含んだ風に変わる。何処からともなく爆薬の弾ける音がする。その音で、まず浮かぶのは、花火かだが、花火ではない。次は爆竹かと思うが爆竹ではない。獣脅しである。イノシシやシカやサルを脅かす爆音である。パチパチだけの時もあり、パチパチが続くこともある。川の音も切り裂く爆発音に、辺りを見回すが、何処から聞こえてくるか、見当もつかない。8月15日の今日は終戦記念日。多くの番組で昭和天皇の玉音玉音を聞くことになるが、「忍びがたきを忍び、絶え難きを絶え」だったか、「絶え難きを絶え、忍びがたきを忍び」だったかと、毎年聞く前に悩んでいる。戦争の悲惨さを、戦争の体験を語るお年寄りが増えていると聞くが、口に出すことさえいやだった戦争体験を語り継ぎ、平和の尊さを知らせる思いに駆られてのことだと、感謝の気持ちも湧いてくる。残忍さ残虐さ、髪の毛が逆立つ恐怖心などは、口にも出したくないのが人情だ。あえて自分の心の闇を曝け出し、孫や未来の日本人に平和の尊さを知らせようとするお年寄りの最終章の飾る愛である。子々孫々への愛であり、人類愛である。そんな8月15日の朝、気温計は23度で肌寒く、86歳の小母さんの元気な声が聞こえてくる。何日か共に暮らした30人年以上前に死んだ夫との時間は、また一年の元気を保証するものだっただろう。終戦記念日の今日は、小母の、あの頃の思い出を、戦争中の青春を聞きたいと思う。8月15日の今日は終戦記念日で、多くの犠牲者を悼み、無念の思いを引き継ぎ、平和をくれたことに感謝する日である。どんな思いで生きようと、どんな思いで暮らそうと、生きていてことの悩みや嘆きである。　8月15日の靖国参拝に政治的意義を求める政治家は、ご都合主義の政治家でしかない。戦争は兵士だけが犠牲者ではない。太平洋戦争では多くの民間人が犠牲になり、無差別空襲の犠牲者も多い。兵士の命は尊いし、死は無念である。一般市民の命も尊いし、死は悲劇である。靖国に祀られることが目的のような命の尊厳さえ拒絶するかのような考えにもなる。せめて8月15日の今日だけは静かな気持ちで、純粋な気持ちで哀悼の誠を捧げたいと、妙に神妙になる。それが8月15日だ。8月15日は終戦記念日で、今日は何度も玉音放送を聴くだろう。

  2009.08.15

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• 田舎の本屋と村上春樹

  　「ムラカミ特需」の新聞の見出しに促されて本屋を覗いてみた。　まず断るが、新聞の見出しは関係なく本屋には行く。　　時には用事もないのに本屋に行く。　暇な時は何となく本屋に行く。　用事もないのに行くのが本屋である。　本屋は気楽に入り気楽に楽しめる便利な空間である。　何となく入った本屋で、時にはとんでもない拾いものをしたり、時には長年の誤解が解けたり、時には最近の流行やブームに驚き、時にはタレント本の多さに呆れ、時には世界の裏側の貴重な発見を知り、時には以外な人の、意外な才能を知ったり、時には珍しい人に会ったりする貴重な空間だ。　最近は、目的があって本屋に行く。話題の本を手に入れるためではなく、入荷が気になっていく。「ムラカミ特需」といわれる大ベストセラーの田舎の本屋に積まれるのが何時か、気になっての本屋行である。村上春樹の「1Q84」は、読むという意味では、急ぎもしないし、また、読むかどうかさえ自信がないが、とにかく田舎の本屋に何時頃入荷するかが木になっている。　珍しい現象だ。ハリーポッターやダビンチ・コードなども、この地方の本屋に並ぶまでには、かなり時間が必要だった。本当に欲しい人はインターネットで買うから、必ずしも本屋に並ぶという意味も、十年前とか、二十年前と現在は違う。それでも、目的もなく本屋に行くと、並んでいる本は、ついつい手に取り、買ってしまう。　ニュースを見ると、村上春樹著「１Ｑ８４」（新潮社）の売れ行きの勢いが止まらないという。１００万部とか１４５万部とかの数字が並ぶ。出版業界で「ムラカミ特需」というらしい。そんなことは兎も角として、田舎の本屋に並ぶ頃には、書評や紹介文、感想文、ネットのプレビューなどで、すっかり読んだような気になるだろう。 　本屋は面白い。　村上春樹は買わないでも、　村上春樹は嫌いでも、　田舎でも都会でも、　本屋は暇つぶしには最適な場所である。

  2009.06.24

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• 検察審査会が正義を守る

  心強い思いになる、検察審査会の働きである。　東京第三検察審査会は西松建設事件の二階ルートに異議を唱え、起訴相当とした。　検察審査会について考える。　一般人が不起訴の相当、不当などを決める「検察審査会」が５月２１日の裁判員制度開始と同時に再出発した。検察審査会の議決に強制起訴が加わる「起訴議決制度」が始まったのだ。刑事事件の容疑者を裁判にかけるよう裁判所に求める「起訴」の権限は検察官にしかない。検察官の判断でが証拠不十分とか嫌疑なしで不起訴になることが多々ある。納得のいかない被害者の駆け込み寺が、検察審査会である。　しかし、今ままでは検察は検察審査会の議決に従う必要はなく、検察官が再び起訴する必要がないと判断すれば、不起訴であった。それでは意味がない。そして裁判員制度にあわせて検察審査会法が改正された。改めて検察審査会で「起訴すべき」と議決されれば、強制的に起訴され。裁判所が指定した弁護士が起訴の手続きを行う制度になった。　検察審査会は地裁や地裁支部のる場所にある。１１人の検察審査員で構成され、裁判員と同様、選挙権を持つ国民からくじで選ばれる。任期は６カ月、半数が３カ月ごとに改選される。　さて、上の西松事件に戻ると、二階ルートは「捜査が尽くされているとは到底言えない。強い政治不信が見られる政治状況を踏まえると、さらに踏み込んだ捜査が期待される」と決議した。東京地検の再調査で、自民党の西松建設関係議員は肝を冷やすことになったようだ。　西松建設問題はともかくとして、これまでは泣き寝入りの事件が結構あったと思う。これからそんな事件が減るのは間違いない。被害者がやられ損の事件が減ることは結構なことであり、理不尽なことが多い現代社会の社会的正義が少しは守られそうだ。　大阪の市民団体「政治資金オンブズマン」のメンバーら３６人が今月４日、自民党二階派の政治団体とその会計責任者らを東京地検特捜部が不起訴処分としたのは不当だとして、検審に申し立てていた。 　

  2009.06.17

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• 秋葉原無差別殺傷事件から一年

  　秋葉原無差別殺傷事件が起きたのは去年の今日6月8日であった。　　2008年6月8日12時30分頃、1台の2トントラックが秋葉原歩行者天国に突入した、トラックで通行人5人をはねた。トラックから降りたサバイバル・ナイフを持った犯人は通行人に襲い掛かった。ナイフで切りつけられたのは12人だった。トラックにはねられ3名死亡し、2名負傷した。ナイフで切り付けられ4名死亡し8名が負傷した。合計7名が死亡し、負傷者10名の大惨事だった。　「誰でもよかった」　馬鹿な凶悪犯の言葉であった。　「携帯での犯行予告」が　リアルタイムに行なわれた事件だった。　殺された人は、善意な第三者で、犯人と無関係だ。　たまたま歩行者天国を歩いていただけであった。　いわれなき殺人は、犯人の精神的な凶悪観念からの開放の為であった。　「誰でもよかった」というくらいなら、　「その前にお前が死ね」と、　思った人は多いだろう。　言われなき殺人の犠牲者になった家族にとっては、　去年の事ではな久、現在も進行している事件だ。　終わった事件ではない。　マスコミでは、犠牲者の家族の現在の気持ちなどが報じられるが、家族にとっては、毎日が事件当日であり、今は事件の瞬間であり、夢であって欲しいと願い、事件の前に行きたいと思っているだろう。事件は悪夢でしかなく、認めたくない。　犯人は生きている。　裁判はこれからだ。　精神鑑定云々は被害者家族には関係ない。　医学的根拠も宗教的な同義も被害者家族には関係ない。死んだ家族に殺される理由などない。殺した犯人が生きている理由もない。精神鑑定など、犯人の為であり、裁判の為であり、被害者の為ではない。元気な笑顔で語るはずの家族が殺され、犯人が生きている。そんな事は許し難い。家族の共通の思いであると同時に、一般の人間の共通の思いだ。犯人が死刑になっても死んだ人は帰らない。負傷者に完治はない。肉体的な完治はあっても、精神的完治は不可能だ。それでも、犯人が如何なる理由でもいきていることは許せない。　怒りが湧き出てくるような事件である。日曜日の歩行者天国をのんびり歩くのは、恋人同士か、友達同士か、家族連れか、あるいは一人悠々とした時間を楽しんでいたかも知れない。そんな中へのトラックの突っ込みを考える事が常軌を逸した狂気である。普通の凶悪犯なら、そこで終わるはずだが、そうではなかった。さらに、トラックから降りて、無防備な歩行者に襲い掛かった。　そんな犯人に対しても、裁判はある。派遣だろうが日雇いだろうが、関係ない悪魔の犯行だ。犯行動機に派遣問題など、社会問題をくっつける必要はない。悪魔は悪魔である。それ以外にそんな凶悪事件を考える事は出来ない。　と、考えたら、感情的にもなる事件だ。

  2009.06.08

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• 杉村太蔵の決意

  　杉村太蔵が衆議院当選後、始めて理解できる事をやった。　そんな感じのするニュースが次期衆議院選挙への不出馬表明だ。　小泉郵政選挙でお祭り気分の国民が担ぎ上げた、　小泉リルドレンの代表的な顔であった。　象徴的な存在であり、　吹き出物のような存在でもあった。　去年の8月28日には公設第二秘書の自殺が報じられた。　早い段階で次期選挙の党公認は危ぶまれていた。　　党の公認がなくても、北海道１区から立候補する意思を表明していたが、「無所属で立候補することは民主党を利することになる」と立候補断念理由を述べた。 テレビニュースは、音声がなかったが、沈痛な叫び声を上げているような気がした。また同時に、地方都市の市長選挙への出馬を目論んでいるような気もしたし、都議選への出馬での党公認を約束されたのでハチ、疑問も疑念も湧くニュースであった。　公設第二秘書が自殺を図ったのは、2008年8月28日午前０時40分頃だったと言う。川崎市中原区の自宅の部屋で、ドアノブに首をつっているのを発見した家族は、必死で蘇生処置をとり、救急車を呼んだ。原因も、その後のことも分からないが、杉村太蔵議員の議員生活は、謎も多かったような気がする。　杉村大蔵議員は2006年北海道一区の自民党候補者公募に応募した。現職の国会議員の応募は珍しく、面白い。何もしないで選挙になると、比例代表では指名順位が下位になり、当選は覚束ない。自民党が負けるかも知れない選挙では当選の可能性は無い。選挙区で党公認なら、公明党の応援があるから、当籤の可能性がある。党の公認が無ければ当選がない。その為には、北海道一区での自民党の公認候補になる必要があった。そして、現職国会議員の公募への応募という珍事となった。しかし、公認はなかった。自民党は他の候補者に党公認を与えた。それが、北海道一区と杉村議員のつながりのようだ。　一般の国民からすれば、郵政選挙の吹き出物が一つ消えると思うだけだ。しかし、小泉チルドレンと呼ばれた議員さんは、皆、よく活躍しているような気もする。話題性も大きく、それなりの活躍はしていた。その中で、杉村大蔵議員だけが、何をやっているのか分からなかった。だから、立候補断念のユースは、それで、いいんだという思いだ。議員になってやった、一つの事が、立候補断念であった。まだ、30歳前である。公設秘書の事も明らかにして、頑張って欲しいものである。

  2009.06.05

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• 北朝鮮核実験

  　何ということだという思いである。　北朝鮮で核実験があったと言う。　ミサイル発射で騒がせて、　今度は、核実験である。　アメリカオバマ米大統領がチェコ・プラハ演説で「核廃絶」へ向けての取組みを示したのは先月であった。核兵器廃絶への向けて、世界が動き始めると、核廃絶を訴える世界の世論は歓迎した。そんな矢先での北朝鮮の核実験で、面目を失った格好のオバマ大統領であり、オバマ政権であり、アメリカ合衆国だ。　先に仕掛けたのはアメリカだと、北朝鮮は主張する。それは、ミサイル発射に対する日本が求めた国連制裁だ。しかも、決議でなく、議長声明であったが、北朝鮮は反発した。それは北朝鮮の言い掛かりで、アメリカが黙っているとは思えないが、国連決議を主張した日本は核実験でも、蚊帳の外のそうな気がする。　北朝鮮の核実験についての一致した見方は、前より格段の技術的な進歩があると言うことのようだ。内外の複数の政府機関や研究機関などの観測結果を発表している。同時にミサイル発射実験も行こなわれたようで、北朝鮮の真実の狙いは、気になるところであるが、それは簡単でアメリカとの直接対話を促す事だと専門家は言う。それも核保有国として対等な立場での対話を主張するものらしい。　核保有国としての対等な立場での対話である。互角の対話であり、五分五分の対話である。核軍縮から核廃絶へ向かう世界の趨勢とは逆に核をたてにしての、脅迫外交だと、今更言っても意味ものないが、世界で唯一の核被爆国日本は、拉致問題の被害国であり、拉致誘拐した日本人を帰せと、ひたすら訴える隣国である。もしかの時には、核ミサイルの被害も最も受けるだろう国である。そして、最も北朝鮮の為になる国であり、多くの在日の同胞が暮らす国である。と、情けなくなるのが、多くの日本人である。　　

  2009.05.25

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• 裁判員制度で裁判は変わるか

  　　殺人事件などの、重大事件の裁判に、　無作為で選ばれた市民の裁判員が参加する裁判員制度は、　市民が裁判官と共に刑の確定から量刑まで判断する制度である。　　偉そうな解説など必要ないが、裁判官には納得できない制度に違いない。　一生懸命勉強し、幾多の難関を突破して、　司法試験に合格し、そして裁判官になった。　そんな専門知識の図書館のような裁判官に、　無作為で選ばれた市民がもの申す。　　そんな事を専門の裁判官は歓迎しない。　極端な言い方をすると、馬鹿な素人の感情論が先走る。　逆に言うと馬鹿な素人の感情論は裁判官が導き、　数々の専門用語や証拠の意味を論じて同じ方向に導ける。　そんな、こんなの、様々な問題を抱えながら、　無作為で選ばれた一般市民が裁判に参加する、　裁判員制度がスタートする5月21日だ。　5月21日から起訴される、凶悪事件が裁判員参加の対象裁判になる。　日本では戦前から戦中の１５年間陪審制があった。　ハリウッド映画では、よく登場する陪審員裁判だ。　アメリカの法廷ドラマなどでは、陪審員への訴えが最大の法廷戦術である。　裁判員制と陪審員制とは違うが、　市民が裁きに参加する制度に違いない。

  2009.05.21

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  楽天アフェリに挑戦

  芸術作品の鑑賞のように、ウインド・ショッピングのように、夢を見るように、想像力をめぐらせて、　息抜きの一時を過ごす。そんなときもあってもいいだろう。

  2009.05.01

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• ハリセンボンの箕輪はるか肺結核

  　　奇想天外なニュースである。　特異な女性芸人として人気もあった、　お笑いコンビ「ハリセンボン｣の一人が結核だった。　　デブと痩せの、お笑いコンビ「ハリセンボン｣の一人は太っちょで角野卓造似で逞しく、も一人は痩せて病的であった。勿論肺結核は痩せて病的な箕輪はるかだ。個人的な思い違いとも思える愚かな考えでは、現在は肺結核は贅沢病の一種だと思っていた。　元は死に至る病であった。医学の進歩で克服されたとはいえ、伝染病で重い病気に変わりはない。そんな病にかかりながら、「ハリセンボン｣箕輪はるかは頑張っていた。箕輪はるかの頑張りが、肺結核の病原菌を撒き散らしていた格好である。　東京都は感染防止のため、関係者やファンまでも、追跡調査すると言う。ファンの追跡調査で重大さを認識せざろう得ない。今までにあったかどうかは分からないがファンには迷惑な話しだ。名乗り出て検査を受けて欲しいもだ。　それにしても、まだ肺結核があったことが驚きである。驚きと言うのは誤った医学認識ゆえの表現である。肺結核は豊かな社会では存在しない病気だと思っていた。飢餓的な貧しさが病気の最大の原因だという認識であった。時代劇などで、血を吐くシーンはよく見るが、そんな時でも、その時代の時代の貧しさを思った。しかし、そうではないようだ。　痩せ細った箕輪はるかは病的であった。彼女が病原菌を撒き散らしていたと言うことになる。病気を知らなかった彼女に罪はない。相方も災難である。当分は最も病原菌を持っている可能性があるという目で見られるだろう。太く逞しい女性である相方が、病気に冒される心配はないが、周囲の目は厳しいだろう。　病気の最大の敵の一つが偏見である。偏見が怖いのが世の中であるし、芸能界と言う特殊な社会は、ある意味非情の偏見社会かもしれない。そんな、非情の社会で、病原菌を笑のネタにしていく事が出来れば、凄いと思う。肺結核の病原菌を笑いのネタにして欲しいものだ。　それにしても、奇想天外な出来事に違いない。病原菌を撒き散らした女芸人として、復活できる事を願う。二人のコンビの復活が可能かどうかは、分からないが、二人に責任は無い。肺結核などに負けないで頑張っていた女性コンビの復活を願う。

  2009.04.07

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• エイプリルフールと美少年の裏切り

  　「爽やかな春の日の降り注ぐ花見日和のエイプリルフールの朝、美少年の裏切りに衝撃受ける。｣と、小説の書き出しのように書き始めてみたくなるのは、美少年のついた企業名に微笑ましい思いになった事があった体。美少年の心を傷つけた汚染米販売は許しがたいと、単純に思ったのは、汚染米流通事件のであった。　今日は4月1日でエイプリル。どんなニュースも嘘だと願いつつ美少年を考える。　「美少年」で連想する人は誰だときかれて、連想する少年は誰だろうか。美少年といえば天草四郎などと答える人は、それはそれは古い人で、「嵐」の誰かでも少し古くて、東方神起の誰かとこたえる人が多いかもしれないなどと考えるが、それは昨夜のテレビで見たからである。どうしても、歌手やタレントの芸能人を考えるが美少年は身近にも多いだろう。　少年少女は誰でも美を冠につけたくなるほど美しいくエネルギッシュな存在である。その美少年といわれて最近の社会的な話題、ニュースで思い浮かぶのは、汚染米流通の被害企業であった｢美少年酒造｣だ。インパクトの強い企業名は一度聞いたら忘れない。その汚染米流通の代表的な被害者であったはずの｢美少年酒造｣が汚染米の本家本元から裏金を貰っていたニュースは衝撃である。その銘柄の酒を飲んだ事もない無関係な人間でも、被害を訴える若い経営者の悲壮感漂う顔の残影が残っている。　そのカラクリは分からないし、分かろうとも思わないが、しかし、と、首をひねりたくなる人は多いだろう。酒を飲むにも、いちいち原料の出所や安全性など詮索していられない。何とも人を食った話である。｢美少年｣の名前には親しみを持って、｢昔の俺のことだ｣などと、心の中で呟きながら、飲んだ人もいただろう。｢うちの息子｣だと、聞き分けのなかった息子の事を考え、美少年になりかけている孫の事を考えて飲んだ御婦人もいるだろう。多くの人が自分なりの美少年に心暖まる思いに浸り、心地よい酔いに幸せな時間と持っただろう。そんな事を考え、関係もない人間が嘆くのは、エイプリルフールの今日限定のニュースであって欲しいと願っての事だ。酒は、酒だけは、人間を裏切って欲しくないとの思いからだ。裏金を貰っての偽装のカラクリなどどうでもいいが、これからは美少年に相応しい酒を作って欲しいものである。何しろ美少年である。　春の選抜高校野球大会が佳境に入り、いよいよ今日から準決勝が始まる。野球少年達の最終ゴーが近づいている。一途にひたむきに野球に打ち込んできた野球少年の最終ゴールである。春夏の甲子園大会が野球少年の憧れの舞台で、その中には多くの美少年がいる。いや、野球少年は全てが美少年と呼べるだろう。オジサン顔でも、イカツイ顔でも、美少年である。美少年の印象とは程遠い日焼け顔に丸坊主の美少年達の夢舞台は、フィナーレに近づいている。　東北の高校が準決勝でぶつかるのは史上初のことで、高校野球の歴史も変わりつつと、美少年の名前の企業の不始末への嘆きが甲子園の高校野球につながった。4月1日、四月バカの朝である。　　

  2009.04.01

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• 高速道路の値下げが始まったが、、。

  高速道路と関係ない田舎の住人には関係ないが、今日から、1000円乗り放題の値下げが始まる。景気対策の目玉である高速道路値下げだが、複雑な条件付での、土日休日の値下げは効果はそれ程なさそうだ。テレビのニュースで見る限り、予想されたような混雑もないようだ。　高速道路を何処までも走る人は滅多にいないので、恩恵に預かる人は限られている。それでも、策が無いよりはましである。この機会に高速道路を利用して旅行する人が多くなり、観光地に、今までと違う賑わいがでたら、効果はあったということになる。始まったばかりで、一日二日では判断出来ないが、ETC普及への効果は確かである。それでも、サービスエリアのお土産店などは、ボンや正月以上の混雑を予想しているニュースであった。　遊ぶ人だけが景気対策の恩恵に預かり、トラックなどの流通業者は蚊帳の外では、景気対策の効果など期待できないという意見も当然ある。いや、むしろ多くの人はそう思っている。トラックなどの料金も引き下げられて、多くのトラックが高速を利用するようになると、経済効果もあると思うのだが、トラックの荷物が減ってどうしようもない。　高速道路は民営化された民間企業である。国の思惑で料金を決めるのは少し変だという思いは誰にもあるわけで、一体どうなっているかと疑問に思う人も多いだろう。民間企業だろうと国営だろうと、料金値下げは歓迎である。ガソリンも高速料金も値下げしすれば、景気の回復も早そうだと、胆略的に考える。何でも、料金は安いほうがいいに決まっている。　料金徴収システムはまだ完全ではなく、地方から都市圏を通って地方に乗り継ぐ場合、二重に徴収され場合もあると言う。二重徴収でも料金の返還はないというから何とも人を食ったような面白さである。運が悪ければ、何度も二重徴収に会うことにもなりかねないが、システムは直ぐに正常になるようだ。　盆正の帰省ラッシュの混雑を見る楽しみでニュースを待っているが、期待する程の混雑はなさそうだ。

  2009.03.28

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  自然の美しさをつくる

  美しさは罪ではない。もっと美しくなっても罪ではない。美しさはあなたに与えられる神の贈物。もっと美しくなるのは貴方の使命。自然の美しさ、自然の艶やかさ、春の季節の自然の潤いが女性美となり、生命萌る自然の美に女性が輝く時。　e自然 艶肌・艶髪倶楽部男でなければ分からない女性の美しさがある。男でなければ感じない女性の美しさがある。そんな美しさへ貴方を導く、自然美の艶髪倶楽部。

  2009.03.25

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  真実の美しさは体の中から

  美しさは体の中から、体の中が美しければ、自信が表に出る。うちから滲み出る美しさが、真実の美しさです。青汁。青汁。青汁。先ずはお試しから。生搾りどくだみ青汁酒・十黒梅、５大特典付お試し品薬学博士が薦めるどくだみ

  2009.03.22

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  女優黒木メイサ

  　女優黒木メイサはテレビドラマ「風のガーデン」で柔軟な演技だったと、ある評論家は言っていた。柔軟な演技は何となく理解できる。無理なく自然な演技と言う事だと思う。「風のガーデン」は楽しみのドラマで、緒方拳さんの存在感に圧倒され魅了され、少年の話す花言葉が楽しみのドラマであった。そのドラマで黒木メイサはなるほど柔軟な演技であったと思う。　その黒木メイサの主演映画「昴-スバル-」が３月２０日に公開されると言う。その映画「昴-スバル-」は国別バージョンでアジア各国で公開されるという。　黒木メイサは彗星のように現れた女優だと、個人的にはドラマチックな思いである。映画の題名が「昴-スバル-」だからではない。あくまで個人的な思いで、突然現れた神秘的な女優と思いたいのである。　黒木メイサを初めて見たのが「風のガーデン」で、その次が「男装の麗人～川島芳子の生涯」だった。「風のガーデン」は柔軟な演技でも、「男装の麗人～川島芳子の生涯」は、少々無理があったような気もした。無理の表現は、男装の黒木が軍馬にまたがっていたシーンであったが、彼女の年齢を考えると見事な演技といえるかも知れない。　黒木メイサは、沖縄県名護市辺野古区出身である。辺野古は米軍基地の町である。海兵隊キャンプキャンプ・シュワブのある町である。現在は普天間基地の移転先として注目される規程の町である。ジュゴンの住む美しい海が辺野古の海であり、その海を埋め立てての米軍飛行場建設がアメリカ軍の再編の重要な鍵を握る。あるいは、オバマ大統領が最終的な判断をするかもしれないと考える。その辺野古出身の黒木メイサは、オバマ大統領同様に混血の傑作だと思う。黒木メイサの父親が日本人の母親とアメリカ人の父親から生まれたハーフであった。辺野古出身の黒木メイサは基地の町辺野古の申し子である。　　国際的な活躍も予感する黒木メイサである。　オバマ大統領同様に地球規模の活躍を期待する。　

  2009.02.03

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  メタボ基準が変わった。

  メタボリック症候群の診断基準が変わった。厚生労働省の新基準は、　　腹囲のサイズはで、　男性８４センチ、　女性８０センチ・　今までは、現在は、　女性は９０センチだった。　女性が90センチで、　男性より大きかった。　何故かの疑問は兎も角として、　新基準は男性上位だ。　10センチも女性の苦悩が増えるわけではないが、　一層のダイエットが求められる錯覚はある。　兎にも角にもダイエットだ。　惜しく食べて、ダイエットだ。管理栄養士が健康と栄養を考えて創ったダイエット食品

  2009.01.30

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• 司会はさんまだった

  　年末になると特別番組が目白押しだ。そんな中でもバラエテイー的討論番組が多く、司会もさんまか紳助かタモリかたけしかだ。テレビかいのビック4の時代は長く続いている。みたのは、ビック4の一人さんま司会の番組だった。さんま・福澤のホンマでっか？ニューススペシャルだった。　主な出演の評論家先生だ。有馬晴海　池田清彦　井上公造　武田邦彦　　田嶋智太郎　テレンス・リー　宮崎哲弥　森永卓郎　森本　敏　遺伝子で分かる人間の寿命に興味を引かれたが、　他は、お馴染みも顔の御馴染みの評論家森永卓郎や宮崎哲也の、他の番組でも話している、同じような発言を聞くだけだったが、それにしてもテレビ評論家の多さには驚く。テレビ出演の多い評論家にも驚く。売れっ子タレント以上のテレビ出演で、なるほどと思えることを何時でも言っているから、凄いとも思うし、たいしたものだと思うことは思うのである。　発言は、いや話すのは、いや喋るのは、宮崎哲弥が最も多く、それに次ぐのは森永卓郎で、その構図は殆んどの討論番組で同じである。と言う事は、二人は多くの討論番組には、殆んど出演していることになる。森永卓郎は経済学者らしいと分かるが、宮崎哲弥の専門は分からない。マルチと言うか博学と言うか、オールマイティーというか、なんでも口をだしたがると言うか、分からない事が多い。　武田邦彦教授によって、環境問題の謎というか、裏と言うか、からくりが語られるが、どうも信憑性のない独りよがりな論理のような気もする。そんな気がする反面、以外に真実かもしれないと思ったりするが、結局バラエティ番組だからで終わりそうだ。　森永理論は飽きるほど聞いている。なるほどと思えることも結構あるが、飛躍すする数字は、現実味がないことも多いなどと、　　評論家先生を評論しているわけで、　これから正月への討論バラエティ番組は多くなるだろう。　それにしても、放送時間中殆んど話す事のない評論家もいるから不思議と思っていたら、さんまのチョキマークを思い出し、編集があることに気付いた。編集があるから、インパクトのあることだけが放送されるのだろう。　さんまの司会にしては、後味の悪い番組だった。

  2008.12.28

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• 派遣労働者８万５０００人が失業

  8万5000人の派遣労働者が失業すると言う。 隣の婆さんは8万5000の数字を最近呆け気味だという爺さんに説明するのに、 住んでいる地方都市の人口と、更に隣の市の人口と、更に隣町の人口を足しても、届かない数字だと、指折り数えて説明するが、爺さんは「他の村はいらないのか」と聞き返す。　「村までいれたら、街に失業者が溢れるでしょう。爺さんと同じ失業者がね」と婆さんは言うが、爺さんは失業者ではなく、れっきとした給与のある、年金受給者だと説明するのは、介護ヘルパーだ。　「爺さんは失業者じゃないと始めて知ったよ。私は」と、婆さんはあくまで爺さんを失業者にしたいらしいが、「寝ていても爺さんは給与があるが、うちには元気だけが取り得の、ガタイのデカイ給与のない失業者がいるわ。うちの旦那に比べれば、爺さんは安定収入の立派な旦那さんですよ」と介護ヘルパーの言葉には悲壮感もある。　「年金が給与なら、私だって、あんた、りっぱな労働者だわね」と、婆さんは爺さんには負けたくないようだ。「爺さんも婆さんも、元気な旦那のいるうちよりもの安定して幸せなですわ。幸せな爺さん婆さんはうんと長生きしてくださいね。層所なければ私まで失業してしまいますからね婆さん」と、介護ヘルパーが言えば、　「私は迂闊に死ねないね。爺さんが生きていても私を困らせる以外にも役立っているとは驚いたね。呆け爺さんも、迂闊に死ねないね」と、婆さんの鼻息は荒れてくるが、「村はどうするんだ」と、爺さんは村に拘っている。　派遣切りに地方は救済に乗り出した。　地方の対応は中央省庁より早い。　可能な限りの救済策を打ち出す地方に対して、　中央省庁も手を拱いているわけにはいかない。　遂には、財務省も動き出したようだ。　全国の国家公務員宿舎で、　利用可能な800戸を貸し出すという。　800戸である。　800戸の説明を婆さんならどんな喩で説明するだろうかと考えるが、　800戸は説明のしようもない。　それでも、何もしないよりは、いいに決まっている。　８万5000の数字の後に800戸の数字は比較にもならず、　比較できる性質でもないが、　それでも同じ不況下の数字で、　もっとドカンと大きな対応策を打ち出して欲しいものだ。　例えば、大災害時のような緊急非難センター的な公共施設の開放とか、大ホールやイベント会場の開放とか、寒さと飢えをしのぐ為の緊急策を打ち出して欲しいものである。　結局、国はそんな時には頼りにならないと言うことでありそうだが、地方自治体のほうが小回りが利くのは当然だ。それにしても、解雇で寮を追い出す会社に、寮から追い出すのを待って貰えば良さそうだがと簡単に考える。　その方が簡単だと、誰でも考える。　勿論、そんな条件の派遣切りや、叉他の形の解雇と失業へも道も複雑で、簡単に寮を追い出すの待ってくださいだけで解決する数も少ないだろう。　　兎にも角にも、　街には炊き出しなどのボランテイアーのニュースも聞こえる。　お役所は休みとなり、　頼りになるのは救急車だけと、　救済活動の方のコメントは切実である。

  2008.12.27

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• 裁判員制度の始まりだ。

  　いよいよ裁判員制度のスタートである。鳴り物入りの導入である裁判員制度であるが、多くの国民は自分に通知が来るとは思っていない。始まりは来年５月であるが、最高裁は今日２８日に来年分の裁判員候補者名簿登録者２９万５０２７人に「裁判員候補者名簿記載通知書」を発送する。　辞退を希望確認調査票が同封された通知書が、自分にも届くと裁判員制度が臨場感を持って迫ってくると思われるが、それでも現実に裁判員に指名されるまでは実感が伴うことはないだろう。テレビでは裁判員に選ばれた場合の心構えの解説や、裁判が終わってからの守秘義務など解説しているが実感が湧かない。誰でも一度経験して初めて実感が湧くのだろう。　陪審制度はアメリカの映画やドラマで見ている人は多いと思うが、日本でもその制度があった事はあまり知られていない。日本での制度が何らかの形で語られ続けていれば、裁判員制度導入の戸惑いも少なかったのではと思うこともあるが、ないものねだりに過ぎない。日本の陪審員制度は特別の問題が起きる事もなく終わったのだ。　更に日本では、アメリカ軍政下の沖縄で陪審員制度があった。それはアメリカ軍政下で民主主義とは縁遠い軍の独裁政治に不満を持つ住民の目晦まし的なもので参考にはならなくぃというが、それでも、アメリカ的陪審員制度は民主主義と無縁の軍政下で住民が参加できる数少ない民主的息吹でその成果もあったという。　裁判が終わってからの裁判の話がどの辺りまで許されるかが、何度もテレに解説に登場していたが、家族もOKで、親しい友人もOKで、飲み屋などでも親しい人ならOKである。公の場とか、インターネットのホームページとかは当然駄目だが、家族や友達同士の話なら構わないとなると、線引きは難しい問題でもある。　　蛇足ながら、　　辞退希望確認調査票は、　1.弁護士や自衛官など裁判員になれない職業かどうか　2.裁判員辞退可能な70歳以上、学生など辞退希望　3.辞退を希望する特定の月があるか。　回答用マークシートに記入し、　証明書などを添付して返送するらしい。　法律で裁判員になれない人は、　国会議員　裁判官　検察官　弁護士　警察官　法律学の教授　知事と市区町村長　自衛官　禁固以上の刑に処せられた人　被告や被害者の親族　など、裁判員になれない人というか、　ならなくてもいい人というか、　そんな人も多いわけで、　更に辞退で生きる条件などを見ると、　殆んどの人に当てはまりそうだ。　なれる人は、　辞退も出来ない人は、　一般の公務員や、　大企業のサラリーマンに、　一部中小企業の社員だけと、　言う事になりそうだ。　　

  2008.11.28

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• 勝つのはオバマかマケインか

  　チェンジのオバマか　経験のマケインか 　アメリカ国民でもないのにアメリカ大統領への関心が高い不思議な国の国民は大統領選挙の決着がつくまで気を緩めない。そして、アメリカ国民でもない不思議な国の国民の関心はまだまだ続く。不思議な国日本国民は自国のリーダー選挙の白けムードとは違う、他国のリーダー選挙の熱気にうなされている。　日本だけでなく世界が注目するアメリカ大統領選挙だは評論家先生の言葉を聞いて、腐ってもアメリカは鯛だと、分かった風な結論に至った。イラクやイランの中東諸国、北朝鮮、また、金融危機の発信源アメリカの大統領への関心は世界共通である。　　今回の大統領選挙はケネデイとニクソンの選挙以来の盛り上がりと言う。1960年代のことである。盛り上がりは大統領への期待の大きさの裏返しであり社会的不安のせいでもある。日本ならしらけムードで、誰が総理大臣になったも変わりはしないと思うが、アメリカは大統領の力が絶大であるから変わると期待する。　歴史的盛り上がりの、　2008年大統領選の投票は11月4日、　夜明けの早い東部の州から始まった。　オバマ候補勝利で米国史上初のアフリカ系大統領が誕生する歴史的瞬間となる。アメリカ社会の真の民主化を阻む人種差別の壁が大きく崩れる瞬間でもある。　マケイン候補勝利でイラク戦争は継続され初の女性副大統領が誕生する。やはり真の民主主義の壁が一つ崩れ、女性副大統領が誕生するのである。そして、最年長の大統領誕生となる。　　期日前投票も過去最高で、投票率も過去最高と予想されている。　更に記録はあって、選挙運動資金も過去最高額だと言う。　選挙運動期間もオバマ陣営は出馬表明した2007年月以来、21カ月と過去最長だと言う。 　　　最後の演説模様も実況中継のように報じられたが、オバマ候補の頬に涙が流れた。その訳は祖母の死であった。祖母の死は多くの票を孫にプレゼントすると思った。人間はそんな人情話には弱いのである。弔い合戦とまでは言わないまでも、祖母の気持ちの代弁者がオバマ候補に投票する。　と言うわけで、後は昼ゴロまでにはアメリカの大統領が決まる。

  2008.11.04

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• 航空幕僚長が更迭

  　11月1日は自衛隊の記念日だという。　1966年の11月1日生まれが、　今は防衛省になった防衛庁であり自衛隊だ。　自衛隊にとっては記念すべき日であり、　当然記念式典も、　記念行事もある目出度い日である。　そんな自衛隊の記念すべき日を前に、　水を差すような自衛隊関係の、　ニュースがクローズアップされた。　航空自衛隊のトップが更迭された。　　あの浜田幸一さんの息子である浜田防衛大臣は航空自衛隊の田母神幕僚長を更迭した。　　田母神幕僚長は、　「日本は他国に一方的に侵略したことはなく、侵略国家だったというのは濡れ衣・・・」と論文を発表した。明らかに政府の歴史認識とは違う。　浜田防衛相は、　「航空幕僚長という立場で、政府見解と明らかに異なる意見を公にするということは、幕僚長としてふさわしくない」と説明した。　右よりの思想にかぶれ始めた高校生か、若い右翼青年の論文である。航空自衛隊のトップとしては、悲しすぎる論理であり、軍隊のトップの任務は歴史認識ではない。現在の国家への忠誠であり、主権者である国民への忠誠であると、軍隊論を述べる評論家もいるが、忠誠は兎も角、自衛隊のトップが、民間企業の懸賞論文への応募と言うから情けない。　麻生総理大臣も怒っていた。　　自衛隊にとって目出度い日の、　11月1日を前にして、　何とも情けないトップの更迭である。　　自衛隊への最大の裏切りである。

  2008.10.31

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• 青森のりんごの登録取り消された

  　信じられない事が起きるのが世の中だ。　そんな慰めなど意味もなさないが、　時として、信じられない事が起きるのが世の中だ。　青森県にとっては青天の霹靂であった。　青森県の特産リンゴ関係者は、　農水省の新品種登録取り消しは決定は青天の霹靂であった。　24年をかけて開発した高品質の、　「あおり21」の品種登録取り消しは、　農水省に手数料を支払わなかったためだという。　そんな事があってたまるかが青森県の思いだろう。　催促すればよさそうだが、　農水省を怒らせることをしたのだろうか。　何度も言うが、催促してもよさそうだが、　そうもいかない事情があるのだろうか。　そんな事情など予想も出来ない。　種苗法では同品種再登録は不可能だという。　2006年3月に登録を出願、　2008年3月農水省は官報に登載した。　しかし、青森県の担当者は6000円の登録手数料を納めず、　今月17日付で取りさられたという、　何とも情けないニュースである。　青森県は品種改良に毎年1000円程度の予算をかけており、　「あおり21」は1984年に開発を開始した。　手間いらずの高価格品種として期待が高まっていた。　毎年1000万円の予算をかけての開発は1984年から、　20年間で2億円かけて育てた高品質のりんごが、　市場に出るのはいつか知らないが、早く食べてみたいものだ。　ついさっきは水っぽいりんごを食べて、　何とも味気ない思い出ニュースを見ていた。　6000円の為に、青森県の被害はいくらになるか気になるところである。　農水省に取り消しを、　取り消して欲しいと、　思う野次馬である。

  2008.10.25

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• 沖縄のユタを知ってますか？。

  　綺麗な海に綺麗な空、トロピカルムードの沖縄便りが多いが、　沖縄戦の歴史的悲劇と基地の島の悲哀と、　生命力溢れるオバア伝説と長寿食物ゴーヤなど、　観光地としての沖縄以外にも話題に溢れている。　長寿の島の食文化は特に注目を浴びて、最近はゴーヤの評価はうなぎ登りだ。　そんな沖縄に、昔ながらの伝統的なユタがいる。　沖縄では時にカミンチュ（神人）と呼ばれることもあると言うが、　それは、沖縄の友人の言葉で一般的ではないようだ。ユタを簡単に説明すると、恐山のイタコに似ているが、男のユタもいるから、女性選科のイタコとは違う。イタコは口寄せにより、死者の霊を呼んで、霊がイタコの口を通して語るが、ユタは先祖を始め死者の霊の代理人であり仲介者であると、沖縄の友は説明する。　　　ユタは先祖の霊や、　その土地に関係のある死者の霊の代理人でも、　誰も証明出来ない霊的な話である。　あえて言えば、世俗宗教の霊媒者といえるが、　沖縄独特の先祖との仲介者であり通信者である。　前置きはそのくらいで、　沖縄の中学校で、　ユタによる御祓いで、　生徒が息苦しくなり、　救急車で搬送されたという。　中学校でのユタのお払いが驚きであるが、アメリカ軍の近代兵器が身近にある基地の町の御祓いは、苦しい思いをした中学生には思うし分けないが、面白い話には違いない。　学校にユタが来る事が何ともユーモラスである。　面白がっている場合ではないが、　ユタが学校での御祓いは、　やはり面白いし、　学校の先生たちも複雑な思いだろう。　吹奏楽部の生徒が過呼吸などの症状を訴え、　女子生徒５人が病院に搬送された。　校長は「思春期特有の集団的な不安心理が働いたと思う」　また、「精神的ケアをしていきたい」と話したと言う。　何故ユタが学校に来たかというと、以前から部員の体調不良などがあったのでユタを呼び、音楽室などの御祓いをした。午後７時半ごろから気分が悪い生徒が出てきた。５人が救急搬送された。興奮状態による過呼吸と診断されたが、危険なことはなかった。事件発生時、現場には部員約60人と保護者6、7人と顧問の教諭がいた。　　何とも奇妙な事だが、一種の集団暗示でもあるようだ。ユタが学校に来る愚かさはともかくとして、中学生が午後7時半まで教室に軟禁状態で宗教的な行為を見続けたら、興奮状態になるのも仕方ないだろう。　ユタに恨みはない。迷信かどうかも判断出来ない。また、ユタはお払いなどはしないというのが、沖縄の友の結論である。つまり、ユタは基本的には先祖神の代理人であり、地域の守護神の代理人であると友は言うが、その説明にも矛盾はある。　　どっちにしろ、　学校で占いやお払いの迷信的な事が行われるのは、　よろしくないと言う他なさそうだ。　　

  2008.10.23

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• 新タイプの産業スパイは「総合科学技術会議」が決める。

  　「総合科学技術会議」　　福田総理大臣がまだ議長だ。　辞める総理大臣が議長だ。　　「総合科学技術会議」は、　スパイ活動紛いのことを、　国がやろうとしている。　　当に産業スパイで中国でも、　国家主導ではやらない。　やるとすれば北朝鮮ぐらいだ。　そんな怒りの声も上がる　「総合科学技術会議」の取り組みだ。　国の恥と辛口評論家の怒りの声だが国民の声だ。　そんな会議に協力する学者は、　いないとは思うが、　最初から学者や研究室に十分な予算をつければいいだろう。　必要な分野を研究している学者や研究機関又大学に、　特別枠の予算を最初から用意して研究させるべきだ。　日本には優秀な学者や研究者が幾らでもいるずだ。　研究者に誇りも捨てさせるような事を、　堂々と国がやろうとするから凄い。　日本の研究者も馬鹿にされたものである。　国内外の学会にたえず参加しているような、　第一線の科学者や技術者を、　「覆面調査員」に指名する制度を設けるという。　「世界の最新研究動向や有望な技術革新の芽について、　いち早く報告を寄せてもらうという」から、　日本の専門家は馬鹿にされすぎる。　最新研究の動向も知らない、　研究者だけが揃っているのが、　日本だという訳である。　　世界の国々は日本の科学者を全て産業スパイだと思うだろう。　調査員の正式名は「革新的技術推進アドバイザー」だというらしい。　革新的な産業スパイであり、日本国認定のスパイが覆面調査員だ。　調査対象分野を熟知し、　世界に人脈を持つ大学や企業などの、　「目利き」の研究者が候補だという。　研究者も舐められたものであり、　馬鹿にされたものである。　同じ科学者の研究成果を国に報告して予算を貰うのだ。　繰り返すと、　産業スパイを１００人程度を選び委嘱するという。　今秋という事はすぐだし、もう委託しているだろう。　　調査員であり覆面であり、　産業スパイだから、　当然メンバーは公表しない。　

  2008.09.20

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• 原油か価格下落ガソリン代は下がる

  　天井知らずかと思った原油価格は下がり続けるが、　ガソリン価格が急落するとは考えにくいし、　ガソリンの値段が元の水準まで戻るとも思えない。　元の価格は何処に設定するかで変わるが、　以外に早い時期に、　本来の価格と言うか、　誰もがそれくらいならと、　思える価格に戻りそうな気もする。　金融不安の続きアメリカのBIG投資家次第だという専門家の意見は兎も角として、アメリカ政府は非常用の備蓄石油の放出を発表した。そのために、まだまだ原油価格は下がるらしい。日本にも備蓄石油はあるわけで、その放出でガソリン代の値上がりを防げと、テレビの討論番組などでも複数の評論家やタレント政治家などが言っていた。日本政府にはそんな決断は出来ないから、国民はただただ、投資家でもないのに、原油相場に一喜一憂しているだけだった。日本の政府はガソリン騒動などは打つ手無しであった。　原油価格は、　１バレル９９・９９ドルまで下落し、　４月以来約５か月ぶりに、　１バレル＝１００ドルを割り下落は続く。　そして又安値更新で、　９４・１３ドルまで下落した。　原油の安定価格はどれくらいか判断つかないが、　上昇した物価が元に戻るかどうかも判断つかないが、　ガソリン代が100円前後まで下がる事を望むのが一般的な国民である。　自民党の総裁選挙葉は、いまひとつ盛り上がらず、　関係ないが、ガソリン代も急下降する事もなさそうで、　一般庶民の秋の夜長は嘆きの時間が多くなりそうだ。

  2008.09.16

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• ビックバンの謎が分かる。

  　「ビッグバン」を人工的作る。　「ビックバン」である。　ニュースを見ても分かるわけはない。　欧州合同原子核研究所（ＣＥＲＮ）は、１４年の歳月と９０億ドル（約９７２０億円）の巨額を投じて、素粒子実験装置「大型ハドロン衝突型加速器（ＬＣＨ）」を完成させた。　スイスのジュネーブ郊外で、地下１００メートルに、約２７キロの環状トンネルを掘って超伝導電磁石１７００台を設置し、陽子を光の99.9999998％の速度まで加速させて衝突させ、人工のブラックホールを作り出す。　光の99.9999998％は、限りなく光の速度に近いということはわかるが、下七桁の意味が分からない。しかし、そんな屁理屈は意味がない。兎に角、光の速さ出のの衝突だ。光の速さの目安として、一秒間に地球の七週半というのがあったが、勿論実感はない。　リサ・ランドールが唱える「異次元」というか、四次元を通り越して、五次元の世界発見の可能性があるとか言われるが、三次元さえ理解してないから四次元は無理でさらに後次元はなお無理である。　リサ・ランドールはアメリカの物理学者である。凄い女性物理学者の理論の証明が可能だというのであるが、　宇宙飛行士の若田氏がリサ・ランドール博士にインタビューして記事から　「大宇宙は、小さな丸っこいパンの端から端までのようなもの。それをスライスしたものの一枚が私達の住んでいる三次元の世界。別の一枚は違う三次元世界。その間は五次元空間。一つの三次元から別の三次元には行けないし、それぞれの三次元には生物の存在を否定できない。それらを解く鍵は重力である。面白いのは五次元空間の存在を証明するのに、三次元から消失する粒子があれば、その消失先が五次元空間となる。アインシュタインの一般相対性理論が現在カーナビに利用されているように、五次元空間の存在は、別世界生物との交信に利用されるかもしれない((つまり重力の波を用いて、別の三次元の世界とのコミュニケーションが出来るかもしれない))ということです」　博士の３つのキーワードは、「探究心」「理解力」「友情」　『リサ・ランドール異次元は存在する(NHK未来への提言)』 リサ・ランドール（著）　NHKの「未来への提言」で、理論物理学者リサ・ランドール博士であった。４３歳の美人博士であった。　NHKのばんぐみから、「我々の住む3次元世界を取り囲む5次元世界が存在することを提唱したランドール博士は、43歳にして一躍物理学会のニューヒロインに躍り出た。アメリカの雑誌も特集で、ランドール博士を2006年のキーパーソンに選んだ。リサ・ランドールはいまや全米が注目する「時の人」である。」 　駄洒落ではないが、陽子（ようこ）ではなく陽子（ようし）を衝突させ、宇宙誕生とされる大爆発「ビッグバン」の状態を人工的に再現するという。質量の起源や、宇宙空間の謎の究明する。　分からない。　理解できない。　それでも分かりそうな気がする。　それでも理解不能と言う以外にはない。　宇宙の謎であり、その解明方法である。　トンネルにある（パイプ）リングに陽子を打ち出し1周させた。　さらに、陽子同士をぶつけて素粒子を発生させる実験を始めるという。　やっぱり分からない。　それでも分かりそうな気がする。

  2008.09.11

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  日本のスパイと北朝鮮情報

  　スパイが現在もいる。　日本にスパイが潜伏している。　情報化時代の現在でも、　情報収集のために日本に潜入している、　スパイがいるようだ。　スパイに関する事件が、　何年かに一度くらいの割で、　ニュースになる。　一般的な社会生活をしている、　一般的な人間からは想像もできない世界である。　日本人男性の名前を語るロシア人は、　すぐばれそうな気もする。　日本人の住民票でパスポートを不正取得して、　使う前にばれるだろうと思うが、　変装などで誤魔化して来たのだろうか。　警視庁がロシア人の男を逮捕し、　書類送検したニュースだあったが、　韓国や北朝鮮人ならまだしも、　ロシア人ならばれるだろうと、　単純に思うがそうでもなかったようである。　男は30年以上にわたって日本でスパイ活動をしていたと言う。　ロシアのスパイはアジア系ロシア人であった。　アジア系は何処かはわからないが、　福島県で行方不明になっている人の住民票で、　パスポートを取り2回も出入国を繰り返していた。　日本の社会的な情報や政治経済情報は潜伏しなくても、　インターネットでも知る事が出来さそうだが、　やっぱり今でも各国の産業スパイなどが、　日本の情報収集のために、　潜伏しているのだろうか。　日本はスパイ天国だと言われた。　東京には各国のスパイが凌ぎを削っていると、　云われたていたが、　現在もスパイの暗躍する、　東京と言う事になりそうだ。　　名前は知っているが知り合いなど、　いないのが警視庁公安部で、　当然といえば当然だが、　公安部に知り合いの刑事などはいないだろう。　その警視庁公安部の存在を知らせるニュースでもある。　そんな風に考えると、　北朝鮮のスパイは多そうだ。　何しろ日本人と同じ顔であり、　在日として日本で育った人なら、　言葉も不自由しない完全スパイになれる。　スパイニュースに拘るのは本屋の立ち読みで、　週刊誌の「北朝鮮の金正日書記長が実は死んでいた」という、　記事を見たからであり、北朝鮮の拉致事件も日本に潜伏している、　スパイが実行犯であり、　現在も続いているのではと言う思いからである。　勿論、週刊現代の記事の信憑性はわからないが、　北朝鮮情報で御馴染みの重村教授の記事だけに、　もしやの思いもあるのである。　果たしてどうかは知る由も無いが、　北朝鮮の拉致被害者家族にはたまらないニュースである。　金正日北朝鮮主席の死亡説は関心ないが、　もしそうなら、拉致被害者の調査や日本への引渡しなどは、　誰がどんな責任で行うのか示して欲しいものである。　もしそうなら、北朝鮮の体制は一気に崩壊しそうだが、　北朝鮮でも限られた人間しか知らないというから、何とも判断できない。週刊現代の宣伝ではないが。　日本にいながら日本から外国へ拉致されるのは何とも言い難い主権国家の屈辱であり、その被害者の救済のためその後の人生の大半を費やし、これからもまた先の見えない戦いと言うか活動をしていくのである。明日はわが身かと誰も危機感など持つことはない現在だが、何処に外国のスパイが潜んでいるかと、自分の周辺にいる外国の方に妙な勘ぐりを抱かせるニュースである。　

  2008.08.14

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• 麻生太郎健在

  　自民党の要である幹事長に請われて就任した、　ご存知麻生太郎さんが早速民主党に一撃を加えた。　喩えの話であるが民主党をナチスに喩えての発言だ。　政党としてこれほど屈辱的喩えはない。　あえてインパクトのある喩えをしたのか、　一般的な見方の「舌禍」か、判断は難しい。　江田五月参議院との会談での発言と言うが、　以前の講演でも語ったというお気に入りの喩えである。　以前の発言は、　「１９３０年代、ドイツではナチス党がやたら出てきて、当時のワイマール共和国に対し、度々審議拒否した。しょうがない、この際ナチス党にやらしたらどうだといって、ああいうことになった」だ。　民主党の審議拒否に対して釘を刺した発言である。　一理あると多くの国民は思っている。　駆け引きには違いないが審議拒否では、　話にならないと言うのが国民の一致した考えだろう。　国会議員が審議拒否するなら、国会議員はいらないと言うのが国民の考えだ。たとえ牛歩戦術や物理的妨害であっても国会での闘争なら、呆れながらも国民は納得するが、審議拒否で国会外で何を言っても意味がない。　一理あるが、麻生さんの喩えを誰も指示もしないだろう。　一理あるが、民主党の審議拒否に対しての一理である。　喩えは悪い。　そんな喩えが凄い。　秋葉原オタク文化の理解者として、話題も提供する麻生さんが、秋葉原で起きた無差別殺害事件の時は何の発言もなかったのは些か失望もした。勿論、オタク文化と無差別殺害事件とは関係ないが、やっぱり秋葉原の事件だから、残念の一言も言うの人情だ。　民主党を、公党を、ヒットラーに喩えるのは無神経過ぎると、　秋葉の事件に沈黙する麻生さんに思うのである。　政界の貴公子は総理の椅子は目前と自覚してそうだが、安倍内閣崩壊時の幹事長としてのお粗末も記憶に新しい。クーデターとまで言われた、安倍内閣崩壊劇は後になって真実が明らかになり、麻生さんも犠牲者らしいと思われている。しかし、責任はあったと言うのが多くの国民の思いだったような気もする。　「人気はナンバーワンとの自覚がある」　「何を言ってもいいと思っている」と、　辛辣な批判もあるが果たしてどうか。　江田五月参院議長との会談で、　「民主党が政権を取るつもりなら、ちゃんと対応してもらわないといけない。ナチスドイツも国民がいっぺんやらせてみようということでああなった」と発言したのだが、　以前の講演と同じ発言だ。と言う事は、　その講演内容に対して民主党は、　抗議もしなかったと言う事であり、　それもまた情けない。　今頃になって、　民主党が「ナチスと同じ扱いは許しがたい」と、　抗議しても、何か味気ない気もする。　麻生幹事長も、　「国会での審議が大事なんじゃないかという話をした」と釈明したが、、、、、。　総理の椅子を見続ける麻生さんは、　「期待に応える義務と責任はある。自分なりに覚悟はしている」と強調したとも言う。　そして、なんと、　　福田康夫首相とは　「これまで接点はほとんどなく、好きとか嫌いの対象ではなかった」とも言う。　接点さえなかった総裁の元での、　要のポストは一体どうなるのかと考える。　もう一度麻生さんの弁解を探してみると、　「民主党は参議院できちんと審議をすることが　大事なのではないかという当たり前の話をしただけだ」と、　やっぱり一理あるが、ナチスの喩えは、、、、。

  2008.08.05

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• 日本人は労働意欲がなくなった。

  働く意欲がないと仰る。日本人は働く意欲が失せていると仰る。7月22日の真夏の真っ盛り、意欲を剥ぎ取るような白書は、労働経済白書だという。派遣だから「不本意な就業者」と仰る。正規従業員でないから「不本意な就業者」と仰る。2008年北京オリンピックもう始まり、日本頑張れと沸き立つ愛国心は、エネルギーの原だと思う。正規社員と非正規社員と仰る。パートや派遣はさらに非正規労働者だと仰る。バブルが弾けての人件費削減が始まり、正規から非正規へ人件費削減の犠牲になったと思う。労働意欲も満足度も低下と仰る。「働く人の意識」を分析した結果だと仰る。「日本型雇用」の年功序列の是正から始まり、改められたはずの日本型雇用に戻ることは出来ないだろう。「不本意な就業者」は、「厳しい経営環境の下で人件費削減的な目的も少なくなかった」とし、「仕事への意欲が低くなった理由」は、当然だが、「賃金が低い」が最多で「評価の云々も多かった」40代、50代のホワイトカラーの賃金格差拡大や、50代の男性の堂々意欲の低下があるらしい。

  2008.07.22

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• サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂への落書き

  落書きにも色々あって、 実にユーモラスなものから、　芸術作品と思えるものもあるし、　許されざる悪意に満ちたものもある。　多くの場合落書きは邪まな自己主張が多く、　たまには啓発や警告が目的の場合も或いはあるが、　落書きではその目的が達成されることはなく、　結局は悪戯以外のものにはなりえない。　インパクトの強かった落書きは沖縄八重山珊瑚礁への書く込みであった。朝日新聞に載った怒りの記事は記者の自作自演の落書き記事であった。警告の為と弁解した新聞記者の言葉は空しいものだった。　ほかでも色々と問題になった落書きはあったが、人気音楽グループ「AAA」（トリプルエー）のメンバーが、米国の岩にスプレーで文字を書いたという記事も見た記憶がある。AAAの実態さえ知らないがアメリカでのことであり気にもしなかったし、その後のこともわからないが、後味の悪いニュースには違いなかった。　　さて最近では、イタリアの文化遺産に落書きした野球部の監督が非難され、パッシングを受けて解任された。犯人特定が容易な幼稚な落書きだった。珍しく高野連は穏便であった。監督の個人的行為として、野球部の夏の全国高校野球大会への出場を認めた。野球部の監督は、「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」の柱に自分の名前などを落書きした。監督と言えども高校の先生のはずだと思うが、さてどう判断するか、、、？　野球監督が落書きした同じ文化遺産に、　岐阜の女子大生が落書きしていた。　ご丁寧に大学の名前を書いたからばれたと言うわけで、　それだけでも幼稚な純真さも感じられる落書き事件である。　偶然にも、同じサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂に、　今度は岐阜の女子大生が落書きをしたと言うわけである。　野球部監督同様に、私が書きましたとばかりに、　幼稚な純真さを感じさせる大学名の落書きであった。　　そして岐阜市立女子短大学の学長が、　学生の代表４人と現地へ謝罪に行った。　謝罪は面白い光景であった。　女子大生たちは逆に慰められていた。　フィレンツェ市の担当者も、　フィレンツェ大聖堂の責任者も、　純真な女子大生の謝罪に、　逆に困惑顔であった。　「一緒に平和の鐘を鳴らし、　事件を終わりにしよう」と、　女子大学生を抱き締めるシーンもあり、　イタリアと日本の国民性の違いを感じさせた。　大聖堂への落書きであっても、　イタリア的にはさほど問題ではないようで、　厳格な日本への信頼が増したと、　言うことかもしれない。　落書きは許された場所にしてと言いたいが、　落書きの許される場所も少なく、　スケッチブックにするのが一番と言うことだろう。　岐阜女子短期大学の学生はきっと素晴らしい女性になるだろう。

  2008.07.10

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• 東国原知事「愛のムチ条例」発言

  宮崎県の東国原知事のブームはまだ続いているようだが、　もううんざりと言う国民も宮崎県人も。　多いのではないだろうか。　マスコミが育てたからマスコミは最後まで支えると、　東京のテレビ局は思っているかもしれない。　だから強く、支持率が90パーセントとかは、　正常ではないし、　フセイン大統領だって90パーセントは越えなかったし　ミャンマーの軍事政権だってそこまではいかない。　　宮崎県のセールスマンとしての役目は、　十分果たした。マスコミが協力してくれたから、　問題ではなかった。　これからもマスコミは協力するだろう。　しかし、もううんざりだともう人は多いだろう。　もし彼に魅力があるとすれば、　線化前歴があっても、　加藤和子からそっぽを向かれた男であっても、　一念発起頑張れば知事にもなれるという事であった。　ある意味で、反面教師的な出世術への賞賛であり、　悔い改めて頑張るチャンスは、　誰にでもあるという、　落ちこぼれの夢であった。　しかし、最近は自分が選ばれた人間で、　優等生として知事までなったような錯覚に陥っている気がする。　テレビ出演も多く天狗になり、　社会へのマイナス要因が多くなっている。　と、関係はないが野次馬考えだ。　宮崎県は産物を売る以外に何もないかの如くで、　テレビなどのコメントを聞けばそれは凄いもので、　支持率が高い間が天狗どころか、　全能の人間と思っているようだ。　そして遂に教育問題で、「愛のムチ条例」だと言う。　ピンクサロンでSMの鞭を持って遊んでいた男が、　教育問題で「愛のムチ条例」である。　それでもまだ市民団体が異を唱えているから救いがあるが、　東国原知事に異論を唱えれば東京のマスコミ叩かれると思っている宮崎県民は、　何ともいえないのが現実だろう。　東国原知事の登場で多くものを得た宮崎県は、　多くのものを失ったことにもなった。　宮崎産の商品を売っても魂までは売ってほしくないと言いたいのが、　「愛のムチ条例」である。　愛を法で定めるのは独裁者のやることで、　心の問題を法で定める事は出来ないだろう。　東国原知事の「愛のムチ条例」発言について、　市民団体が、　知事に真意をただす　質問状を県に提出したという。　宮崎県の唯一の救いである。 　「徴兵制」　「愛のムチ」　東京のテレビ、　東国原知事出演番組の、　コメンターは、　何を言うか知らないが、　由々しき問題かも知れない。　戦前の日本でもゲンコツを　正当化して法で認めることはなかった。　「愛のムチ」は自然に発生する信頼関係からしか生まれないだろう。　「昔はゲンコツで教えられたけど、　最近はそういったことができなくなっている」　「愛のムチという範囲内で、宮崎県は条例化できないか」と、　東国原知事は仰った。　ああ、宮崎県はどうしたことか。　「知事独特のジョークと推察」と、　前置きしなければ文句も言えなくなった　宮崎県である。　どうなったのか宮崎県は。　ほかに文句の言いたい人はいないのだろうか。　子供を叩くことを是とする条例である。　先生が涙ながらに叩くのが「愛のムチ」だ。　「知事が条件付きながら暴力に　　お墨付きを与えるような発言は容認できない」と、　　言えたのはたったの5人だと言う。　　「愛のムチ条例」 である。　子供を殴ることを認める条例である。　

  2008.07.03

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