ミンダナオ旅記 2 笑いと歌の人生
ミンダナオ旅記 2ミンダナオの人たち―フィリピン全体に言えることだけども、とってもゆっくり大雑把に生活していて、あたしはかなり楽!だった。日本は、いろんな物事が計画道理に進んでいく世界でもかなりまれな国。その中で、効率はすごい!日本では計画したことがどんどん進んでいく!ミンダナオでは、いろいろな人が来たり、話したりで、計画はすぐ変更あり。大きな流れにみんな身を任せて生きている、なるようになるさ、と。息が出来る、息がしやすい。インドよりは、スピードは速いかな?人による点もあるけども、食事もゆっくり食べて、話している。次に食べる人が待っていても、気にせずに。日本だったら「次の人にわるい」とかゆって急ぐのでしょうか。賛否両論ありそうですが、次の人もせかす訳でもなく、あたりまえのこととして、ゆっくり構えて待っている。 お互いに信頼関係が成り立っている。悪い人ではないと。お互い、好きなように楽しく生きてHAPPYに生活しようという,気持ちが溢れている。 一方、携帯メールはすごく盛んで、びっくり。その日はメールし放題、のようなプランがあるようで、常にやっている人もいる。日本だとわりと学生が、やっているけど、フィリピンでは、大事なビジネスの予定もメールでやり取りしていたりする。 笑顔の国だから、楽しく踊ったり、歌ったりだいすき!駐車場のガードマンや店員さんも歌いながら仕事しているのをよくきいた。かなり大きな声で歌っていて、うまい! そんな、シンガーがごろごろしているから「歌のコンテスト」も多い。カラオケBOXはあっても音が完全にそとに筒抜けとか、壁のないレストランで歌ってる(マイク)ので、かなり夜は騒がしい家もある。 山奥の集落に行ったときも、動物の声や、鳥の声より、まず、手伝ってくれた家族の若奥様が歌大好きで、大声でうたっている! ラジオが大音響で、こだましている。 アメリカの曲―10~20年前の、ハードロック―ファイアー・ハウスやボンジョビ、懐かしい物が多く、これがこの人たちの「今」ってのも、おもしろいなーって一緒に常に歌っていた。 山の集落は、霧がかなり流れてきて寒いから、うたっておどって、エネルギーを出していた!夜はセーターに、ビニールの上下も着まくりで5枚は着ていてもまだ寒い。 竹と木で出来た家は、外気がモロ入ってくるので、びっくり!であった。