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カテゴリ:国宝
今日は都内で「こくほうさん」。畠山記念館で開催中の秋季展「生誕150年原三溪 茶と美術へのまなざし」(10月6日〜12月16日)を観に行きます。そう、僕なんかは基本「未見国宝」が無ければこの様な展覧会に行かないから所謂「美術ファン」では決してないんだよなあ。
その未見国宝は「禅機図断簡因陀羅筆(智常・李渤図)」。これまで僕はなかなか鑑賞の機会が無かった国宝で今回の展示期間も10月30日~11月25日の限定。2006年10月以来12年振りの展示だとか。こちらの美術館には何も問題起きないでしょうが僕の方に体調含め何が起きるかやっぱり分からないので出来るだけ早く観ておきたいと思っていた。ですから当初予定では早速先週3日の正に?「文化の日」に行こうと思っていたのですが「パッサージュ53」フェアの予定が入りましたので本日へ延期?した次第です。 先週の土曜日も天気が良かったが今日は本当に暖かい。畠山記念館に行くのは何年ぶりかなー、何度目かなー、等を考えながら高輪台駅から歩く。高級住宅街だねー。社宅とかじゃいないとなかなかこういう所には僕みたいなもんは住めないねー。 入館料は一般700円。以前は500円だったような。それでも高いとも言えないのだろうな。色々な他と比べたら。今回僕は少し前に日経夕刊にあった100円割引券を切り取って持ってきて600円。昔だったら恥ずかしくてこういうのは切り取ってこなかっただろうね。歳を取った?いや大人になった、ということにしておきましょう。それにチケット屋さん利用とかより気分が良い。 早速、国宝「禅機図断簡因陀羅筆(智常・李渤図)」。土曜日だから相応の来館者ですが勿論鑑賞には問題無くユッタリじっくり拝見出来ます。何時も「未見国宝」目当てとは言え当たり前ですが混雑の中ではなくこの様な環境下での鑑賞だと素人なりに色々と考えたり感じたりしながら鑑賞出来るものです。そして他の展示も。「生誕150年 原三溪 茶と美術へのまなざし」としては、上手く言えないけど「茶の湯」の素晴らしさと言うよりも、「茶道具等のコレクターとなる」魅力?みたいなものが少し分かる感じの展示内容と勝手に思って鑑賞終了。だったら今だと「五島美術館」とかも観に行けば良いのにね。行かない僕であります。 いずれにせよ。先ほど書いた通り「未見国宝」目当てで来ました。でも、その結果としてこれらの作品を僕なんかは観る機会が出来る訳であり、何時も思いますが未見国宝目当ての真の?「国宝ファン」ではなくても少しは、いやいや大変?意義あるものと考えております。こういうのが続き、もしかしたら真の?「国宝ファン」「美術ファン」になっていくかもしれない、と思ったりもしています。 あと、これで一応こちら畠山記念館所蔵の国宝は全て「既見」となった事になる。そして、ああ。文化庁、個人、前田育徳会を除くと東京「所蔵」の「未見国宝」が一旦は無くなった、という事にもなるのかな。そういう訳でも個人的にはなかなか感慨深い鑑賞となりましたね。 そう、だから「五島」「根津」「静嘉堂」や、関西だと「藤田」「大和」等と同じ様に「畠山」も基本これでもう来なくなるのでしょうか。 ああ、やっぱり僕は「美術ファン」ではないな。 ...........「ヱビスビール記念館」には内容が変わっていないのに何度も通うのにね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年11月11日 11時38分37秒
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