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神谷ちづ子・ついつい・一言

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2016年06月の記事

全13件 (13件中 1-13件目)

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都知事にはぜひとも地道な実務家を！

いくらなんでも、そろそろ都知事候補を決めないと・・というのか、候補者の話題が高まっています。自民党が行った調査では、前総務事務次官の桜井俊氏、アイドルグループ嵐の櫻井翔君パパ待望が、一位だったらしい。ところが、Yahooのコメントを見るに、投稿者のほぼ全員が、「息子の足を引っ張らないために、止めておいた方がいい」「官僚にはむかない仕事」「息子のおかげの知名度なんて恥」などなど、出馬は止めておいた方が・・の意見ばかりで、もう、びっくりでしたね。都知事が誰になるかで、都民の生活は大きく影響されるというのに・・。私は、ずっと桜井氏推しですが、そういう空気はとても残念というか。この機会にぜひとも実直で実務能力に秀でた、パフォーマーでない、権力志向でない、かつ、人望のある方に都知事のポストを戻したいそもそも、知事職というのは行政職で、役所を上手に動かし、都民の生活を、あらゆる方面から守ってくれればいい。政治家である必要も有名人である必要もないんですよね。私は今こそ、都知事のポストを、実直な実務家に戻すチャンスだと思うわけです。(・・とついつい力が入ってしまうが）もちろん桜井氏以外にも、優秀な実務家は数多いらっしゃるのでしょうが、残念ながらある程度のネイムバリューがないと、票を集められない現実がある。その点、たまたま櫻井翔君の父である、という桜井氏の立場は、地味な官僚でありながら、誰もが「なるほど」と親しみを感じるもので、よくぞ、こういう人がいてくれた・・ってなところでしょう。しかもタイミングよく、ちょうど事務次官を引退したところで。東京都のための、千載一遇のチャンス・・でありますまか。ぜひとも固辞せず、都民のために立ちあがって欲しいものですが。例えば、小池ゆり子女史。候補として名前があがっていて、ご当人もやる気満々の様子ですが、以前、総裁選に出た時に、小池氏の限界は見えただろうに・・と思いますけどね。どうして人は、簡単に少し前のことを忘れるんでしょ。今回、いろいろ検索していたら、過去の都知事候補の顔ぶれが、ぞろぞろ出てきましたよ。誰とは敢えて言いませんが、私達って、なんとまあ、しょうもない人達に、毎度、期待したくさんの票を投じ続けてきたものか。ともかく。私達はイギリスの国民投票を教訓として、しっかり東京都のために尽くしてくれる優秀な人を選びましょうよ、ね

2016.06.29

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EU離脱。イギリスは今頃になって慌てふためいてているらしい。

EU離脱か残留か、で国民投票を行ったら、世界中の予測と期待を裏切って、離脱派が残留派を上回り、結果、EUから離脱することになってしまったイギリス・・。接戦らしいけれど、結局は賢明に残留を選ぶに決まっている、とどこか安心していた世界の専門家やジャーナリストの甘さにもびっくりですが、どうも離脱を選んだイギリス人からして「なんてことをしてしまったのだろう」と今になって慌て出しているらしいことに、こっちは「呆れ返る」でありましょうか。なんと、結果が出た今になって「EUとは」とか、「EU離脱が意味することは」をネット検索するイギリス人がガーンと増えているのだそうな。そんなことも考えずに、投票したんかい！そりゃあ、「離脱」の多数がはっきりした途端、ポンドの価値が31年前の水準まで低下し、世界の株式市場から200兆円もの価値が消えたのだから、わずかに株を持っている私も大ショックでありましたが、イギリス人もことの大きさに、まさに「なんてことをしてしまったのだろう」でありましょうけれど。今回、しみじみはっきりしたのは、直接民主制の危うさ、ですね。専門知識に優れ、物事を熟慮し先行きが見通せる人の一票と、な～んにも考えず、知識もなく、誰かに煽られたり、その時の気分や、単に「面白そう」で投票してしまう人の一票が同じ価値だという、その欠点というのか恐ろしさを、今回の結果が、まざまざと見せてくれたわけで。ま、それが民主主義で、その他の制度と比べれば、まだまだましだからこそ、多くの国で、採用しているわけですが、多数決というのは、必ずしも正しい結果を導くものではなく、使い方によっては、とても危険だということ、私達は改めて、思い知る必要があるのだと思いました。例えば、家族の中で、親の決定権と5歳の子の決定権を同等に扱ったら、家庭なんて、メチャクチャになってしまいますものね。それと同じようなことが、世界の国で起こったりもする。また民意というのは、時として一時の感情や世間の空気や扇動によって、いとも簡単にドドドと一方に、それも間違った方に雪崩込む、しょうもない愚かなところがあるからなぁ。さあて、日本だって参院選も都知事選も控えています。多数決の怖さをしっかり認識して、正しい選択をしましょうよね！

2016.06.26

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議員先生は「視察」という名の海外旅行がお好き

舛添騒動が終わったと思ったら、今度は都議の議員団も、高額豪華海外出張していたことが発覚。あれだけ舛添氏を非難しておきながら、なあんだ、自分たちだってジャブジャブ税金使って、視察という名の、旅行やってんのかよ・・との有権者の冷たい目線に、来年の選挙を気にしたのか都議会は、リオへの議員調査団・派遣を中止すると発表したそうです。なんだ、そんな簡単に取りやめるような視察だったの・・でありますが、ま、必要不可欠の視察ではなかったのでしょう。いいんじゃないですか、たまにはこれくらいのことがあっても。議員先生たちがリオオリンピックを見ることが、東京オリンピック・パラリンピックの成功に不可欠、とは思えんですしね。大使館・総領事館関係者として長年、日本から来られる国会＋地方議員先生方のご接待を体験してきた立場から言うと、「議員先生方は、視察という名の海外旅行がお好き」でありましょうか。もちろん、それなりの施設の見学や、要人との懇談等、必ずなにかしらの「視察であるべきイベント」はこなされるものの、ほぼ100%の先生方が、修学旅行の生徒のようにウキウキと、テンション高く、旅行を楽しんでらっしゃる様子がまざまざでしたもの。誰だって異国への旅は、それなり心浮き立つものですが、来訪される商社や企業のビジネスマンや、官僚の方々と比べ、議員先生方のそれは、度合いからして大きく違って、ああ、政治家人生には、海外旅行の機会が、とっても楽しみなものなのね・・とそんな印象を抱いたものです。ぶっちゃけた話、議員先生方の「海外視察」の実態って、「ご褒美」あるいは「慰安」的要素が濃厚なんじゃないですか「そうです」とは誰も言わないでありましょうが。私は、そう頻繁でないならば、それもいいじゃないか、と思っています。税金を使われる、というのは、確かに忌々しいですし、そのお金を他に回せば・・と思いもしますが、外国へ行って、実際にいろいろ見聞きすることで、少しは世界を知り、知識を増やしてもらえれば、それは、結果、国民にとってマイナスではない。でも、その際、「すみませんが、行かせていただきます」ぐらいの低姿勢の意識を持っていただきたいですよね～。間違っても「視察だ、仕事だ」とエラソーに踏んぞり返ってもらいたくない。だって、建て前はともかく、実態は「修学旅行」であることは、先生方が、一番よくご存知なのでありましょうから。それにしても、舛添騒動で、政治資金規正法の問題点を国民がはっきり認識することになり、その上税金の使い方をチェックし直す動きがでてきて、なにごとにも、プラスの要素があるもんだなぁ・・としみじみ。

2016.06.24

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「支持政党なし」という政治団体も候補者を。

参院選、いよいよ始まりましたね～。ところで、ある知人から『「支持政党なし」という政党から立候補することになりました』・・という挨拶が届きました。なんじゃ、それは・・でありますが、政策は一切なし、ネットやスマホで政策の賛否をいちいち国民（党員）に問い、多数の意見に従う・・という党なんだそうです。（議員はいませんから、正確には政党でなく政治団体ですが）2014年の衆院選挙で、比例北海道ブロックに立候補を届け出、なんと10万票超を獲得したのだそうです。社民党、次世代の党を上回る票数だったとか。届け出順が最後だったため、投票用紙で一番右側に政党名があって、かつ略称が「支持なし」なもので、投票した人の中には、「アンケート」と思った人もいたようなんですが。そういうのあり？と思うんですが、違法ではないらしい。そして今回の参院選では、比例区2名、北海道1名、熊本1名、大阪1名、神奈川1名、東京都では4人の公認候補、合計10人を出すのだそうです。東京の掲示板が27用意していた枠を、最近になって31に増やしているんですが、なるほど、この党（党ではないが）のせいで、増やすことになったのかも。略称が「支持なし」で、「政党なし」「支持政党」「支持」の記載でも、「支持政党なし」の有効票になるそうで、（さすがに「なし」はダメみたいですが）うっかり書いちゃう人もいるのかも。そこが狙いなのでありましょうけれど。しかし、よくも考えたもの、と思いますよね。支持政党ないよな～・・と思う多数の無党派有権者の中には、「支持政党なし」とあれば、これこれ、と書くかもしれない。ネットとスマホで、国民に賛否を問います・・と言われれば、おうおう、僕らの声を代表してくれる、と思う人だって現れそう。そこも狙いなんでしょうが。今回立候補するというその知人は、まじめな若者なので、あまり批判はしたくはないですが、しかし、もし、こういう勢力が大きくなると、とんでもない世の中になるのではという危うさを感じます。多数決は民主主義の基本ではあるけれど、その前段階で、しっかりした議論がなされないと、往々にして、浅はかな結論に持っていきがちでありますから。そもそもいい加減なネットの声だけで、政策決めるって・・本来はあり得ないことですが、ただ、ネットの普及でこういう政治の手法が、出てくるのは時代の流れで、う～ん、私達は、今後、どう政治とネット社会を繋げるのか、熟慮しないといけないのだろうと思いますです。はて、参院選の行方はどうなるかせめて、しっかり熟慮して投票しましょうよね

2016.06.22

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舛添氏的去り方は損ではありますが。

舛添都知事が本日21日をもって辞職します。もっとも17日の最後の定例記者会見もキャンセル、辞任の記者会見もセレモニーもなし。報道陣にも一言もしゃべらず、20日を最後に登庁する予定もなく、都庁を去る予定らしい。舛添氏としては、職員も議員達も、もちろん報道関係者ももっといえば日本中全てから裏切られ、全てが敵にみえているでしょうから、「ふん、誰が低姿勢でしゃべるか」ってな気持ちなのでありましょう。その辺の気持ちはよく分かりますね。一方、最後に舛添氏が殊勝に、「お世話になりました、今後の都の発展を祈ります」的会見を待っていたマスコミや都民は面白くない。「なんだ、あの態度は」「大人げない」「結局疑惑の説明もないのか」「公人としての礼儀があるだろう」等々の不満が飛び交っているようです。舛添氏が最後に「お世話になりました」と口先だけでも殊勝に低姿勢に、挨拶してくれれば、追い出す側としては、なんとなくほっとできますしね。「反省してくれたのかも」「こっちはイジメじゃなかったよな」って思える。こういうことって、私達の日常にもよくあるわけです。で、私達はどう振る舞うべきか。昔、某国赴任中、某夫人の会で、私はイジメというか、四面楚歌状態に置かれたことがありました。そんな空気でも、いざ夫の転勤で去ることになった時は、送別会らしきセレモニーをやってくれるわけですね。気持ちもない送別会に出たって、時間の無駄で、よっぽど断ろうか、欠席しちゃおうか迷いましたが、そこは大人の判断、と思い、出席し「お世話になりました」と、形ばかりの、でも丁寧な挨拶もいたしました。だから夫人達は「私達が開いてあげた送別会に、カミタニさんは喜んで感謝した」と今でも信じていると思いますね。その辺は忌々しいけれど、社会人として「大人」の義理は果たした・・ってとこかな。その後、いただいたお餞別は、さっさと捨てましたけど。私に限らず、大抵の人は悔しいのを抑えて、一応の大人の対応をして、締めくくるものでありましょう。それが、社会がうまく回る潤滑油となるわけですから。舛添氏は、それらを全て拒否し去ることになりました。謙虚に低姿勢に挨拶をしておけば、将来的にテキもそう、攻撃的にはならないし、世間は褒めてくれるものですが、舛添氏にとって、そういうメリットよりも、損だろうが、寄り反感を買おうが、ご自身の怒りを示すことが大事だったのでありましょう。らしいし。強い人なのだと思いますね。その辺は、ちょっと羨ましくもあります。こういう人は、いずれ復活して出てきますぜ、きっと。

2016.06.21

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マスコミは蓮舫女史を推したいらしい。

舛添氏の辞任が決まり、マスコミは次期都知事候補話題で沸いています。先日、TV朝日の朝の報道番組を見て、アレと嫌な感じがしたんですね。この話題で、巷で名前が上がっている人達を紹介しているんですが、櫻井事務次官については、「息子さんのおかげで有名ですが」とか「どうせ役人」的な紹介で、あっさりと退けてしまい、小池ゆり子女史は、コメンテイターの浅野史郎氏に「いやあ・・ちょっと」と首をかしげさせ、蓮舫女史の紹介ばかり、やたら持ち上げた印象で、なんだこれは・・と感じたものでした。毎度のことですが報道番組の腹立たしいのは、公平中立を装って、さりげなく世論誘導を企てるところです。そう感じていたところ、ネットでも、TBSとTV朝日が街頭インタビューで「女性に活躍してもらいたい！蓮舫さんがいいです」と発言する、同じ女性の映像を、通りすがりの市民の声として流している・・と話題になっていました。即ち、両局で同じ人のやらせのインタビューを流している、と。こういうことをチェックしている人達がいっぱいいるんですねやっぱり私が感じた「マスコミの蓮舫女史推し」というのは、現実だったんだなぁ・・と嫌な思いがフツフツし出しまして・・。案の定、今朝の朝日新聞は、『野党4党が蓮舫氏一本化の方向』と嬉々として記事にしているし・・。蓮舫さんって、頭の回転がとてもいい方だと思います。発言にも切れがあって、さすが元タレントさんだけに、どうすればテレビ映りがいいか、どうすればインパクトある発言になるか、その辺、熟知していて、自分のアピールがとても上手な方ですよ。いうなれば、舛添さんと同じタイプの方ではないですかね。東日本大震災の時、節電啓発等担当大臣に任命され、彼女が真っ先にやったのは、スーパーに品物がなくなっている状況を視察に行く、という映像を広く国中に流すことでした。まず、品物がない棚を映し、颯爽と登場するご自身が視察する姿を正面から映し、それはカメラマンを連れて行って撮らせた、切れ者大臣が視察するイメージを、しっかり狙った映像でした。普段ならいいです。なにもない平和な時ならこういうこともありでしょう。でも、大震災直後の非常時に、真っ先にご自身のアピールを先行する。私は、ほんと下品だと軽蔑しましたね。当時、菅直人総理が、事故最中の、一秒でも貴重な原発に乗り込み、ものものしくヘリコプターから降りる映像を映させた、事故の収拾よりもご自身のアピールを優先させるその嫌らしさ・下品さと同等のものではないか・・と。事業仕分けだって、当時、国民は拍手喝さいでありましたが、ビシビシ仕分けするイメージを最優先にして、結局は日本の政策をグチャグチャにしただけだったではありませんか。私は今でもあれは戦犯ものだと思っておりますけどね。大勢いて、一人二人、変な人が交じってもなんとかなる国会議員と違い、都知事は都の行政を指揮する大事な立場です。万が一、直下型地震が来たら、総指揮官となる人です。トップの采配いかんで、あなたの、私の命がなくなるかもしれない。安易に選んでしまっては大変なことになるのです。そういう中で都知事を選ぶにあたり、実務能力、指揮官能力、行動力、決断力、洞察力などなどの能力もさることながら、・権力志向が強すぎない人。・自身のアピールが最優先でない人。は大事な要素だと思うんですけれどぉ・・。しかし、有権者って、すぐに世間の空気に流れるからなぁ。私は今、ひたすら心配です。

2016.06.17

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今度こそまっとうな都知事を選ぼう！

舛添都知事が21日付の辞職願を提出したそうです。日本国中から生理的に嫌われてしまった以上、知事に留まるのは無理だし、個人的にも続けてもらいたくない、と思っていましたが、こんな流れでいいのという印象はありますね。結局、ホテル三日月に「出版社社長」とやらは実際来たのか、来なかったのか、たくさんの美術品はどうしたのか・・はウヤムヤのまま。このままになるんでありましょうし。参院選を控えた政治家さん達の「都合」で無理やり幕引きにした・・というのも、なんとも面白くないし。どうしても9月までやりたかった、その本当の事情や、（大の大人がリオの閉会式に出たい・・だけで粘ったとは思えませんしねぇ）巷で囁かれている「韓国系のある団体との裏取引」というのも、このまま「よく分からん」状態で終幕となりそうですし。なんともスッキリしないところが、不愉快でありますよね。それはともかく、私達はこの件で、舛添氏のクビと引き換えに大きな宿題を課せられた、といえましょう。一つは「政治資金規正法」が呆れるくらいのザル法で、政治家さん達に都合よくできていることとが改めて明らかになって、よって今後も彼らから「変えよう」という動きは出ないのでしょうから、なんとしても、私達がもっと厳しくクリアな形に変える動きを作ること。庶民の強い声をあげて行くしかありません。もう一つは今度こそ、まっとうな都知事を選ぶこと。手間暇かけてお金も掛けて、改悪になっちゃあ、どうしようもない。すでにさまざまな候補の名前が揚がっていますが、街頭では、庶民は実にいい加減で無責任な回答をしているし、マスコミはここぞと、世論誘導を企てている・・印象。とにかく、地味で無名で結構。正しく清廉で、ジビョンがあり、実務能力に長けた、東京都を大事に思い、そのために人生をささげるだけの覚悟ある人物を選ばなくてはいけませんです。私はいまだ「櫻井翔パパ」（まだ名前を覚えていない）押しですけどね。マスコミはどうも、明日退官予定の櫻井事務次官を退けたい様子で、「当人は出ないと言っている」と嬉々として報道していますが、だからこそ、余計、出ていただきたいなぁ・・と願うわけで。政治家やタレントの方々って、「まずは自己アピールありき」ですからね。もうたくさん！ですよ、そういうのは。そろそろ、地道な人を選ぶ、そういうシャープな目を持ちましょうよ・・と世間の人々に訴えたいところであります。

2016.06.16

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箱根山の岡田美術館を楽しむ。

箱根へ行く用があり、この機会にと、岡田美術館を訪ねてきました。http://www.okada-museum.com/2013年に開館したばかりで、もと老舗温泉旅館だったという15000もの敷地に、広々とした庭園が広がり、足湯まであるという私設美術館です。私設美術館というと、もう10分もあれば見終わっちゃうような小規模で物足りないものが多い中、ここは、まったくもって、別次元の美術館なんですね。まず建物が凄い。「たっぷりお金を掛けて建てました」という風情で、防振対策・空調・警備体制は徹底され、展示室は自動ドア。トイレなんか、都心の高級ホテルにも負けていません。警備も徹底していて、入館するのに、国際空港並みの荷物チェックがあり、携帯電話すら、中に持ち込めないんですね。もう、入館するところから圧倒されるのですが、展示物がさらに凄いよくぞこれだけの国宝級の美術品を集めたものだ・・と驚きの連続です。今は鍋島や柿右衛門、古九谷・古伊万里の特別展示が開催されているのですが、それらのコレクションも素晴らしいけれど、常設の展示物も、中国陶器から北斎、歌麿、古径、横山大観、加山又造、伊藤深水・・等々の錚々たる作家の秀逸の作品が、素晴らしい保管状態で飾られているのです。北宋時代の汝窯の青磁は、世界に70点ぐらいしかない、といわれていますが、その青磁の、しかも実に美しい作品も、ちゃんとあるんですね～。もう、その迫力には「なんで、こんなところに、こんなにあるの」と目まいがしそうなくらいです。しかもどの作品も素晴らしく状態が良くて、何百年前の陶器も、昨日窯から出てきたみたいにシミ一つなくピカピカだし、日本画も、透けてみえるくらいの繊細なタッチがそのまま残されている・・。よくぞ、これだけのものを集められたなぁ・・とひたすら驚愕です。美術館の創設者は、パチスロメーカーの会長・岡田和生氏。一代で大金持ちになった資産家であり、まあ、そういう業界にありがちな、あれこれ怪しい噂もあったりする御仁ではあるわけですが、岡田氏の素性はさておき、ご自分の資産でこれだけの美術館を建ててしまう・・というこの偉業には、日本人として感謝したい気持ちになりましたね。格差社会は問題ですが、こういう飛びぬけた大金持ちがその気にならないと、これだけの美術品を集めた美術館は、建てられないのでありましょうから。入館料は2800円と、ウッと思うような高額ですが、ゆっくり展示品を鑑賞すると、何時間あっても足りないくらいの作品数でもありまして、まあ、2800円の価値は十分あることと確信します。箱根は、一時客足が遠のいて大変だったようですが、再び活気が戻ってきている印象でした。道路もしっかり混んでいましたし。それでも、まだ知られていないのか、岡田美術館は来訪者も多くなく、その分ゆったり鑑賞はできたのですが、もったいないように思いましたね。箱根に行ったら、一度は訪れてみてはいかがですかな。

2016.06.14

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都議会はどこまで知事を追い詰められるのか？

舛添騒動で、なにか、いいことがあったとすると、普段なかなか見ることのない、都議会の様子を、日本中で注目できた・・ということかもしれません。議員の皆さまも「晴れ舞台」とばかり張り切ったのでは本日の都議会総務委員会の集中審議。TV各局も話題はこの件一色、長々と中継したりしています。それにしても都議の方々って、追求が甘いよね。本日の一番バッター・自民党の鈴木隆道都議なんぞ、原稿を読むだけで、腹立たしいくらい生ぬるいかったし、割と世論での評判がよかった公明党や共産党・都議の追求だって、もう少し、突っ込むことができるのに・・と面はゆいし。なあんか・・都議会って、この程度のレベルなの・・という印象。せっかくの自己アピールのチャンスですのにね舛添さんに、余裕でぬらりくらりかわされていたじゃないですか。ホテル三日月で会議したという、出版社社長の名前も、「私の政治家としての信義として外に出せない」とかわされてそのまんま。「しかし、都民と国民の9割は、会議の相手なんか存在しない、あるいは、それほどまでに名前を隠す以上、闇の世界の人と付き合いがあるのかと疑っていますよ。そして、信用ならぬ人には都知事でいてもらいたくない、と思っている。相手の名前をいえないなら、都民が納得いくよう、別の形で会議をしていた証明をしてもらわないと。それもできず、そして都民への信義よりその『政治家としての信義』が大事なら、その信義を抱いたまま、静かに都政から去るべきです」・・ぐらいなことを強くきっぱり言ってもらいたいもので。議員さん達が、あまり強行な態度に出られないのは、政治資金の使い道でも、公用車や海外出張の件でも、多かれ少なかれ「同じ穴の狢」的うしろめたさがあるからなんでしょうかね。ところで舛添氏は本日の集中審議の終了時、「今後は知事給与を全額カットする」「不信任決議案が可決されれば、知事選または都議選がリオ五輪に重なるので、猶予してほしい」との意向を表明したそうです。ボクは議会を解散も出来るんだよ・・とそれとなくほのめかす辺り、さすが強かなオジサマですが、家族とリオに行く約束、していたんでしょうねぇ。　

2016.06.13

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中国がいよいよ軍艦をだしてきましたぞ。

中国が、いよいよ軍艦を尖閣諸島周辺の接続水域内に乗りこませ、抗議した外務省に対し「（尖閣諸島は）中国固有の領土だ。中国の軍艦が自国の管轄する海域を航行するのは理にかない、合法であり、他国にとやかく言う権利はない」と主張しています。他方、ロシア海軍も、時期を同じくして艦船を同域に航行させ、米政府は、中露の接近を示すもの、と警戒している様子です。これ、もう少ししつこく水域内を航行するなら、日本政府としても、物理的攻撃をせざるを得なくなるわけで、まさに一触触発状態・・じゃないですか事態は深刻な局面へ移りっているでしょ・・と思うわけですが、この件の報道は、ほとんどなく（知る限りゼンゼンない！）、世の中の緊迫感のかけらもないテレビもネットのニュースも、話題は舛添問題と、小林麻央さんの乳がん報道と、円楽氏の不倫報道ばっか。舛添氏には退場してもらわないといけないので、より一層の追求は必要でありますが、麻央さんの闘病に関しては、むしろ触れずにおくのが人としての道だし、（記者会見したのに、まだ、家の前にカメラや記者が押しかけているらしい）円楽の不倫なんて、どーでもいいこんなことでいいのか、日本のマスコミ！・・でありますよ。それにしても。アメリカは、あれだけ手間暇かけお金を掛け、大勢の中から、選びに選んだ大統領の最終候補が、トランプ氏とヒラリー女史だし、中国は聞く耳持たずの、先行き・不安要素ばかりだし、日本の政治家さん達は、今や、選挙のことしか眼中にないみたいだし。どうなるんだ、世の中は・・とイライラが募るばかりの昨今。しかし、こうやっていつの時代も人の世は、理想に近づくことなく、危なげに動いていくんですよね。不思議なことに。

2016.06.11

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小林麻央さん。深刻な病気であるなら、余計そっとしてあげようよ。

今朝、TVをつけたら、各局一斉に、市川海老蔵夫人の小林麻央さんが、進行性のがんを患い、極秘入院していることを報道していました。かん口令が敷かれているはずが、なんでこんなに成田屋の家系図やらなにやらも引っ張り出しての大げさの報道になるのか、理解に苦しみますが、さらに呆れたのは、海老蔵さんの自宅前に報道陣が大勢押しかけて、帰宅した海老蔵氏を映し、「麻央さんは入院されてるんですか？」などと無遠慮に問いかけていたこと。しかもそれをスタジオから、中継していること。ゲスという言葉が今年は大流行りですが、これこそゲス極まりない。芸能人や公人のプライバシーは、無視が当然の世の中ですが、それにしても、これは不倫だ犯罪だのスキャンダルではないわけです。自分自身や家族が、深刻な病気と闘っている時に、ズカズカと赤の他人が家の前まで乗り込んで来て質問される・・想像するだけで、許せないじゃないですか。たかが視聴率欲しさのために、無遠慮にあれこれ立ち入る、って・・やっちゃあ、いけないのじゃないですかね。立場上、いずれなんらかの報告をされるのでしょうから、それまで、そっと触れずにいてあげるだけの、人としての礼儀ってないのだろうか。いかにも病気を心配するふりして、ズカズカデリケートな個人の領域まで乗り込んで、ほんと下品。私は、ヒジョーに嫌な気分になって、チャンネルを替えたのでしたが。この朝、海老蔵氏は午前6時40分頃、お子さん2人と帰宅したところを、報道陣に遭遇したようです。『築地で朝食を終えて子ども達と帰宅』、とブログにアップしているそうですが、こんな早朝に築地へ、って、家族でも、人の出入りの少ない時間帯にお見舞いに行くしかない、ということなんでしょうか。「子どもの頭を毛布のようなものでくるみ、集まった報道陣には無言で自宅に入った」と記事にありましたが、ほんと気の毒。やっぱり、そっとしておいてあげましょうよ

2016.06.09

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舛添氏は何故、ここまで叩かれるのか？

舛添都知事への非難が収まりません。ワイドショーも、新ネタが出なくなった今も、必ずこの問題を取り上げ「どうやって引きずり落とせるか」等とやっています。ま、それだけ視聴率が稼げる、ってことなんでしょうが。実際、都民のほとんどが「知事を辞めてもらわんと」と思っているのではないですかね客観的に見れば、舛添氏が非難を浴びているあれこれは、大したことではないわけです。その辺にもこういうせこいヤツ、ゾロゾロいるよね・・という位の。それでも「もう、なんとしても知事でいてもらいたくない」と大半の人が思うのは、いったいどうしてなのか彼はまず「僕はトップリーダーだから、ファーストクラスに乗るのは当然、スイートルームに泊まらないと、みっともないでしょう」と言い切ったんですね。「私用だろうが公用車を使うのも当然、だってあれは動く知事室なんだから」とも。なにしろ僕は『トップリーダー』なんだから、相応の待遇として、この程度の贅沢は当然でしょ・・とは、さすがにはっきり言わなかったけれど、ああ、そう思い込んでいるな、コイツとみんなが、察知してしまった。でも、有権者はそんな風には考えていないんですよね。たまたま、他にろくな候補者がいなかったし、一応、行政能力はありそうだったから、知事職を委ねただけで、ぜひともお願いしますと任せたわけではない。我々のおかげで、エラソーにしていられるんだよ、アンタ・・としか、見ていないのに、そこを彼は気づいていない。それどころか、十分な報酬を得ているのに、チマチマ、みみっちくエゲツなく公費をごまかして蓄財をしていることがバレてしまった・・。誰がどうみたって、単なる家族旅行だろうに、よくもまあ、正月三が日のホテルの宿泊費を「会議費」だなんぞと、記載したものですよ。百歩譲って、その間、スタッフが来て打ち合わせをしたとしても、正月特別料金の宿泊費と食事代の家族の分まで「会議費」として計上するか一介の庶民の我々だって、そんな恥ずかしいことはしませんよ。ましてや「トップリーダー」を気取る人が、やるかぁなんとまあ、品性下劣な男なんだろう・・というのが大方の国民の感情でありましょう。ところが舛添氏は、いけしゃあしゃあと「僕からみれば政治活動です」と「だから法的には問題ない」という意味を込めて、堂々と言ってのけちゃった。これで怒らない国民はいませんよ。つまり、今や有権者は「こんな男に知事でいてもらいたくない、絶対いやだ」と思っているわけなんですね。犯罪を犯したから辞めるべきではなく、悪いヤツだから辞めるべきでもなく、失政したから辞めるべきでもなく、品性下劣な男に任したくない・・という人間としてもう、嫌だ、という嫌悪感。この男が嬉しそうに東京代表として、リオでオリンピックの旗を引き継ぐ映像なんてみたくもないし、これからも都知事としての権力と特権を行使するのかと想像すると耐えられない・・と。評論家や政治家たちが、もっともらしく、「また選挙をすると46億掛かる」「今、知事選をするとオリンピックに影響が」等と解説していますが、今や国挙げて、舛添氏が都知事でいることに「生理的」に我慢ができない状態なわけで、今後、舛添氏が平身低頭謝ったとしても、再起は無理なんじゃないですかね。もっとも、「じゃあ、誰が都知事になるんだ」という問題があるわけで。巷、名前が上がっている方々の顔を思い浮かべると、暗澹たる気持ちになりますが、数日前の電車の中で、前に座って居る人が読んでいた『夕刊フジ』に、「知事候補に櫻井翔パパ」という大きな見出しを発見しました。おお、その手があったか・・という印象。ついこの間、総務省事務次官を退官された櫻井翔パパ（名前を知らないんだから、いい加減なものですが）の、人となり・人間性は存じ上げませんが、少なくとも、事務次官まで上り詰めた人ならば、行政能力・実務能力は長けているはずで。有名人でないと勝ち抜けない都知事選ですが、嵐の櫻井君のお父さん・・ということならば、有名政治家や芸能人並みのネイムバリューとなるでしょうし。都知事ポストを、地道な実務家に戻す、かっこうのチャンスかも・・。なんて、舛添氏が辞職をしてもいない段階で、こういう話をするのは、失礼極まりないことではありますけどね・・。

2016.06.06

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行方不明「大和君」騒動で、躾の形はますます変わるのかも。

この1週間、日本中が苦しい思いで注目していた、行方不明の大和君が、今朝方、陸上自衛隊駒ケ岳演習場内で無事保護されました。命にも別条がなく、ほんとにほんとによかったご家族も心底ほっとされたことと思います。ことに警察や自衛隊まで動員して徹底的に山の中を捜索しながら、痕跡すら見つからなかったことから、ネット上では父親を責める声が高まり、報道のタイトルに「置き去り」と称され、家族の虐待があったのでは等の憶測も飛び交い、記者達は、父親に対し、詰問調でしたからね。私はとても他人事とは思えず、ハラハラとニュースをチェックしておりました。何故なら、自分だって同様なことをする可能性は十分ありましたから。子供のいたずらやわがままが過ぎて、いくら諭しても聞く耳を持たない場合、「そんなにききわけがないなら、もう、一人で帰んなさい、連れて行ってやらない」なんてことは、言うだろうと思いますものね。で、車から下ろすようなまねごともするかもしれない。子供には、時に厳しくする必要って、あると思いますしね。このお父さんも、そんな気持ちで息子を下ろしたのだと思うんです。泣いて反省するだろう、少しは身に染みるだろう・・と。ところが、ほんのわずかな時間なのに、子供は消えてしまった・・。自分の子や孫だったら、と思うと、もう、息苦しくなります・・。世間は「躾のやり方が悪い」「やり方にも程がある」と批判しますが、そうなんでしょうか。大ごとになってしまったから、そりゃあ、批難は止むを得ませんが、子供の教育として、このお父さんがとんでもないことをしでかした・・とは、とても思えなかったんですね。ま、とにかく。無事に保護されて、よかったそれにしても大和君、わずか7歳なのに、逞しい男の子です。「置いていくよ」と言われたくらいじゃ、動じもしない。じゃあ、勝手に行くよ、親がなんだい・・とばかり、ずんずん一人で反対方向へ歩きだしてしまう。7日間も、よくぞ、一人でサバイバルしたものです。見つかった時にも泣きもせず、はっきり受け答えをしていたそうで。頼もしいと同時に、親御さんの日々の大変さも、なんとなく想像できます。子供をある程度厳しく育てる、というのは、少し前だったら当然のことでした。私も7歳ぐらいの頃「そんな聞き分けないなら、家から出ていけ！」と叱られ、雪の降る夜、一人、家から飛び出したことがあります。出てみたものの、行くところがなくて、しかたなく門のそばで立っていたら、少しして、親が迎えに来てくれましたっけ。そんな話をしたら、同席していた全員が「自分も、経験ある」と言い出して、そう、みんなそんな経験を経て、育ってきたんだよね・・と納得したものです。ところがいつの間にか、ちょっとのことでも世間中の非難を浴びるようになってしまった・・。しかも、あっという間にネットで広がって、「虐待」等と言われ赤の他人からでさえ、激しく罵詈雑言を浴びたりもする今の時代。なにが正しいのか・・その辺は難しいところですが、そんな波にのまれ、「厳しい躾」というのは、どんどんやれなくなっていくのでありましょう。ところで大和君一家のためには、当分そうっと静かにしてあげる・・が一番の「私達ができること」なのだと思うわけですが、さあて、世間に、そんな度量があるんでしょうかねぇ。

2016.06.03

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