静かなこの時間。
ベランダに出てたばこに火をつけ、
冷たい空気と共にたばこの煙を思い切り吸う。
なんて今夜は空気が澄んでいるんだろう。
吐き出しながら空を見るとお月様の光がとてもきれいだった。
近くを通る国道を走る車の音。
心まで洗われるような深夜の月に色々な事を想う。
昨年の今頃の事を思い出していた。
人にとても恵まれていた。
仕事も決まったころ。
今も人に恵まれている。
学校も決まった。
・・・・。
ここで一抹の不安がよぎる。
ちゃんと行けるかな。
誰でも最初の一歩は不安なんだ。
もうすぐ、長男は入社式。
お互いに同じ。
心の持ちようなんだ。
そんなに心が強いとは言えない親子だけど、
家族の力、守るべきものそれを心に努力しようと
今夜の月に誓ってみた。
心の中や家族がいないでひとりだと感じる人も多いだろう。
でも、どこかで必ず見てくれている人はいるのだ。
月明かりの夜は、太陽とは違ったエネルギーをくれる。
月夜の晩に月明かりに寄り添ってみてはどうだろう。