衆議院選挙2021
本日衆議院議員選挙の投開票が行われた。何人かの古参議員の落選はあったものの大きなうねりにはならなかった。自民党は15議席を減らしたものの単独過半数を確保した。昨夜は「自民党、苦戦」と伝える放送局が多かったがふたを閉めてみるとそれでもなかった。相変わらずの投票率の低調さが自民党の追い風になった一因かもしれない。投票率は戦後3番目の低さだったそうだ。自民党総裁選、著名人の動画発信など選挙への関心が高まる要因もあっただけに残念だ。何故選挙に行かないのだろう。こんなにメディアに露出する選挙は近年なかったと思うが。10日くらい前かひるおび!に出演している女性芸人が「なんか面倒くさいんですよね」と最後まで歯切れが悪かった「まあ(仕方ないから)行きますけどね」というニュアンスで話していた。あたかも「自分は若者の代弁者だ」と言わんばかりの態度だった。当たり前のことだが投票に行くのは国民の義務であり権利だ。今回衆議院に当選した議員が何か問題をおこしたとき「だから俺(私)は他の候補者に投票したんだ!」「せっかく投票したのになんてことをしてくれたんだ!」と声をあげられるのは投票したからこその権利だ。55.93%残念でならない。