|
カテゴリ:Nゲージ的玩具
ご覧のツヤマ玩具「ダイキャストSLシリーズ」は,「N(9m/m)ゲージ」と明記されており,キンピカの動輪や一体のロッド類こそトイ的なものの,車体はダイキャスト製で,重量感のあるつくりとなっています。 ラインナップは,D51(1/137),C57(1/140),7100弁慶号(1/115)の3種で,この他に,9600,C10,C62,D52を予告していましたが,発売されなかったようです。 発売年代は不明ですが,パッケージやミニカタログに山口線の「SLやまぐち号」(1979年運行開始)が登場しますので,その頃の製品と考えられます。 (「ダイキャストSLシリーズ」に封入されていたミニカタログ) (「ダイキャストSLシリーズ」の応募券でやまぐち号のポスターがもらえた) なお,「鉄道模型考古学N」で紹介されているニッコーの「世界のSLシリーズ」は,「精密ダイカストN(9m/m)ゲージ」をうたい,公称1/150。7100形弁慶号,C57 12,D51 106の3種がありました(日本模型新聞1098号(昭和55年10月15日)に記事掲載)。 ツヤマとニッコーのSLを比較した結果,両者はスケールが異なっており,まったくの別物でした。 訂正するとともに,誤った推測を記載したことをお詫び申し上げます。 (ツヤマ玩具の「ダイキャストSLシリーズ」3種) (ニッコーの「世界のSLシリーズ」3種) (ツヤマとニッコーの比較。いずれも左がツヤマで右がニッコー。なお,テンダーもダイキャスト製のツヤマに対し,ニッコーはテンダーがプラ製となっている) また,余談ですが,このツヤマ玩具のSLシリーズは,パッケージの雰囲気がどことなくポピーの「銀河鉄道999 スタートレイン」シリーズ(1/170)に似ているように思います。何か関連があるのでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.03.05 23:28:47
コメント(0) | コメントを書く
[Nゲージ的玩具] カテゴリの最新記事
|