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散歩で見慣れた町の風景の中に
時々「こんな所、あったっけ‥」と思うことがある。 そして‥今日、こんな風景を見ながら、変な癖の妄想が始まった。 いつ建てられ、いつ住人が去ったのか‥私には、知る由もないが、 いずれ、朽ち果てるのが 分かっているからなのか、 何故か この建物に 哀愁みたいなものを感じた。 裏側に回ると、ニ、三人のオバサンたちが、井戸端会議をしている‥ そんな姿を想像しながら、時代劇の長屋の風景と重ねて眺めた。 物干し台の赤い錆が、過ぎた年月を物語る‥ 赤い花が、住人の帰りを 待っているように咲いていた。 妄想の世界から離れて、しばらく歩くと 懐かしいポストに出会う。 町は未だに 昭和の匂い‥ よそ様で咲いていたアヤメ? 丸めたホースが、無造作に置かれていたのが気になった。 振り返ると、目に映ったのは、無機質な鉄塔。 公園のベンチで一休み‥ 「明日は、何をしようかなぁ‥」と独り言。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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