種村直樹先生の訃報
種村直樹先生の訃報を先程、友人を通じて知りました。「『青春18きっぷ』の旅」…種村直樹さん死去- 読売新聞(2014年11月9日09時13分)Infoseekニュース【続きはInfoseekニュースへ】高校生の頃から図書館で種村先生の著書を読み始めるようになり、「鉄道旅行術」を買って、いろいろと鉄道旅行の計画を勉強させてもらいました。(学業を鉄学に費やしてしまったのは言うまでもありません。)往復はがきで質問も送ったことがあり、その後、読者の集まりである友の会(TTTT)にも入会していました。「字を書く職業は字が丁寧」という勝手な印象がありましたが、種村先生の字はお世辞にも綺麗と言えない乱筆ぶり。事務所訪問のイベントで、返信ハガキの内容が読めないという私の発言に苦笑されていたのを覚えています。種村先生から頂いた葉書1999年8月にはレイルウェイ・ライター25周年記念の「銀づくし乗り継ぎ旅」にも一部区間(新花巻~追分・小樽~銀山)に参加させてもらいました。【楽天ブックスならいつでも送料無料】「銀づくし」乗り継ぎ旅 [ 種村直樹 ]価格:1,512円(税込、送料込)「旅行貯金」も私自身の旅のスタイルに大きな影響がありました。「知らない町を歩こう」というキーワードは、観光地ではない地元民だけのローカルスポットを発見するきっかけにもなりました。種村先生の言動や旅のスタイルには、様々な意見もありましたが、幅広い鉄道趣味のジャンルの中で一つの流派として確立されてきたような気がします。2000年のクモ膜下出血で入院された後、昨年末に発売された「旅と鉄道」に久しぶりに特集記事があり、ご健在なのだと安心しておりましたが、北川宣浩さんのブログによれば、そうではなかったようです。【楽天ブックスならいつでも送料無料】旅と鉄道増刊 種村直樹の鉄道旅行術 2013年 12月号 [雑誌]価格:1,007円(税込、送料込)鉄道旅行の楽しみを教えてくれた種村先生に感謝しつつ、ご冥福をお祈りします。