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カテゴリ:手仕事
昼間は祖母の里へお墓参りに。
お盆とお彼岸2回連続、ぼうぼうの草に絶句したので、今回は鎌持参。 むかーし、高校の学校林の下草刈り用に買った鎌を発掘した。 4年や5年放ってあるんじゃないのだから錆だらけかと思いきや、 よく切れるというのだから、鎌、すごい。 でも冬だから、草はあんまり生えてなかった。まあ、それはそれでよし。 母はかわいがってもらったという祖母(私にとっては曾祖母)のお墓の前で、 私は何の面識もないけれど妙に気になるお方のお墓の前で、座り込んで しばらくあちらのお方と会話。 ちなみに私がやたら気になるのは、50年近く前に37歳で亡くなったという 祖母の弟で(確か末っ子)、戒名に『修道』という文字が入っているので、 修道院に行きたいんだーとか騒いでいた私は昔から気になっていた。 このお人は結核で亡くなったのだそうだけれども、 お医者さんになる勉強をしていて、最後のインターンのときに倒れたそうだ。 戦後、何も食べるものがない時期に、闇米を食べたくないといって、 それで体が弱ったのではないかと、帰り道母が言っていた。 なぜ気になるのかは、よくわからない。でもやたらと気になる。 よくわからないままに、泣きたい気分で話しかけていたりして。 帰り道、祖母の家へ寄って花びら餅を3人で食べて、 デパートへ寄り道して職場で使う小さなカレンダーを買って (だぁってかわいいのがほしかったんだもん) 家に帰りついてから、またまたおもむろにその辺ごそごそして布発掘。 やっぱり仕事で使おうと年末にデスクダイアリーを買ったのだけれど、 その表紙が黒なんだもん。無理もないことだけど、やだーっ。 ![]() というわけで、布でカバーを作ってしまおうという趣向。 短パンよりも優先度は高かったんじゃ、という気もするんだけれども、 まあとにかく昨日には戻れないのだから、がんばって今日作っちゃうっきゃない。 布はお店できるかってくらいあるけれど、部屋のすごーく奥にしまっていて、 とてもじゃないが発掘できる場所じゃない。 というわけで、その辺に転がってるのを掘り出してきて、と。 1年使うんだから、お気に入りの柄がいいんだい。 お仕事楽しくできるように、きれいなのがいいんだい。 とはいえあまり選択の余地もなく。 散々悩んだ末に、切り替えとレースをつけることにした。 青の小花柄があったんだけど、それだけだとどうもおとなしすぎたのだ。 切り替えの布がまた、気に入ったのが見つからなくてかなり妥協したけど。 作り始めて、反省。 誰だよ、切り替えだのレースつけるだの言ったのは。 ぴしっと合わせてないと、変じゃないか。すんごく細かい作業じゃないか。 だあああ、ミリ以下単位の作業はクリスマス前のトランスパレントスター作りで いいとこ懲りたよー。 しかもお裁縫は紙を折るより難しいよー。 そんな悲鳴を上げつつ、20年ものミシン様なだめつつ、 細かいところは手縫いもしつつ、作りあげましたよ、カバー。 ちゃんと試着(?)しつつ作った割には上下に余裕がありすぎるんだけれど、 まあ許容範囲としておく。 こんど時間のあるときにちょっと縮めておこうっと。 (というと、多分そのまま1年経つんだよな^^;) ![]() 実は合間に、現実逃避(?)で、聖歌集の表紙が空中分解し始めているのを 補修して、これまたきれいなカバーをつけるべく、布の位置でさんざ悩み (大き目の花柄なんだけれど、裏表紙の側に、どう見ても表紙だよなーという 大きい柄がきちゃうのだ。だああああ)、 こちらはさすがに時間切れでお預け。 来週の日曜日までには作ろう、補修の白い布貼ったままは、ちと気の毒だ。 ……何でも、明日から仕事らしい。 目が覚めるかどうかが最大の問題だけれども…… 無事仕事にいけるよう、お祈りくださいまし。 (だったらこんなの書いてないでさっさと寝ろって^^;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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