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■ ドラマ 永久の彼方へ

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2017年07月18日
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 ゾルダが構えた瞬間、

  『ダメよ、今この中で使っちゃ!』  ( 攻撃をしながら )

 和恵が叫んだ!

ゾルダ
  「なんでだ?」
和恵姉さん
  「閉塞された空間、こいつらの呼吸で既に空気が薄いの。みんな酸欠で倒れるわ。」
ザウバー
  「だとよ。」
峨眉拳 棲 陽江(す ようこう)
  「じゃ、ぶっ放してから即移動ってのは?」

      サッ☆
 攻撃を止め、3人の元に到着した和恵、腰に手を当てチャイナのスリットから片脚を
 チラつかせながら、

和恵姉さん
  「素手の方が楽しいのに。。。
   やりたきゃ やってみれば? 但し、周りの透明な壁を壊しちゃダメよ。」


  ~
    ~

全拳武道団 [本部] 武道団長 スナーグ
  「ほぉ、少しはやるな・・・。」
陳南家 殺流伝承者 Ryuichi
  「ふん。」
   ( なんだ? 今の蹴り心地は・・・ )

全拳武道団 [本部] 武道団長 スナーグ
  「このオレ様に蹴り入れるとは、希少な存在の一人だ、ブラック。」
陳南家 殺流伝承者 Ryuichi
  「スナーグ、オレ様をまだ『ブラック』と呼ぶとは未練丸出しだな。 いつまでも
   取り巻き感覚でいる甘さがおまえの欠点だ。 慎重に対応したオレの見込み違い
   だったと思わせるなよ、期待しているんだ。 貴様の実力をよ。」
全拳武道団 [本部] 武道団長 スナーグ
  「それは悪かったな。 Ryuichi でいいのか? 改めよう。
   そして期待もしてくれていたのであれば応えねばなるまい。マント親衛隊の中で
   は、お前が一番骨がありそうだし。 逆にこちらから期待しようではないか、貴
   様の実力にな。」
陳南家 殺流伝承者 Ryuichi
  「ふっ、大きく出やがって。 いいだろう、貴様の宣戦布告と受け止めた。
   後で泣きを見るなよ・・・。」
全拳武道団 [本部] 武道団長 スナーグ
  「望むところだ。その言葉、そっくりお返ししよう。」

 握り拳を作り[力]が入った Ryuichi、その目付きが変わった。


  ~
    ~

こういち
  「掴む速度は以前にも同じことが出来た人と同じ。 掴んだ後の力は凄いね。
   振動波、オイラには通じないみたいだ。」
青マント男
  「く・・・・化け物め・・・・。
   入手している情報が、既に使い物にならない程 貴様は進化している。 なぜそこ
   まで自分を強化し続けらける・・・。」
こういち
  「なんでかなぁ・・・。 今の刻がそうさせているのかも。
   オイラはほとんどが姉ちゃんが練習相手。 最近は[気]を上げてもらってスパ
   ルタ教育されている。 [差]を付けた状態でね。
   でも、すぐに慣れてしまうんだ。」
青マント男
  「姉貴だけが[気]を上げて? [差]に短時間で順応 !? 」
こういち
  「なんかね。
   強い刺激を貰うとその時は体が熱くなって。寝て起きる度に寝る前よりも楽に
   なってて。で段々慣れちゃう感じ。」
青マント男
  「こ、こいつ・・・、なんという DNA の持ち主だ・・・・。
   お前の根底は[南]、つまり力、またはスピードに長けているグループだ。なの
   にお前はどちらか一方ではなくその両方を兼ね備えている。」
こういち
  「おいらだけじゃないよ、姉ちゃんも Ryuichi もさ。
   永い刻を経ているから、分かんないけど新種みたいなのも出てくるんじゃない?」
青マント男
  「そうかもしれない・・・。 だが、それ以上の何かを貴様は持っている、戦いの順応
   性が異常に高い・・・。
   先祖の歴史の中で、特殊な特異点があるのかもしれない。」
こういち
  「おいらには難しいや、ゆうすけに話してみて~。
   さてっと、クラウスは移動しちゃったみたいだね。青いマントさん、おいらとま
   だやる?」


  ~
    ~

ゆうすけ
  「さぁどっちだろうな。お前がハーレムに感じるなら総帥恐れるに非ず。アマゾネ
   スに感じるなら総帥として認めてやってもいいが。」
クラウス総帥
  「生意気な事をぬかすガキだなぁ。」
ゆうすけ
  「ところでクラウス、お前この部屋に来てどうするつもりだ? 別段部屋そのもの
   に用はないと思うけど。」
クラウス総帥
  「移動する先がここになってしまっただけだ。 建物の中に入れればそれでいい。」
ゆうすけ
  「まぁそんなとこだろうぜ。 だが、目的の当該者はここには居ないぜ。」
クラウス総帥
  「ほぉ、お前は本当に話が早くていいな。 ならどこに居る、もらって帰る。」
ゆうすけ
  「言ったろう、ここには居ないって。」
クラウス総帥
  「だから、どこに居るって聞いてんだ。」
ゆうすけ
  「簡単にゲロすっかよ。自分で探すかい?
                    それともここに居る誰かに聞いてみる?」
クラウス総帥
  「こいつらが知ってるなら、聞いた方が早かろうな。」
ゆうすけ
  「居場所を知っているのはこの中でただ一人だけど。」
クラウス総帥
  「なら、一人一人とっちめて、聞き出すだけだ。」
ゆうすけ
  「Spec-05 で自信満々か。 いいだろう、やってみな。 聞き出せればいいね。」

 その時、後ろの扉の前に居たこの二人は、胸を張り、握りこぶしの両腕を斜め下にし
 て気合を込める!

  『 はぁぁぁぁぁぁぁっ! 』
         『 はぁぁぁぁぁぁぁっ! 』

 しばらくすると、降り注ぐスポットの光が二人に吸い込まれるように止んだ。
 そこには、薄っすらとピンク色のオーラを体の表面に帯びた、二人の姿がっ!

クラウス総帥
  「なんのまじないだ、無駄だ。」 ( 二人に正対し握り拳を作った )

[近衛軍長]チーラン
  「無駄かどうか、」
[近衛軍長 補佐]スウラン
  「自分で確かめるあるよ。」

[竹林総元帥]チュウラン
  「暗黒の組織、総帥のクラウス、我が大竹林寺へ侵入しての窃盗、更に人さらい目
   的の侵入、 断じて許さん!
   我ら、この地の幹部として 貴様を成敗してくれようぞ!」

 チーランが一歩、また一歩とクラウスに向けて歩を進めだした。 そして、

[近衛軍長]チーラン
  「貴様がここから盗んだ石版の所在、逆に聞き出してくれる。 覚悟しろ。」
クラウス総帥
  「おれから聞き出すだぁ? とても笑える話じゃねぇ、寝言くれてんじゃねぇぞ、
   小娘!」
[近衛軍長]チーラン
  「寝言か現実か、その体で確かめるがいい。」
                ( スウランもクラウスに向けて歩を進め始めた )
[近衛軍長 補佐]スウラン
  「伝説の部族、思い知るよろし。」


  ~
    ~

ザウバー
  「だとよ。」
峨眉拳 棲 陽江(す ようこう)
  「じゃ、ぶっ放してから即移動ってのは?」

      サッ☆
 攻撃を止め、3人の元に到着した和恵、腰に手を当てチャイナのスリットから片脚を
 チラつかせながら、

和恵姉さん
  「素手の方が楽しいのに。。。
   やりたきゃ やってみれば? 但し、周りの透明な壁を壊しちゃダメよ。
   ただ・・・」
ゾルダ
  「わぁった。 なら広角のメガで。」
峨眉拳 棲 陽江(す ようこう)
  「3人同時に3方向にってどうアル?」
ザウバー
  「いいだろう。 但し、5っ数えたら外に移動だ、いいな。」
峨眉拳 棲 陽江(す ようこう)
  「ラジャー♪ じゃ、姉さんはあたいが。」
ゾルダ
  「うむ。」

 3人が3方向に向き直した。 ゆっくりと両手をかざし そして、

 『 ワイド・メガ・ファイヤーっ!
    『 ワイド・メガ・ファイヤーっ!
       『 ワイド・メガ・ファイヤーっ!


    
            ズボーーーーーーンっ!
       
               ズボーーーーーーンっ!
          
                  ズボーーーーーーンっ!

 物凄い火炎放射が、3人の両手から放たれたっ!


  ~
    ~

陳南家 殺流伝承者 Ryuichi
  「ふっ、大きく出たな。 いいだろう、貴様の宣戦布告と受け止めた。
   後で泣きを見るなよ・・・。」
全拳武道団 [本部] 武道団長 スナーグ
  「望むところだ。その言葉、そっくりお返ししよう。」

 握り拳を作り[力]が入った Ryuichi、その目付きが変わった。
 体を入れ替えて、お互いを睨みつける二人。 急に張りつめた空気に変わるこの空間。





                              -つづく-


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 (とっても大事らしいよ)



  ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。

    また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。





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最終更新日  2020年09月10日 11時04分08秒
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