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テーマ:映画館で観た映画(8427)
カテゴリ:映画館で見た映画
![]() 昨年、出演して以来、初めての鑑賞となる。役付なら、試写会くらい呼ばれるのかも知れないが、エキストラ筆頭みたいな立場だと出演料をもらったらなしのつぶてだなぁ。 少しは映っているかもと期待と不安で見たが、確実に映っているであろうと思えた2ヵ所ともう1ヵ所の計3ヵ所しか確認できなかった。同じ役どころの人たちも皆、2,3ヵ所ずつくらいしか確認できなかったけれど、セリフをもらえた人はバッチリ認識できたね。そして、心配だったクレジットも大勢にまじってだけれど、ちゃんと名前も載っていたので一安心。姿を確認できなかった知人がいても、出演していた証明になります。感謝。 さて、作品である。出来は旧作「椿三十郎」の方が良いと思う。それは、監督黒澤明と主演三船敏郎に負うところが大きいのだが。若侍も加山雄三だったので松山ケンイチがどれほどの役者かしらないのでなんともいえない。年期の入った中村玉緒のでんとした重厚かつのんびりムードのお芝居は適役だったかも。ラストも 森田芳光監督ならではの演出の妙が光るのだが、これはこれでよいと思う。オリジナルを何度か見ているだけに、また自身がかかわっただけに的確な判断、論評は出来ないかもしれない。 織田裕二の演技は本人なのか監督指示なのか不明だが、三船敏郎に比べれば凄みが足りないことは否めない。新聞で読んだが監督からは4番バッターの椿でなく1番バッターの椿を演じるように言われたそうだが、それはマリナーズのイチローを意識してのことだろうか。どうなんだろう。武士らしい武士、時代劇らしい時代劇ではなく、現代風をとりいれた演出に賛否はあるだろうなぁ。しかし、昨今の時代劇がみな現代性を取り込んだものならそれはそれでいいのかもしれない。そういう意味では今の若者も楽しめるかも。 <敬称略> お薦め度 「椿三十郎」★★★☆(70%) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.12.01 23:54:26
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