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テーマ:おすすめ映画(4067)
カテゴリ:お薦め映画
映画「NANA」を見たのは2005年9月。 それまでは、歌手・中島美嘉をなんとなく知ってる程度だった。もちろん、コミックスで”NANA”が爆発的に売れ、超人気なんてことも知らなかった。でも、なんとなく良さそうな作品の感じがして見に行った。スゴイ!絶賛物である。 鑑賞した当時のコメント:20歳、雪で止まった新幹線で出逢ったナナと奈々。ボーカリストとして生きようとするナナと目標を持たない奈々(通称ハチ)。同居から始まった彼女たちの東京での生活。複雑な恋模様と友情を交えながら、生きていく様は私に遠い青春を呼び覚まし、現在の痛みとして胸に去来した。とても傷つきやすく、移ろいやすい若かりし頃。ナナと奈々のような女性2人連れでいっぱいだった映画館。彼女たちは何を感じたのだろうか。深い感動を呼び覚ます傑作だと思える。 いい映画作品がそうであるように、この作品から何人ものスターが出てきた。子役から活躍していた宮崎あおいは大注目を浴び、続編にも出れないほどスケジュールが埋まり、NHKの朝ドラ、大河ドラマと大女優への道を歩んでいる。伊藤由奈も劇中のバンド・ヴォーカリストで注目を浴び、出す楽曲が次々と売れ、ついにはセリーヌ・ディオンとジョイントするまでになった。もともと歌手・中島美嘉として売れっ子だった彼女は主題歌『GLAMOROUS SKY』でNANA starring MIKA NAKASHIMAで爆発的ヒット。私もこの曲をカラオケで熱唱した。 ただこの作品について惜しむなら”鉄は熱いうちに打て”とばかりに続編作りに急ぎすぎ 小松奈々(ハチ)が宮崎あおいから市川由衣、本城蓮(レン)が松田龍平から姜暢雄、岡崎真一(シン)が松山ケンイチから本郷奏多と変更になり、作品自体も練り上げるというよりバタバタと作り上げた感が否めない。制作サイドの慌しさばかりが目に付いた。また、公開も東宝洋画系から東宝邦画系に配給経路もかえたこともあり人気を確保できなかったのではないだろうか。2作目は良く出来た作品ではあるが傑作とは言いがたい。1作目はもちろん傑作である。 お薦め度 「NANA」★★★★☆(90%) 「NANA2」★★★☆(75%) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.06.09 22:03:30
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