|
テーマ:映画館で観た映画(8427)
カテゴリ:映画館で見た映画
![]() なぜなら女の子にもてず彼女もいないフィギュア好きの男子大学生と過去の記憶データに惹かれる者との話だから。 (ちょっとネタバレかも(ごめんなさい!)) こんないい加減な時代設定のちぐはぐな作品をよく作ったなという感じ。監督がクァク・ジェヨン(『猟奇的な彼女』『僕の彼女を紹介します』)だったゆえ彼の時代考証を訂正することを誰も出来なかったのだろうか。2008年に21歳の彼の幼少時代を考えると、もし小学校低学年だったら14年ほど前、ということは1994年。1994年に昭和30年~40年代の雰囲気を残した田舎なんてないと思う。バブルがはじけたあとだもんね・・・。場所設定もいいかげんだなぁ。東京というのに東京でない光景。ビル群の遠景だけが東京を想像させるが・・・。横浜の中華街を思わせたのは、神戸の中華街だったのだろうか。幻想的な中に立つ瀟洒なデパート大丸。東京では見たこともないと思っていたらクレジットで神戸だとわかった。それなら場所を神戸の設定にしたら良かったと思うのだが、阪神淡路大震災の悪夢を気にしてか東京大震災としたため東京なのだろうか。それとも神戸だと世界に名が通らないのだろうか。またサイボーグ登場のシーンはターミネーターじゃないんだから同じ登場の仕方するなよと思った。オリジナリティがないなぁ。また、そこそこ有名な人を小出しにして意味わからんって感じ。さらに”彼女”にジェラシーを感じさせるために女の子をゲット出きるんならもてない男という設定そのものがくずれると思った。ダメだこりゃ・・・。“僕”(小出恵介)が物語る3分の2ほどはあまりの陳腐さに見るのをこらえるのがやっとで、駄作のまま終わるのかとおもったところ“彼女”(綾瀬はるか)が物語るときとなった。するとそれまで、意味不明の涙や言葉が意味を持ち、”僕”への深い愛情に何かしら篤い物を感じるようになる。そうかこのためにこの作品はあったんだと合点が行く。しかし、この作品は“彼女”にはまるか、綾瀬はるかのファンでなければ少しも満足できない代物。私は綾瀬はるかのファンゆえかわいらしさにメロメロであった。「あなたの心を感じることができる」Misiaの歌はいい!! お薦め度 「僕の彼女はサイボーグ」★★★☆(75%) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.06.09 22:43:45
コメント(0) | コメントを書く
[映画館で見た映画] カテゴリの最新記事
|
|