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カテゴリ:観劇
見に行きました、最終公演。
東京では昨日が初日で、今日が二日目。 ゆえに、初日の緊張感や期待感などはない。 劇団M.O.Pの公演を見るのは確か3~4回目。 今まで見た中で一番、感心度が少ない作品だ。 思えば「黒いハンカチーフ」で心服して、「ジンジャーブレッド・レディはなぜアル中になったのか」で(?)と思い、「オールディーズ・バット・ゴールディーズ」で快哉を叫び(わが意を得たり)、とても面白いと思った。「水平線ホテル」はとてもよかったね。 その後、なぜか見逃し続け…今回もチケットを買い損ねるところだった。 だから今日で5回目の観劇なんだね。 で、最後の公演なんだね。カーテンコールでのマキノさんの売り込みに押され、パンフレットだけ買ってみた。初めて買ったよ~。このパンフレット、写真はいいけど、中身がないパンフレットだね。500円の値打ちがある文章を書いてほしかった。 私はたまたま一人で見に行ったんだけど、隣も隣も隣も一人で見に来てた。みな女性だったけど。若いころは友達と見に来たのかもしれないけれど、本当に好きな人だけが見に来てるんだと感じた。皆単独で来てると集客は厳しいなぁと感じた。 さて、芝居である。 時空を超えて、時間が前後する話は分かりづらい。 また、役者が複数の役を演ずるので、別の役なのか、同じ人の年代が違うだけなのか、把握するのに戸惑う。そんな難点をかかえた台本。 マキノさんが出演しているのに戸惑ったけれど、ヒッチコックのまねだと思い、気にしないことにした。キムラさんの芝居巧者ぶりには恐れ入った。万感あふれる思いがあるだろうけれど、芝居に影響はしたんだろうか。 芝居としてはいいのか悪いのか、ここで終わりかと思ったあとしばらく続いて終わる内容にいいのか悪いのか、どうなんでしょ。ただまぁ、ラジオの神様の話はグッときたなぁ。だから、いい芝居だったとしときましょうか。 ラストなので、もっと感動させて泣かせてもらえて、笑わせてもらえて、感心させてもらえると思ってたけど、そうじゃなかったね。 さらりと万感かみしめて、ラストはみんなで演奏。 それでいいか。 26年間、お疲れ様でした。 楽しめる芝居をありがとう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.08.06 00:52:10
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