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テーマ:今日見た舞台(959)
カテゴリ:観劇
知人が出演するので、笹塚ファクトリーにお芝居を見に行った。
ちょうど新宿で京王線に乗り込んだ時、千歳烏山で人身事故発生! 電車はストップ! やむなく下車。 改札で駅員に殺到している人、人、人人人人人人!!!!!!! 改札を抜けて歩こうかなと思ったけれど、ちょっと遠い、間に合わないと思い、タクシーの列に並ぶ。こんなに人が並んで!?と一瞬不安になったが、タクシーの来ること来ること。次々と乗り込みあっという間に私の乗車。 乗り込んで「笹塚駅まで」と告げると、運転手さん『京王線で何かあったんですか?』ときかれた。情報は早いが詳細はわからないようで、人身事故だと教えてあげた。 当方が急いでいると見るや渋滞の甲州街道を避け、あれこれと迂回を試みたけれど、時間帯なのかどこもかしこも渋滞のもよう。最終的に選んだ道で、交通事故渋滞。なかなか進まなかったけれど、事故現場を過ぎてからはなんとか走れた。 劇場に着いたのは開演10分前。 よくぞ着いたという感じ。 劇場に入ったけれど金曜夜の回なのに客席は4割程度しか埋まっていない。皆、電車が止まったので来れないのか?若干開演を遅らすも、わずかにしか客は増えず、半分を越えた程度の客入りだったように思う。 さて、お芝居である。 二本立てで休憩10分をはさみ、二時間半。(←長い!!!) 『ライオンブックス』の「成功のあまきかおり」 『ブラックジャック』の「二人の黒い医者」 手塚治虫作品の舞台化ということで期待をしたけれど…。 一本目の「成功のあまきかおり」があまりにひどい。 金をとれる代物ではなかった。演技がひどく、大声でわめき散らすか、音響で何を言ってるかわからなかったり、演出したの(?)と思える内容。俳優養成所の中間発表で無料で見せられてもやめてくれといいたくなるような出来映え。金返せ!時間返せ!と言いたい。 前の席の客は休憩時に帰ってしまった…。 二本目「二人の黒い医者」はまともな芝居だった。 身動きのできないベッドに横たわったままの患者(野水佐記子)がとても良かった。劇団四季の「この生命(いのち)誰のもの」という作品を思い出した。作品としての出来は比べる間でもなく雲泥の差があったけれど、ベッドだけの演技は見る価値あるものと思えた。ブラック・ジャック(深川圭)は雰囲気があり良かったと思えたが、キリコ(山田洋嗣)はスタイル<容姿>で見劣りしていたと思えた。エンジェル(?)のダンスは多用すぎたかな。必然性を感じたところは一か所くらいだけ。 映像を駆使しての舞台化の意欲は組むが、成功したとはいえない。 「成功のあまきかおり」は論外(テストなら赤点) 「二人の黒い医者」はなんとか合格点といえようか。(他人に薦められるものではない) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.01.26 10:22:56
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