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2023.03.27
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カテゴリ:家で見た映画

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映画「ロング・ウィークエンド」で主人公バート(フィン・ウィットロック)が名画座で”Being There”(チャンス)を見に行くシーンがある。その後、道端でヴィエナ(ゾーイ・チャオ)に声をかけられて100回以上見ている映画だと答える。また、映画「​エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス​」でも意味深に投影されるのが映画「チャンス」であった。それゆえ、ずっと見なかった「チャンス」をこの際、見てみようと思ってみた。
何か寓意的な作品かと思ってみたところ、この映画の中の主人公チャンスの庭師としての発言が聞く人々に勝手に寓意的に捉えてしまったという皮肉、またはジョークの作品であった。このような作品の場合、この映画「チャンス」の中で政治に長けたチャンシーと呼ばれる主人公が実はただの庭師チャンスであるとわかり、化けの皮をはがされて終わるということが多い。有能な人だとあがめて狂喜し指示した人はバカ者であるといったような、童話「裸の王様」の結末のように事実が周知されて終わるのだが、この作品はそうなっていない。他人の誤解と承認により実力者とみられる主人公チャンシーは終盤までただの庭師であったはず。ところが終幕のシーンでの彼の行動を見た時に、突然ファンタジーの世界の人となってしまう。これの意味するところは映画を見ただけではわからない。その寓意、これは汲み取ることができない。私には無理だ、理解不能。
わけのわからない作品が良しとされるのは、現代絵画と同じで良いか悪いかは、好きか嫌いか、受け入れられるか否か、なのかもしれない。

U-NEXT にて

1979年/アメリカ/124分/

監督:ハル・アシュビー
原作:
イエジー・コジンスキー
脚本:イエジー・コジンスキー
出演:ピーター・セラーズ、シャーリー・マクレーン、ジャック・ウォーデン、メルビン・ダグラス、リチャード・ダイサート、リチャード・ベースハート

 原題:Being There(「そこにいる」)

お薦め度
「​チャンス​」★★★☆(70%)





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最終更新日  2023.03.27 11:13:43
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