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カテゴリ:読書
ガリレオの第十作「透明な螺旋」 この”透明な螺旋”が何を意味するものかわからないけれど、ガリレオ・湯川学の生い立ち、過去が明らかにされる。驚きの内容である。 本筋である事件と並行して徐々に明かされる湯川学の系譜。 今まで知らなかったことと思えない内容で、知ったことに驚きを感じた。 事件に関しては犯人が明らかになっていくにつれて、そこに至るまでのエピソードが次々と覆されていく。そのことに圧倒され、東野圭吾が描く内容に恐ろしさを感じ震撼する。良き人がいない内容に暗澹たる気持ちになる。 それにしてもスゴイ、すごすぎる小説であった。 ここにきて湯川学を白日の下にさらす。その理由はなんであったのか。 続く、第11作に期待する。 透明な螺旋 [ 東野 圭吾 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.05.11 22:25:57
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