|
テーマ:読書(8550)
カテゴリ:読書
こういう作品を何といえば良いのかと迷ったがノンフィクションなのだ。いつもフィクションばかり読んでいるので、とまどう。 ”深夜3時42分。母を殺した娘は、ツイッターに、「モンスターを倒した。これで一安心だ。」 と投稿した。18文字の投稿は、その意味するところを誰にも悟られないまま、放置されていた。 2018年3月10日、土曜日の昼下がり。 滋賀県、琵琶湖の南側の野洲川南流河川敷で、両手、両足、頭部のない、体幹部だけの人の遺体が発見された。遺体は激しく腐敗して悪臭を放っており、多数のトンビが群がっているところを、通りかかった住民が目に止めたのである。 滋賀県警守山署が身元の特定にあたったが、遺体の損傷が激しく、捜査は難航した。”
母という呪縛 娘という牢獄 | 齊藤 彩 |本 | 通販 | Amazon より 主人公・あかりの日記・手紙・LINEなどを基にして、裁判の記録も本人との交流(手紙など)を経て、完成した本である。 10年に及ぶ受験勉強は熾烈で地獄だったのだ、と思えた。 常軌を逸した犯罪行為であるが、抑うつされた境遇を思うとあかりに気持ちを寄せてしまう。 母という呪縛 娘という牢獄 [ 齊藤 彩 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.05.26 14:28:31
コメント(0) | コメントを書く
[読書] カテゴリの最新記事
|
|