小池都政 三選出馬に関して思う ②
小池百合子 - Wikipedia小池百合子氏の大学卒業詐称問題はもはやどうでもいい。彼女の大学卒業の真偽はともかく、すでに2期東京都知事を務めている。この2期の功績はどうだったかを考えるべきである。とはいえ、もちろん大学卒業が詐称であったならば辞職するなり陳謝すべきである。都民に対して嘘偽りを騙っているならば。嘘偽りかどうかは小池氏自身が知っている。私が知るうえで小池百合子氏の都知事としての功績は何もないと感じる。もしなにかしら多大な功績があるならば文句なしに三期目もゆだねる。ところが二期目さえ躊躇した。公約はほぼ何もなしえていないからである。しかし、小池氏は二期目続投となった。ひとえに対抗馬がいなかったからといえる。また、知名度とマスコミ、マスメディアの対応の的確さが彼女の無策を覆い隠したともいえる。結果として判断ミスもあった。オリンピックでのマラソンを北海道へ変更したこと(北海道は暑かった)。豊洲移転は延期しただけなど。そして、神宮外苑再開発におけるイチョウ並木の伐採である。都庁のプロジェクションマップの無駄遣いも非難の的である。ただ、コロナ禍の中での都政の運営は未曽有(みぞう)の出来事でもあったので小池知事の旗振りで対応が進んだところもあったかと思える。あの時の獅子奮迅ぶりは称えていいのかもしれない。話はかわるが、政治の世界において長期政権は良くない。これは歴史が証明している。ゆえにアメリカは大統領を三選禁止とした。(禁止としたが、大統領引退後は政治の場から引退したとしても元大領領として外交をはじめ各種業務を行わなければならない。また、終生ボディガードが付き、手当も支払われる。日本の元総理は引退後、ただの人なのだろうか)長期政権となったロシアも中国もよろしくない。三選禁止としたアメリカも負けを認めないトランプ氏によって混乱している。自分の辞書に勝利しかない人は困ったものだ。アメリカ大統領選で実質勝っていたかもしれないのに潔く敗北を認めたゴア氏の爪の垢を煎じて飲ませてほしい。話を小池百合子氏に戻すと、三選はない。新しい都知事を望む。