エッセイ人間50年、その後…⑳
今年数えて映画ファン歴50年となった。つまり来年で満50年を迎える。50年間、テレビ、映画館で映画を見続け、ビデオ、DVD、ケーブル、配信と新たな媒体でも見るようになり、ついにはスマホでも見るようになった。昔に比べれば、安易に映画に触れられるようになったと思う。また、フィルムからビデオでも撮影できるようになり、スマホで撮っても普通の画像は映画に見劣りしないものが撮れるようになった。良いことだ。さて、長らく映画鑑賞してきたが、この先、長生きすれば別だが、平均寿命ではあと20年足らずしか映画を見られない。なるべく駄作にあたることなく良作ばかり見たいものである。とはいえ、晩年になるであろう映画人の作品は見続けようかと思う。倍賞千恵子と木村拓哉が実写映画初共演 山田洋次監督『TOKYOタクシー』11月21日公開へ|Real Sound|リアルサウンド 映画部二人いる。一人は、今や古き良き映画全盛期を知る著名映画監督、山田洋次監督である。1931年生まれの94歳。最新作は「TOKYOタクシー」。これはヒットしたフランス映画「パリタクシー」を原作としており、山田監督が翻案して映画化。「パリタクシー」が素敵な良い作品だったので、リメイクものは見たくないのだが、山田監督があと何本映画を撮れるのか。黒澤明監督が83歳での遺作「まあだだよ」を映画館で見逃したまま、いまだに見ていない。そんなことのないように映画館で「TOKYOタクシー」を見たいと思う。吉永小百合、天海祐希からの500文字メールに励まされる 主演映画「てっぺんの向こうにあなたがいる」合同会見今一人は吉永小百合。1945年生まれの80歳。とても80歳の役をするようには思えない。先人の田中絹代をお手本に生涯現役を標榜し、映画出演を続けている。新作「てっぺんの向こうにあなたがいる」は見てみたい作品である。彼女のスター性からなかなか現在の実年齢に近いおばあさんの役を演じることはないけれど、かくしゃくとした老人を演じる彼女はどのようなものか気になる。あと10年は見られるだろうか。すでに老齢であり、いつ映画に幕を下ろすかもしれない。この二人の作品は今後見に行こうと考えている。