|
テーマ:70歳の青春(503)
カテゴリ:健康
本来は、血圧の高い人が高血圧治療を 受ける必要があって、受けない人より 死亡率が低くなるべきであるが 血圧レベルの高い人ほど、高血圧治療により 死亡率が高くなるという皮肉な結果になっています。 最近の血圧目標値が低すぎるため無理な治療が 死亡率を高めている可能性を示しています。 140/85近辺の人の場合、治療を受ける人と 受けない人の死亡率は変わりませんが、 140以上の人で、140まで下げるため治療を 受けてる人の死亡率は血圧レベルに応じて 死亡率が上がっています。 180の人では死亡率は5倍という結果が でています。 薬剤の市販後調査研究として行われた 研究では血圧の下げ過ぎにより 脳梗塞および死亡率が上昇することが 確認されています。 又高齢者では血圧降下剤により日常生活能力が 低下する薬剤副作用がでやすいとの報告があります。 ●血圧降下剤使用者は、非使用者に比較して 同じ血圧レベルでは自立度が低い (寝たきり老人の増加) ●血圧降下剤は転倒による骨折リスクになる (厚生労働科学研究の報告) ●75歳以上では74歳以下の人に比べて 2~3倍の薬剤有害作用が発生してる (社会保障審議会医療保険部会資料より) ではどうしたらいいのか 結論 65歳以上の人で血圧180以下の人は 血圧降下剤を飲まないこと (病的症状のある人は別) 180の根拠は浜六郎、大櫛陽一の著書参照 参考書籍 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[健康] カテゴリの最新記事
|