人にある「花」って
あるんですよね・・・
背も高くない
格好もよくもない
美人やハンサムってわけでもない
学校の勉強の成績もパッとしない
何一つズバ抜けてるものがない・・・
だけど
いないと寂しい人ってないですか?
人の「花」って
言葉で表すと
やっぱり
「持ち味」だったり
「人柄」だったり
「人徳」・・・「雰囲気」
っていうのかな???
世阿弥が語った能の稽古の『風姿花伝』にも
そうそう・・・ありましたよね
その時々の幽玄美・・・
「奥深く微妙で容易にはかり知ることができない、味わい深さ」
なるもの
若いのはそれだけで「花」
だけど
年を重ねてもその雰囲気には「花」が確かにある・・・
奥ゆかしさというんでしょうか・・・
人に「花」を持たせられるっていうのも
これも「花」なんですよね・・・
「花」にみえるあの癒される雰囲気
優しさ
懸命に咲く力強さ
触ると萎えてしまいそうな弱さ
も
自然の中に咲く花に
自分の心を写すこと
それは
「花」と人が
重なり合うことなのかもしれないですよね
人の人柄に咲く「花」を
自分の中にも
咲かせてみたい
これも
然りだよね・・・・