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☆木漏れ陽の中のちーたんコ☆

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June 19, 2007
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カテゴリ:BREAK
松明は目先を照らすもの

幕末の剣豪で知られる千葉周作が、
ある夜、門弟を数人連れて品川へ魚釣りにでかけた時のこと。
松明の明かりで魚を求めていくうち、方角を見失なってしまう。
どちらが陸かわからなくなってしまったため
多くの松明をどんどん燃やすのですが
陸の方向は全く見当がつかないまま…
あせりながら海上をさまよううちに頼っていた松明も尽きる。
いよいよこれまでかと観念したとき…
窮すれば転ず、転ずれば通ずというんですね
あたりが真っ暗になるにつれ、闇の中にくっきりと
濃い陸地の影が見えてきたというもの。
後日、この周作はその体験を知人の漁夫に話すと
漁夫は
「先生らしくもないことです。
松明で陸は見えませぬ。
松明は足元を照らすもの。
遠いほうを見る時は、かえってその光がじゃまします。
そんなとき私たちは、わざと松明を消します」
と言ったとか…

確かに
松明にたよっている間は、遠い陸地は見えない。
目先に一喜一憂していては
遠大な未来を見とおすことはできない。
という話なんですが

困難にあった時にこそ
冷静に困難を受け止め
そこから生まれる今から
次の判断をする…

大切な教訓だと思った









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Last updated  June 19, 2007 10:23:14 AM
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