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真理を求めて

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2002.08.26
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今日は久しぶりに音楽とは関係ないことを書く。昨日は、子供相手に仮説実験授業を用意しておいたのに、残念なことに子供がいなかった。それで、コーヒーを飲みながら哲学談義をしてきた。根本問題の唯物論と観念論について。

この問題は、哲学的には僕は決着がついていると思っている。主観と客観の関係で、客観的な物質が存在するから、主観という心が生まれるのであって、まず心が先にあって、その心が客観的な存在を生み出すのは、文学とSFの世界だけだ。

でも、主観の世界は、客観の世界よりもおもしろいことがあるから、人々は観念論も忘れることが出来ない。僕も、基本的には唯物論者だけれど、観念論に身をゆだねている方が楽しいときは、唯物論者であることを忘れている。

若い卒業生と話をしたときに、恋愛の哲学という話になった。恋愛をするときに、自分が好きになった相手が世界で一番きれいだと思うのは、これは主観の世界の話だけれど、それは自分の主観ということでいえば真実を語っているわけだ。人がどう思おうと関係ない。客観なんか無視して、主観の世界に浸りきった方が楽しい。

だいたい、好きな人が一番ステキに思えないような恋愛なんかしてもつまらないだろうといったら、意外な答えが返ってきたと思ったのか、笑われてしまった。

結局僕の結論は、恋愛の時は観念論の方が楽しいので、観念論で行くべきだということだ。正しいか正しくないかじゃなくて、楽しいか楽しくないかを基準にしたら、観念論の方が楽しい。主観の世界に浸る方が楽しいものだ。

唯物論者でいたいときは、その考えている問題が、正しいか正しくないか、真理であるかないかを問題にしているときだ。いくら好きでも、真理でなければあきらめなければならない。そういう問題を考えるときは、唯物論者でいた方がいい。

昨日は久しぶりに哲学青年に戻った。





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最終更新日  2002.08.26 09:27:57
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