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カテゴリ:業務ネタ
「司法書士と行政書士を兼業しています。」
プライベートでこのような自己紹介をすると、 「司法書士や行政書士って何ですか?」 と尋ねられる確率がかなり高いです。 両方とも一般の方には馴染みの薄いマイナーな職種ですが、 まずは「司法書士」について書いておきます。 「司法書士」とは、誤解を恐れずに簡単に言えば、 「裁判所と法務局に関係する専門業者」です。 より正確に言えば、 裁判所や法務局に提出する書類を 本人の代わりに作成したり提出したりすることを 専門に請け負っている業者です。 裁判を起こす場面や不動産を登記する場面などで 本人に代わって書類を作成したり提出したりしています。 建築業者さんのような 生活に役立つ形の有る物を作る仕事はしていません。 一般の方には書かれている内容がよく分からない類の書類を扱い、 その書類に記載される一字一句に神経をすり減らす仕事をしています。 一般の方にとって大変分かりづらい仕事です。 「子どもの将来なりたい職業」のランキング上位には絶対入りません。 ですが、私はこの仕事が大変気に入っています。 司法書士が扱う書類は、裁判所や法務局の作用を通じて、 依頼人を初めとする多くの人々の人生に関わってきます。 自分が扱う書類が人々の人生に間接的に与える影響を想像しながら 日々書類を扱っているので、決して退屈しません。 こちらは日頃お世話になっている地元の法務局です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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